
かずあそび「いくつといくつ」
かんたん べんり 出先でもできる ちょっと知的な親子あそび
目次
幼少期の子どもにとっては「あそびがまなび」です。
楽しく取り組んで好きになることがいちばん!
親子で楽しく、かんたんに取り組めて、まなびが好きになる遊びをご紹介していきます。
かずあそび「いくつといくつ」
正しく数えるためには、まず、数を唱えましょう。次に、物を使って数える練習をします。
キャンディーや積み木などを目の前に置いて、1つ1つ数えていきます。
保護者も「1個、2個……」と、一緒に声を出しながら数えていくと、子どもにもわかりやすいですね。
最後に数えた数が、そこで数えたものの数であることを知ることができます。
そこで、いつでもどこでもできる指を使った数遊びを紹介しましょう。
●遊び方1.この指「いくつ?」
「今日は指を使って、数のあてっこをしましょう。
最初は私が指を出すから、あなたが指の数を答えてね」
▽この指「いくつ?」「やってみた!」動画1(約50秒)
親が指を見せて、子どもが答えるのと、
子どもが指を見せて、親が答えるのを,両方やってみましょう!
また、同じ数でも、いろいろな指の出し方があることも知りましょう!

▽この指「いくつ?」「やってみた!」動画2(約15秒)
●遊び方2.ビー玉を使って「いくつといくつ」あそび
今度は、ビー玉を使ってみますね。
ここにビー玉が5つあります。このビー玉を使って遊んでみましょう。
「私の両手には、ほらビー玉がありますよ。よく見てね」

※ビー玉以外でも、飴玉やクリップなど小さくて手でにぎりやすいものならOKです!
ビー玉を両手にわけて握り、
片方の手だけ握ったビー玉を見せて
「こっちの手にはいくつあるかな?」

「3つ!」
「当たり! すごい」
当たったら、ほめて楽しさアップ!

あたらなかったら
「おしい、もう一度考えよう!」
慣れてきたら、握るビー玉の数を6,7…と増やしていくといいですよ!
▽ビー玉を使って「いくつといくつ」あそび「やってみた!」動画(約30秒)
●遊び方3.たまごパックを使って「いくつといくつ」あそび
10のいくつといくつでは、卵パックを使うのがおススメです。
ビー玉を10個と卵パックを用意します。
10個のうちいくつかを卵パックに入れます。

「残りいくつ入るかな?」
●「いくつといくつのあそび」を楽しむと足し算・引き算の考え方に慣れる
小学校の算数で習う「足し算・引き算」」の基本となるのが「数の合成・分解」です
例えば、8+5を計算するとき、10を作るのに2を5から持ってきます。
この時に、8と2で10、2と3で5、という「いくつといくつ」の考え方を頭の中で処理していますが、いくつといくつはこうした考え方に慣れる意味があります。

その他「いくつといくつあそび」参考
※幼児教室「もじ☆かずくらぶ」の教え方の工夫です。参考あそび方はこちら