親だから伝えておきたい話しておきたい子どもへのアドバイス
子どものおしゃべりが止まらない時にうるさいと叱っていませんか?
子どものおしゃべりが止まらない時は、タイミングを見極めて親の気持ちや考えが伝わる言い方で話をしてみる
食事中に「きょうね、学校でね」と話しはじめて、おしゃべりが止まらない。
食事をするのも忘れているから、「話すのはいいから、早く食べて」と言いたくなりますね。
あるいは、親が真剣になにかをしているときに限って、「折り紙できたよ。みてみて。これクマちゃんだよ」としつこく話しかけてくる。
「ちょっと待ってね」と言っても、気にもしないで「お母さんは、どっちが好き?」なんて話しつづける。
お話ししてくれる気持ちは大切にしたいけれど、「もう、うるさい!」と叱りたくもなります。
もっと、自分がいますべきことや、まわりの状況を考えてほしい、と思いますね。
そんなとき、子どもの話全部につきあう必要はありません。
ただ、最初だけはしっかり耳を傾けてあげてください。子どもにとって、大好きなお母さんが自分のほうを向いて、しっかり聞いてくれることが、どれだけ大切か。
しっかり話を聞いてもらって育った子どもは、他の人の話を聞ける人になるはずです。
子どものおしゃべりが止まらないときは、一度しっかりと話を聞いてしっかりと言葉を返す
いったん、しっかり話を聞いて、しっかり言葉を返してあげれば、子どもは満足できます。
上の空で聞いていては、子どもはしつこく話しつづけるか、あきらめて「お母さんは自分が嫌いなんだ」と勘違いしてしまうかも。
そのうえで「でもね、いまは食事の時間だから、ちゃんと食べてからつづきを聞かせて」など、どうすべきかを子どもに伝えてください。
今手が離せないから○○が終わったら聞くねと約束をする
なぜ親が話を聞いてくれないのか、子どもが状況を見て理解できるとはかぎりません。
ちゃんと説明して、「だから、これが終わったら聞くからね」などと、話を聞くつもりがあることを伝えておけばいいのです。
それっきり忘れてしまうような話ならそれでOK。
あとになって話してきたら、そのときはちゃんと聞いてあげましょう。
「いま、何をする時間かな?」と子どもに確認する
親が一方的に言うだけでなく、子ども自身が気づけば、行動も変わります。
「ごはんの時間だよ」と言えたら、「じゃあ、ごはんをおいしく食べようね。おしゃべりはあとで聞かせてね」と言ってあげればいいのです。
ふざけて「おしゃべりの時間!」などと返事をしたら、親の側も乗ってあげて「ブブー! ごはんの時間です!」などとじょうずにやりとりできるといいですね。
(ポピー編集部)もし、叱ってしまった場合の対策
辰巳先生からのアドバイスはいかがでしたでしょうか?
子どものおしゃべりが止まらない時は、タイミングを見極めて親の気持ちや考えが伝わる言い方で話をしてみましょう。
もし、おしゃべりが止まらず叱ってしまうこともあるかもしれません。
子どもを叱ったあとの切り替え方については、こちらのページで紹介しているのでご覧ください。
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子どもが思い通りにならないと大声を出すときのアドバイス ページ
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