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この本がうちのお気に入り♪ ~子ども向けオススメ絵本~
図書館や書店に行くと、子ども向けの本もいろいろ並んでいて、どれを選ぶか迷うことも多いですよね。そんなときに頼りになる、みなさんから寄せられたお気に入りの本をご紹介~!
投稿フォームより皆様のご投稿をお待ちしています!
ちいさいおうち
神奈川県 だいこん さん
私が幼稚園のころに出会い、何度も読んだお気に入りの1冊でした。季節や時代の移り変わりとともに、おうちのまわりの風景が変わっていく様子を見るのが好きでした。娘もまた幼稚園のころにこの絵本をいただき、読み聞かせをするようになりました。声に出して読んでみると、柔らかでやさしいリズムで言葉が綴られていて、子守唄のようでした。小学生になった今も、眠れないときにリクエストされます。寄り添って読んであげる幸せな時間。私たち親子をつなぐ大切な一冊です。

バージニア・リー・バートン 文・絵/石井桃子 訳/岩波書店/1,870円(税込)
なんのじゅうたい?
三重県 うさぎ さん
たくさんのはたらく車が出てきます! なぜ渋滞しているのか、その驚きの理由は…。

オームラトモコ/ポプラ社/1,650円(税込)

三輪車に乗った男の子が出くわした長~い渋滞。ベビーカーやら緊急車両やら全部で50台の乗り物が並びます。乗り物好きでなくてもとっても楽しめる絵本ですよ~。
カっちゃんカがつく たべものカタカナあいうえお
千葉県 りあ さん
カタカナを勉強中の5歳の娘と一緒にハマっている絵本です。ページごとに同じ文字から始まる食べ物がかわいいイラストで描かれているのですが、絵の中に隠れているものを娘と競争するように探しながら読み進めています。絵本のサイズも持ち運びにちょうどいいので、夏の旅行の際に一緒に持って行くのも良さそうです。

みねよう げんあん/さいとうしのぶ さく/リーブル/2,090円(税込)

『あっちゃんあがつく たべものあいうえお』の続編です。「ア」から「ン」までと、濁音、半濁音も含めて49音の食べ物が登場。同じ音で始まるもの探しもできて、何重にも楽しめますよ。
おだんごとん
山口県 板垣 さん
続編の『おだんごとんリベンジ』とともに、小1の子どもが大好きで、何度も読んでいます。男の子が「おだんご5本」と言いながら、お団子屋さんにおつかいに行きますが、途中で内容が変わってしまうところや、ギャグが満載で、子どもは最初から最後まで爆笑しながら読んでいます。読み聞かせが苦手な夫も進んで読み聞かせしてくれ、「おだんごごとん~」と親子で言いながら、楽しく読めています。

ガタロー☆マン 作/マガジンハウス/1,430円(税込)

落語に関心のある人なら「平林」のようなお話と言えば通じるかも。好き嫌いはあると思いますが、言葉のおもしろさが笑いとともに楽しめて、パパさんが進んで読んでくれるのも納得です。
はじめての日本のれきしえほん
静岡県 みや さん
歴史について絵でわかりやすくかいてあるので、年中の子どもでも楽しく学ぶことができます。「縄文時代!」「鎌倉時代!」など、声に出して楽しそうに読んでいます。

溝口イタル 作/山本博文 監修/パイインターナショナル/1,980円(税込)

縄文時代から令和まで、時代を象徴する景色と人々の暮らしがイラストで描かれている図鑑のような絵本です。時代の名称だけでも親しんでいると、興味の幅が広がるかもしれませんね♪
だめだめ すいか
千葉県 あしゅパパ さん
親子で大好きな絵本です。去年の夏に購入し、現在に至るまで毎日のように読んでいます。とにかく出てくるタヌキがかわいいです。ある場面の背中でしゅんとしている姿がかわいそうですが、最後は二人で楽しくスイカを食べられるのがすごく幸せな気分になります。この絵本を読んで、去年はたくさんスイカを食べました。くりぬいて、劇中に出てくるお化けも作りましたし、フルーツポンチなどにも挑戦しました。今年の夏も暑くなりそうなので、ぜひ本書を読んでスイカを食べてください!

白土あつこ 作・絵/ひさかたチャイルド/1,320円(税込)*品切れ中

じいじにスイカを届ける途中、タヌキと出会ったたっくん。いろいろ誘惑してくるタヌキから、たっくんはスイカを守れるか!? ドキドキ、やがて和める楽しい絵本です。現在品切れ中のようなので、図書館で見かけたら手にとってみてくださいね。
でんしゃ すきなのどーれ
奈良県 K.H さん
私も子どもも好きな絵本です。さまざまな都道府県の電車の車両が、正面や横向きで描かれており、◯◯鉄道という名称や車種も載っているのでおもしろいです。息子はこの本を破れるほど何度も読み、車種をたくさん覚えました。

岡本雄司 さく/福音館書店/990円(税込)

ぼくの小さいころにあったら、息子くんみたいに破れるほど見ただろうなという絵本! 図鑑のようだけど、顔、形、色などに分けて、「すきなの どーれ?」と呼びかけられます。子ども時代に電車好きだった大人も楽しめますよー♪
おかえし
千葉県 つるつるたまご さん
たぬきさん家族ときつねさん家族が、お返しをくり返すストーリーです。「おかえし」というワードがくり返し出てくるので、読むたびに子どもがきゃっきゃと喜びます。同じ音のくり返しは、どのお子さんにも楽しく響くように思います。

村山桂子 さく/織茂恭子 え/福音館書店/1,320円(税込)

たぬきさんの隣に越してきたきつねさんが引越しのあいさつにイチゴを持っていったことから、「おかえしの、おかえしの、おかえし…」とどんどん増えるお返し(笑)。私も大好きだった絵本です♪
たのしくことばが身につく!なぞなぞ1000
大分県 たけ さん
1年生になった息子がなぞなぞにハマっています。この本をおばあちゃんからもらって、うれしそうに読んでいます! 読む練習にも頭の体操にもなり、オススメです。

高橋啓恵 著/深谷圭助 監修/池田書店/1,067円(税込)

生き物、身近なもの、食べ物など五つのジャンル別に1000問のなぞなぞが載っています。子どもがなぞなぞにハマると親は相手が大変だったりしますが(笑)、この本には助けられそうですよ。
はらぺこブブのおべんとう
山口県 なおなお さん
わが家ではダントツ、これです。ブタのブブがスペシャル弁当をごほうびにもらうため、お弁当屋さんの配達をお手伝いするお話です。ラストのふかふかやまさんがお弁当を食べるシーンの「がりん ごりん ぼりん」が子どもたちに大ウケで、もう4年前に購入したのですが、小2のお姉ちゃんもいまだに大笑いして聞いてくれます。長すぎない本なので、最後まで集中して聞いてくれてオススメです。

白土あつこ 作・絵/ひさかたチャイルド/1,320円(税込)

お弁当屋のクマッチョさんはフタをする前のお弁当を見せながら配達を頼みます。最初は小さな小さなはちみつパイで配達先はアリさんでした。お弁当を見て、だれに届けるのか当てっこをするのも楽しいお話です。
むれ
沖縄県 がーひー さん
世の中のさまざまな群れのお話です。「ひつじのむれです。いっぴきだけ けがありません。」などの文章が出てきて、少しシュールな絵の群れから探すのですが、アリの群れだと、もー大変です(笑)。大人も一緒に読んで楽しんでほしいです。この絵本を保育園に持って行って、お友だちにすぐに答えを教えたくなるわが子です。

ひろたあきら さく/KADOKAWA/1,100円(税込)

群れの中から一つだけ違うものを探すというのが第一のお楽しみ。楽しく読み進めるうちに、違うということへの作者のメッセージも感じ取れる、おもしろくて素敵な絵本です。
はりねずみのルーチカ
福岡県 kk さん
「はりねずみのルーチカ」シリーズは、可愛らしいさし絵で読みやすく、登場人物それぞれにストーリーがあるところや、その時々の情景が目に浮かぶような素敵な表現がたくさん出てくるので、想像力をふくらませながら空想の世界に浸れるとっておきの本です。小学3年生の娘が、「この本はとても良かった。とてもいい話だった。えらく感動した。登場人物やストーリーがすごくいい」と何度もつぶやいていました。

かんのゆうこ 作/北見葉胡 絵/講談社/1,430円(税込)

画像はシリーズの1作目で、ルーチカと大の仲良しのもぐらのソルが森へ出かけて…というお話。ふしぎなフェリエの国のふしぎな生き物たちがくり広げる物語で、おすすめ年齢は小学校中学年から。すべての見開きに入っているイラストのファンも多いシリーズです。
はははのはなし
福岡県 みかん さん
語りかける言葉で書かれていて、子どもが毎日「読んで」と持ってきます。最後一緒に「ははは…」と「は」をたくさん言うのも楽しそうです。

加古里子 ぶん・え/福音館書店/1,320円(税込)

50年以上前に出版された、かこさとしさんのロングセラー絵本の一つで、読んだ記憶があるかたも多いのでは? 歯の役割や虫歯になるメカニズム、歯みがきの大切さが順序よく、わかりやすく描かれていて、食事や睡眠などの大切さも知ることができますよ。
ピカゴロウ
山口県 えなママ さん
まず絵がとってもかわいくて癒されます。太鼓を叩くシーンでは、娘(5歳)も一緒に叩いて盛り上がってます!

ひろただいさく ひろたみどり/講談社/1,430円(税込)

ひなちゃんのおうちにピカッと光った空から落ちてきたピカゴロウが、おうちに帰ろうと太鼓を叩いて大きな雲を呼ぶことに…。かわいいカミナリとひなちゃんのやりとりにほっこりなりますよ♪
おやおや、おやさい
栃木県 ひまわり さん
この絵本、オススメです! 親子で何度も楽しめます。いろいろな野菜が出場するマラソン大会(ハプニングもあり)のお話です。絵もかわいらしくて、お気に入りです。

石津ちひろ 文/山村浩二 絵/福音館書店/990円(税込)

「そらまめ そろって マラソンさ」「ラディッシュ だんだん ダッシュする」など、リズミカルな言葉とユーモアたっぷりの絵で野菜たちのマラソンが描かれます。さて、1等賞はだれの手に? 見どころ満載の楽しい絵本です。
わたしがあかちゃんだったとき
大阪府 マミー さん
年中の娘はこの絵本が大好きです。自分が赤ちゃんだったときのことを思い出しながら聞いているのか、なつかしく感じているのかわかりませんが、1週間に何度も読んでほしいと持ってきます! 親としても、子どもが赤ちゃんだったころの記憶がよみがえる本ですよ。

キャスリーン・アンホールト 作/角野栄子 訳/文化出版局/1,320円(税込)

自分が赤ちゃんだったときのことを聞く3歳の女の子に、お母さんが素直に説明していくお話です。見開きの左右に現在の姿と赤ちゃんのときの写真の絵が並んで描かれ、親子それぞれに思いをはせたり、やさしい気持ちになる絵本です。
「ポピフル」は月刊ポピー、全日本家庭教育研究会がお届けしている教育情報サイトです。
静かな田舎の丘の上に建つちいさなおうち。やがて道路ができ、高いビルが建ち…。原書は1942年に出版され、世界中で読み継がれている絵本です。