やる気が出なくなるこの時期こそ、
たくさんの「ほめる」で自己肯定感をUP、学びのスイッチをON!
4月から始まった新学期。はじめは元気いっぱいの子どもたちも、GWを過ぎるとなんとなくやる気が出なくなってしまうもの。新しい友達や勉強、環境に慣れようとしてがんばってきた気持ちが、長期休みをきっかけにプツンと切れてしまう経験、大人にもありますよね?
調査でも、小学生の9割近くが「GWなどの長期休み明け、勉強のやる気がなくなった」と回答。子どもたちにとっては、新しい学習に対する焦りや不安が現れ、「やる気」が空回りする時期でもあります。家で勉強を始めても、集中力が続かずダラダラしたり、つい宿題を先延ばしにしたり…。
そんな時、「もっと集中しなさい!」「宿題したの?」なんて言葉は逆効果。かえって子どもの「やる気」を奪ってしまうことになるからです。調査では、「良い点数が取れた時」はもちろん、「ほめられた時」「好きな教科の時」に「勉強のやる気スイッチ」が入る子どもが多いようです。
小学生500人を調査
特に、子どもの疲れが出てきやすいこの時期には、親はできるだけ子どもの様子を見守ってやり、前向きな姿勢が見えた時には「ちゃんとほめてあげること」が大切です。とは言っても、仕事や家事で忙しい親にとっては、子どものがんばりをちゃんとほめるって、なかなか難しいですよね…。
アンケートでも、子どもの勉強について9割以上のママが「ほめるようにしたいと思っている」と回答。一方で、半数以上のママが「ほめ方で悩んだことがある」ようです。
ママ500人を調査
多くのママは、「できるだけ子どもの様子を見守って、たくさんほめてあげたい。でも、忙しい毎日の中だとなかなかできない…」というのがホンネではないでしょうか。子どもをほめるって、実は大変なことなんです。だから、ママ一人だけでのがんばりすぎは禁物。みんなで子どものがんばりをほめるようにして、「勉強のやる気スイッチ」をONにしてあげましょう!
ママだけが、がんばりすぎない。
子どもの毎日の「がんばり」を、
みんなでほめてあげよう!
毎日の「がんばり」をみんなで認めて、
ほめ合える環境づくり。
小学生になって友達ができると、子ども同士の世界が広がり、他者の行動に対する共感力や協調性が高まります。そのため、親から言われる「勉強しなさい」より、「友達もがんばってる」「友達から認められたい」の方が、やる気につながることも。友達や仲間と一緒に学べる環境を整えてやることが大切です。
「勉強時間の長さ」より、
「続けてがんばれたこと」をほめて、
次の「やる気」に。
子どもの学習習慣化のためには、時間を決めて取り組むことが大切。ですが、親としては、つい勉強時間を長く設定してしまいがちです。まずは、勉強時間の長さは気にせずスタートする時間だけを決めて、集中力が続きそうな長さから始めてみましょう。大切なのは「3日間も続けて勉強できた」という継続性への達成感、成功体験を積み重ねていくことです。こうした日々のがんばりを親がほめてあげることで、子どもの自己肯定感が育まれ、やる気もさらにアップ。自然とチャレンジする意欲が湧いてくるはずです。
【調査概要】
- ■調査内容: 家庭学習に関する調査
- ■調査期間: 2024年2月16日~2月19日
- ■回答者数: 小学生親子500組
- ■対象者: 全国、小学生の子供を持つ母親
- ■調査方法: インターネット調査
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