俳句コンテスト2017

入賞作品の発表!

選者からひとこと

寒く厳しいことも多い冬ですが、ポピーっ子は、冬の楽しさ、美しさ、力強さなどをしっかりと感じ取っています。明るく、元気で、ほのぼのとした句が多く寄せられました。一句一句に、その子ならではの発見が素直な言葉で表現されていて、読みながら心があたたかくなりました。俳句を作ることで、ものの見方や感じ方が豊かになっていくのです。これからも、身の回りの小さな出来事にも心を動かして、俳句を楽しんでくださいね。

【全家研教育対話主事 長津 芳】

■ 最優秀句(1年~6年部門)

きれいな着物にかみかざり。かわいいおひめ様に変身です。おすましして、おぎょうぎ良くしている芽生さん、そして、芽生さんを囲んで家族がお祝いをしている姿がうかんできます。七五三、おめでとう!

まい落ちてくる雪。手ぶくろに受け止めると、キラッと光っては、スーっと消えてしまいます。ひとつぶ、そして、またひとつぶ。じっと見つめている日南子さん。雪の結しょうを「星のつぶ」としたところが見事です!

■ 優秀句(1年~3年部門)

のき先にきらきら光るつららを見つけました。取りたくて、とびあがったけれど届きません。そこで、お父さんにお願いしたのですね。お父さんは、一番長い立派なつららを、ひょいと取ってくださったことでしょう。

皮をむいたら、みかんのつぶが「こんにちは!」と顔を出しました。かたを寄せ合うように並んでいるみかんの子ども達。歌でも歌っているのでしょうか。仲良し家族にちがいありませんね。

雪だるまをつくろうと張り切っている様子がうかんできます。ごろり、ごろりと転がすたびに、どんどん大きくなっていく雪だるまを、「太る」と言い表したところがおもしろいですね!

枯れ葉がまいおどり、地面をおおっていきます。ふかふかに積み重なる様子を見ながら、冬眠に入るリスたちのことを思いうかべた杏凛さん。落ち葉の布団の中でリスたちは安心してねむることでしょう。

「わあい、雪だ、雪だ!」一面に広がる雪に子どもたちは大喜び。早速雪遊びを始めます。お母さんもさそったのに、車の中から出てきません。遊ばないなんてもったいないのにね!子どもと大人のちがいを言い当てた一句です。

■ 優秀句(4年~6年部門)

外は雪。木々をゆすりながらふぶく様子を、家の中からは家族四人がかたを寄せ合って見つめています。うっすらくもった窓辺に映る四人の顔がうかんできました。家の外と中の様子を比べたおもしろい一句ができましたね。

北風がふきあれてこごえそうな帰り道。でも、げん関を開けると「おかえり!」と家族の明るい声が。その一言で、北風のことなんかいっぺんに忘れてしまいました。家族の温かさには北風もとてもかないませんね。

静岡県浜松市にはめったに雪が降らないのだとか。雪が降ってほしいと願う稜馬さんの気持ちが天に届いたのでしょうか。ほら!初雪が降ってきましたよ。何かいいことが起こりそうですね。

寒い冬。 ストーブのそばからはなれられません。 お気に入りの席を 「特等席」と名付けました。「わたしの席!」 と宣言されたら、もうだれもそこには座れませんね。 いや、 だれかがその席をねらっているかもしれませんよ。

いつもの庭がまっ白に!雪で何をつくろうかな?雪だるまに雪ウサギ、小さなかまくら…。家からもれるうす明かりがゆれて、わあ、雪まつりみたいですね!げん想的な景色がうかび上がってくる句になりました。