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今月号のみどころ

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年長さんの実験では、『わぁくん』の生活ページに取り組んでいるときと、『ドリるん』の間違い探しや迷路、指なぞりの課題に取り組んでいるときの脳活動を測定しました。

生活ルールの学習も 脳のトレーニング 『わぁくん』生活ページ

あおどりわあくん
「あぶない こは だれ?」

街のイラストを見ながら、危ないことをしている子を探して、シールを貼るページ。

  • 測定結果
  • 結果解説

●空間的に配置されたイラストから危ないことをしている子を探すため、注意、空間認知、画像的なメモにかかわる部位の活動が高まっています。

●シールをどこに貼ろうかという運動のプランニングにかかわる部位や、運動野や体性感覚野の活動も高まっています。

あおどりわあくん
「くつひもむすび」

穴があいているくつの台紙にくつひもを通して、ちょうちょ結びの練習ができるページ。

  • 測定結果
  • 結果解説
測定結果

●左脳のウェルニッケ野の活動が極めて高く、お母さんの説明をよく聞いていることがわかります。

●右脳の活動が活発で、空間的な位置関係を確認しつつ、映像的に手順を記憶し、時系列的に変化をとらえようとしていることがうかがわれます。

篠原菊紀先生 交通ルールの学習やくつひも結びなどは、社会性のトレーニングであって、あまり脳とはかかわらないと思われがちですが、実際には「あぶない こは だれ?」や「くつひもむすび」での脳活動を見ると、立派な脳のトレーニングであることがわかります。「あぶない こは だれ?」では、空間的に配置された子どもたちを見つけながら、その行動を判断しているので、右の背外側前頭前野と、左の背外側前頭前野から前運動野が強く活動しています。
 また、「くつひもむすび」では、お母さんから手順などの指示をよく聞きながら(左のウェルニッケ野)、空間的な位置関係を記憶しつつ、くつひもを結んでいます。学習性が際立つように教材を工夫しているせいもありますが、生活ルールの学習は、それ自体脳トレである側面があることは忘れないほうがいいでしょう。だからこそ、発達段階に合わせた適切なしつけ、生活ルールの教え込 みは必要なのです。

画像を記憶しながら、想像力を働かせて 『ドリるん』分類/間違い探し

かいて みよう! かいて みよう! かいて みよう!
分類 絵の間違い探し 挨拶の間違い探し
  • 測定結果
  • 結果解説
測定結果

●右脳が強く活動していて、脳に条件や画像的なイメージを記憶しながら活動を行っていることがうかがわれます。

篠原菊紀先生 「分類」や「間違い探し」の課題は、画像的に“見つける”課題になっているので、右の脳が特に強く活動しています。その中でも右の背外側前頭前野の活動が高まっており、脳に画像的なメモを置いては考えている姿が見てとれます。また、想像性にかかわる左右の角回が活動を高めており、これらの課題の中で物語性を読みとっていることが推察されます。

知的機能の基礎にもなる 「調整力」 『ドリるん』迷路/指なぞり

かいて みよう! かいて みよう!
迷路 指なぞり
  • 測定結果
  • 結果解説
測定結果

●注意力にかかわる部位と運動をコントロールする部位の活動が高まっています。

篠原菊紀先生 ポピーでは迷路をなぞる課題を多用し、遊びの中で注意力を高めようとしています。また、細くなる迷路やカクカク折れる迷路、湾曲する迷路をなぞることで、運動の微細なコントロールにかかわり、知的機能の基礎にもなる 「調整力」 を高めることをねらっています。結果、ひらがななどの運筆がうまくなります。
 実際、こうした課題を行っているときの脳活動を見ると、注意力にかかわる右前頭葉の上部や手の調整にかかわる前運動野、運動野、体性感覚野が強く活動していました。特に今回の改訂版での新案「両手なぞり」では、一段上の注意力が要求されるため、注意力にかかわる右前頭葉上部の活動がより高まっていました。今回の測定方法では示せませんが、こうした課題で運動の微細なコントロールや知的機能の基礎にもなる大脳基底核や小脳も活性化するものと思われます。

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