
とけいあそび~時計の読み方「何時かな?」②
かんたん べんり 出先でもできる ちょっと知的な親子あそび
幼少期の子どもにとっては「あそびがまなび」です。
楽しく取り組んで好きになることがいちばん!
親子で楽しく、かんたんに取り組めて、まなびが好きになる遊びをご紹介していきます。
今回の遊びテーマ:とけいあそび~時計の読み方「何時かな?」
手作り時計で「ちょうど〇時」や「〇時30分(半)」を覚えたら、5分刻みで長針の読み方を知らせましょう。
できれば長針と短針が連動して動く時計版を準備し、実際に長針や短針を動かしながら、時刻のあてっこをしましょう。

時計版見本:「小学ポピー1年生」とけいのおけいこセット時計版
「ちょうど〇時」や「〇時30分(半)」に親しみ、覚える遊びを『とけいあそび~時計の読み方「何時かな?」①』でお届けしています。
1.何時何分かな? あてっこ遊び
「ちょうど〇時」や「〇時30分(半)」の後は、いよいよ、3時5分や3時45分など、5分刻みの時刻の読み方に挑戦です。
でもその前に…
長針を動かしながら、〇分を読みましょう
★最初は長針だけの手作り時計を使って5とびの数え方に慣れましょう。

※長針だけの紙皿時計写真イメージ
長針を1・2・3…と動かしながら「5・10・15・・・・」と
声に出して数えましょう
★長針をいろいろな数字に合わせて、「何分かな?」をあてっこしましょう。

親「ここは何分かな?」
子「1だからは5分だよ」
親「すご~い!」

親「じゃぁ、ここは何分?」
子「えーっと、5・10・15…20分だ!」
親「あたり!」
こんな風にまず長針だけを使って、長針の読み方に慣れててきて…
長針がさしているところを見て、ぱっと答えられるようになるとすごいですね。
★何時何分かな 長針と短針が連動して動く時計版を使って
長針で〇分は読めるけれど、短針で〇時を読み取るのが難しいですね。
最初はゆっくり数えていきましょう。

親「これは何時かな?」
子「3時!」
親「正解!」

親「じゃあ、これは、何時何分かな?」
子「短い針は3のところだし、長い針は2のところだから 3時10分だ」
親「すごいね。じゃ次はこれ!よく見てね」

親「何時何分かな」
子「3時20分だ」

親「これは?」
子「3時半」

親「すごい! これは?」
子「3時…45分!」
このように、問題を出しながら、短針の動きに注目させましょう。
例えば3時5分の時の短針の場所と3時45分の短針の場所を比べて、どちらも短針が4を超えてない間は3時と読むことを知らせます。

最後、長針が一周すると、短針が次の~時を指すことが意識できます。

親「これは?」
子「長い針が12になったら、短い針もちょうど4のところに来た。4時だ」
文字盤が色分けしてある時計を使うとわかりやすいですね。

2.ジャンケンゲーム(5分刻み)
長針と短針が連動して動く時計版を人数分準備しましょう。
①スタートとゴールの時間を決めます(例えば12時スタート2時ゴール)

②ジャンケンをして勝った人が、長針を5分単位で進めます。

③先にゴールの時刻を超えた人が勝ちです。
「グリコ」のように、グーで勝ったら5分、チョキで勝ったら10分、パーで勝ったら25分進む!
こんなふうなルールにしても面白いですね。

慣れてきたら1分刻みで進めたり、スタート、ゴールの時間設定を変えたりしても良いですね。
ムリに教えなくても良いです。子どもからこんな言葉が出たらうんとほめてあげましょう!

3.時計を生活に活かそう
生活リズムを整えていくための時刻も、少し細かく〇時〇分で表すことができますね。


時計を見ながら、お子さんと約束の時刻を決めましょう。
時計に長針と短針を書き込んで、約束の時刻を見える化しておきましょう。
守れたら、カレンダーに花丸を付けていくなど、楽しみながら、生活リズムを整えていく工夫ができます。
とけいあそびで「時計の読み方」に親しんで…
時計を見ながら、お子さんと約束の時刻を決めましょう。
時計に長針と短針を書き込んで、約束の時刻を見える化しておきましょう。
守れたら、カレンダーに花丸を付けていくなど、楽しみながら、生活リズムを整えていく工夫ができます。
小学校では1年生の前半に「何時、何時半」の読み方、後半に「何時何分」の読み方、2年生で「時刻と時間」を学習します。

『小学ポピー2年生』ワークより
「ちょうど〇時」や「〇時30分(半)」に親しみ、覚えるあそびを『とけいあそび~時計の読み方「何時かな?」①』でご紹介しています。
小学1年生の算数で学習する「時計」、学び方のヒントを「算数のつまずき解消テク 口コミ大公開‼~低学年編~ つまずき解消テク② 時計」でご紹介しています。