やる気が出なくなるこの時期こそ、
たくさんほめるで自己肯定感をUP学びのスイッチをON!

4月から始まった新学期。はじめは元気いっぱいの子どもたちも、GWを過ぎるとなんとなくやる気が出なくなってしまうもの。新しい友達や勉強、環境に慣れようとしてがんばってきた気持ちが、長期休みをきっかけにプツンと切れてしまう経験、大人にもありますよね?

やる気が出なくなるこの時期こそ、たくさんの「ほめる」で自己肯定感をUP、学びのスイッチをON!

調査でも、小学生の9割近くが「GWなどの長期休み明け、勉強のやる気がなくなった」と回答。子どもたちにとっては、新しい学習に対する焦りや不安が現れ、「やる気」が空回りする時期でもあります。家で勉強を始めても、集中力が続かずダラダラしたり、つい宿題を先延ばしにしたり…。
そんな時、「もっと集中しなさい!」「宿題したの?」なんて言葉は逆効果。かえって子どもの「やる気」を奪ってしまうことになるからです。調査では、「良い点数が取れた時」はもちろん、「ほめられた時」「好きな教科の時」に「勉強のやる気スイッチ」が入る子どもが多いようです。

小学生500人を調査

GWなどの長期休み明け、勉強のやる気がなくなった 経験なし10.6% 経験あり89.4%
勉強のやる気スイッチが入るのは? 1位 良い点数が取れた時54.4% 2位 ほめられた時44.0% 3位 好きな教科の時40.8%

特に、子どもの疲れが出てきやすいこの時期には、親はできるだけ子どもの様子を見守ってやり、前向きな姿勢が見えた時には「ちゃんとほめてあげること」が大切です。とは言っても、仕事や家事で忙しい親にとっては、子どものがんばりをちゃんとほめるって、なかなか難しいですよね…。
アンケートでも、子どもの勉強について9割以上のママが「ほめるようにしたいと思っている」と回答。一方で、半数以上のママが「ほめ方で悩んだことがある」ようです。

ママ500人を調査

ほめたいママが9割以上! ほめるようにしたいと思っているが、ほめ方で悩んだことがある55.4% ほめるようにしたいと思っていて、ほめ方で悩んだことはない39.0% ほめるようにしたいと思っていない5.6% ほめ方に悩むママは半数を超える!
ほめ方のお悩み どのタイミングで、どんなふうにほめてよいのか分からない… ほめていたのに、結局ダメ出しをしている時がある… 過程に対してほめるのが良いとは思うが、なかなかそうはできずに結果を見てしまう… こちらが気づいてほめたポイントが本人にハマらず効果を感じられなかった… 勉強に取り掛かるまで時間がかかり、まず急かすことから始めてしまうため、その後、素直にほめてあげられない…

多くのママは、「できるだけ子どもの様子を見守って、たくさんほめてあげたい。でも、忙しい毎日の中だとなかなかできない…」というのがホンネではないでしょうか。子どもをほめるって、実は大変なことなんです。だから、ママ一人だけでのがんばりすぎは禁物。みんなで子どものがんばりをほめるようにして、「勉強のやる気スイッチ」をONにしてあげましょう!

ママだけが、がんばりすぎない。
子どもの毎日がんばり
みんなでほめてあげよ

毎日がんばりをみんなで認めて、
ほめ合える環境づくり。

小学生になって友達ができると、子ども同士の世界が広がり、他者の行動に対する共感力や協調性が高まります。そのため、親から言われる「勉強しなさい」より、「友達もがんばってる」「友達から認められたい」の方が、やる気につながることも。友達や仲間と一緒に学べる環境を整えてやることが大切です。

毎日の「がんばり」をみんなで認めて、ほめ合える環境づくり。

勉強時間の長さより、
続けてがんばれたことをほめて
やる気に。

子どもの学習習慣化のためには、時間を決めて取り組むことが大切。ですが、親としては、つい勉強時間を長く設定してしまいがちです。まずは、勉強時間の長さは気にせずスタートする時間だけを決めて、集中力が続きそうな長さから始めてみましょう。大切なのは「3日間も続けて勉強できた」という継続性への達成感、成功体験を積み重ねていくことです。こうした日々のがんばりを親がほめてあげることで、子どもの自己肯定感が育まれ、やる気もさらにアップ。自然とチャレンジする意欲が湧いてくるはずです。

「勉強時間の長さ」より、「続けてがんばれたこと」をほめて、次の「やる気」に。

得意科目の学習が
やる気アップと集中力が続く秘訣。
まずは楽し家庭での学習習慣
身につけよう!

では、子どもに「家庭での学習習慣」を身につけさせるにはどうすればいいのでしょうか?まず大切なことは、「やらなきゃ」ではなく「やりたい」という子ども自身の学習意欲です。自分の「得意科目」や「好きなこと、興味のあること」を中心にすると、習慣化しやすくなります。親としては「苦手科目」も気になるところですが、まずは「得意科目」から始めて学習への自信と集中力をつけさせ、「他の科目もやってみようかな」というチャレンジ精神につなげるようにしましょう。

「得意科目」の学習が、やる気アップと集中力が続く秘訣。まずは楽しく「家庭での学習習慣」を身につけよう!

【調査概要】

  • ■調査内容: 家庭学習に関する調査
  • ■調査期間: 2024年2月16日~2月19日
  • ■回答者数: 小学生親子500組
  • ■対象者: 全国、小学生の子供を持つ母親
  • ■調査方法: インターネット調査

Copyright © Shingakusha Co., Ltd. All Rights Reserved.