夏休み中に学習習慣化を!
そろそろ「サボり癖」が出る季節...。
夏休み、
子どもの生活習慣を要チェック!
友達と遊ぶ機会が増えるにつれてスマホやゲームなどの誘惑も増え、ついつい宿題は後回しに…。親としては、思わず「宿題したの?」「勉強したの?」と口出ししたくなってしまいますよね。でも、そこはこらえてグッと我慢!

子どもは「サボって当たり前」!?
そもそも、まだ成熟していない子どもは「サボって当たり前」。アンケートでも、小学生の9割以上が「宿題を後回しにしたり、勉強をサボったりしたことがある」と回答しています。その要因の第1位は「やる気が起きなかった」という曖昧なものですが、それに次ぐ理由として「テレビ、ゲーム、スマホ」が挙がっています。



8割以上のママが「夏休みでの
生活習慣の崩壊」に悩んでる!?
子どもたちの自由時間が増える夏休み。親としては、夏休みだからこそ、家庭での学習習慣を身につけて有意義に過ごしてほしいところですが、実態はその逆…。夏休みは、子どもの生活習慣がさらに崩れてしまう家庭が多いようです。



生活習慣が崩れる内容としては、「朝の起床時間」が約半数、「夜の就寝時間」も約3割という結果に。夏休みは学校がなく、1日の生活サイクルが変化するため、「遅寝、遅起き」になりやすい傾向があります。また、「ゲーム」「テレビ」「スマホ、タブレット」などの利用時間が増加することで、「決められた時間に勉強しなくなった」「学習時間が短くなった」「宿題が終わらない」など、学習への悪影響に悩む親も多いようです。
夏休み、子どもの生活習慣を
崩させないためにはどうすれば...?
まず、夏休み中の生活スケジュールを親子間で話し合い、「朝の起床時間」と「夜の就寝時間」を決めておくことが大事です。特に、起床時間が遅くなると1日中ダラダラと過ごしてしまいがちなので、朝の時間を大切にしましょう。また、小学生の子どもにとっては、家庭で「いつ」「何を」「どのように」学習すればいいのか分かりづらいもの。自分で決めるのは難しいため、親が決めてあげるといいでしょう。子どもの性格やタイプに合わせて、習慣化しやすい方法を試してみるのも有効です。

サボりタイプ別「学習習慣化」の第一歩
「うっかり後回し」タイプ
テレビやスマホなどを見ているうち、ついつい勉強が後回しになって、うっかり1日が終わってしまうタイプ。生活スケジュールの中で「学習に取り組む時間」を決めて、ルーティン化するようにしましょう。

「苦手意識」タイプ
勉強への苦手意識や苦手科目があるせいで、何をやっていいのか分からず、ほったらかしにしてしまうタイプ。まずは好きな科目、得意なテーマから始め、「自学ノート」を作って楽しみながら取り組むといいでしょう。

「集中力が続かない」タイプ
教科書やノートを開いてはみたものの、気が散って落書きをしてしまうなど、何も進まないタイプ。一人だと集中力が続かない場合は、友達と一緒に勉強するのも手。時間を決めて、集中して取り組んでみましょう。

「真面目さん」タイプ
勉強するとなると「真面目にやらなくちゃ…!」と気負ってしまい、やる前から疲れてしまうタイプ。最初は短い時間で構わないので、「毎日続けること」を目標にして、「続けられていること」をほめるようにしましょう。

家だと勉強の集中力が
続かない子ども・・・
どうすればいいの?
家での勉強は、テレビやゲーム、スマホなどの誘惑も多く、子ども一人だけではどうしても集中力が途切れがち。そんな時は、「同年代のお友達と一緒に勉強する」ことも有効です。「あの子も勉強してる」「みんなも勉強してる」と認識できると、自分もやろうという自発的な気持ちが芽生えます。
また、子ども同士で刺激し合える環境があることで、「もっと頑張ろう」というモチベーションアップ、「しっかり続けよう」というステップアップのきっかけにもなります。大事なのは、子どもの「やる気」が出やすいように、学習環境を整えてあげることです。

【調査概要】
- ■調査内容: 家庭学習に関する調査
- ■調査期間: 2024年2月16日~2月19日
- ■回答者数: 小学生親子500組
- ■対象者: 全国、小学生の子供を持つ母親
- ■調査方法: インターネット調査
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