親だから伝えたい話しておきたい子どもへのアドバイス

2021.06.04

授業参観に親が来るのを恥ずかしがるとき

授業参観に親が来るのを恥ずかしがる場合は、親の気持ちや考えが伝わる言い方をしてみる

小学校高学年くらいになってくると、授業参観に親が来るのを恥ずかしがる場合が出てきます。


親が来ても目を合わさないようにしたり、最初から「来ないで」と釘を刺されたりすると、「恥ずかしいだけかしら、本当に来てほしくないのかしら」と迷いますね。学校行事のときには「必ず来てね!」と言って、あれほど楽しみにしてくれていたのに、と寂しい思いをもつこともあるでしょう。

けれど、少しずつ親から離れていこうとして、確実に成長してくれているのだなという気持ちで受け止めてみてください。


本当は来てほしいけど、来ると恥ずかしい気がする。笑いかけられたり声をかけられたりすると、友だちの手前、子どもっぽく見えそうで嫌だ。そんな気持ちが育っているのだから、逆に頼もしいと言ってもいいくらいです。


ただ、いきなり行くのをやめる必要はありません。ちょっと自分の態度を振り返って、少しだけ距離を置いたふるまいをするようにしてみましょう。

親から話しかけて授業参観に来るのが嫌な理由を聞いてみる

具体的に、どんなところが気になっているのかを聞いてみてもいいですね。

意外に「おしゃれすぎる洋服だから嫌だ」とか「隣のお母さんとしゃべってばかりいるから恥ずかしい」とか、思いもかけない理由があるのかもしれません。

お母さんは授業参観に行くの楽しみにしているんだけどなと伝える

親の側の気持ちを伝えてもいいですね。

これから思春期に向かうなかで、ただ距離を置くようになったり口をきかなくなったりするよりも、素直な気持ちを言葉で伝えあうほうが安心して親離れ、子離れができていくものです。

あなたのクラスの様子を知りたいから、見に行くね

子どもべったりで見に行くのではなく、クラスや先生との授業の様子を見たいのだ、というように伝えてみましょう。

ポピー子育ておうえん隊編集部より

授業参観に親が来るのを恥ずかしがるときの、3パターンの声かけ方法についてご紹介しました。

お子様の様子をみながら使い分けてみるのもいいですね。

 

子育ておうえん隊では、その他に子どもとの接し方でよくあるお悩みについてもご紹介しています。

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