俳句コンテスト2016

入選作品の発表!

最優秀作品

作者のおばあさんが毎年干し柿を作られるのでしょうか。揺れる干し柿に優しいおばあさんの笑顔が重なります。日の当たる縁側で、甘い干し柿をほおばりながらお話しする、楽しい団らんの様子が目に浮かびます。

愛知県 3年 おんぷうさぎ

優秀作品

学校の帰り、それとも図書館で勉強した帰りでしょうか。夕暮れの紅葉が辺りを一層赤く染める映像が浮かびます。そんな中、お友だちと将来の夢など語りながらの帰り道は、まさに青春の1ページですね。

栃木県 3年 小林恵介

東京の浅草寺の鬼灯市は、毎年大勢の人でにぎわいます。鬼灯が秋、珊瑚玉が冬の季語ですが、オレンジ色の提灯のような袋が割れて現れた、鬼灯の艶やかな丸い実を珊瑚玉に例えた美しい句だと思います。

東京都 2年 渡邉早紀

秋風に季節の変化を感じ、足元を見ると落ち葉が動いて見えました。その下では多くの生き物が冬越しの準備をしています。「もぞもぞ動く」という表現は、そんな小さな命への優しさを感じさせます。

兵庫県 1年 秋もいい♡