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ヒゲおやじ先生の脳コラム

篠原菊紀先生
2007年3月号 入学・進級、基本は信頼
ほほえみお母さん&お父さん」3月号より
子どもたちはさまざまに区切りを迎える春は、心配が増える季節でもありますよね。でも大丈夫!私たちの脳はそれを乗り越える力が備わっているようです。
4月はクライシス

4月はクライシスいよいよ来月は4月。進級、小学校入学と、お子さんにとって変化の季節がやってきます。
大きな喜びや期待と同時に、これまでとは違う環境、ポジションに、お子さんもお母さんも戸惑い、不安になることも多いでしょう。小学校不適応、小1クライシス、不登校などとドキッとするような言葉を耳にするとなおさらでしょう。

しかし、人の脳というものは、そんじょそこらの変化程度ではびくともしないほど柔軟でロバスト(強健)です。
進級、新入学どころか、天変地異、命の危機に直面するような変化に対しても、その変化に合わせたニュートロンネットワークをあっさりと作り出します。ことに子どもの脳ではそのくらいのことは朝飯前です。

脳を、お子さんの脳を信頼してください。
またあなたの自身の脳を信頼してください。
子どもほど柔軟ではありませんが、皆さんの脳とて変化に合わせたニュートロンネットワークを作り出すくらいのことは出来ますし、信頼に足ることだけのことはやってのけます。

不安の増殖

不安なのは不安の自己増殖です。
わずかな不安が不安を呼び、不安が不信を呼んで、不信が不安を呼ぶことです。
脳にはそうした不安を増殖させてしまう閉じた回路が存在してます。
以前イヤイヤ回路(2006年7月号)として紹介したものです。

脳の発達こいつが動き出すと不安な気持ちが不安な気持ちにつながるような記憶ばかり呼び出します。
記憶は呼び出された瞬間、もっとも不安定化しますから、呼び出された記憶がより強い不安色に染め替えます。
そういえばあれも心配・・・。

しかもその増殖は、一人の脳にとどまらず周りの脳に伝染します。
脳どうしが不安の増殖を始めます。
親の不安が子の不安となって、子の不安が親の不安となります。
脳内のバッドスパイラルが脳どうしのバッドスパイラルがこれまたバッドスパイラルを作り出します。

信頼が断ち切る

信頼が断ち切るこれを断ち切る一つの方法が「信頼」です。
子どもの脳の力を信じ、自分の脳の力を信じる。
今の力だけでなく、未来の解決力を信じる。

学校を、先生を信頼することも必須です。さまざまな事件や出来事から、学校や先生への不信感が募るのはよくわかります。
しかし、それでも信頼は重要です。
少なくとも、学校や先生へのこれからへの信頼をなくしてしまえば、新たなバッドスパイラルが生じてしまいます。

きっと解決してみせる脳の未来を信じると、脳は勝手に解決を見つけてくれます。そんなものです。
そうやって人類は数百万年を過ごしてきたのですから。

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