
子どもの行事、祖父母にどう関わってもらう?
じぃじ・ばぁばとのよい関係
子どもの行事に祖父母にどう関わってもらうのがいいか迷うパパ・ママ必見! 行事で無理なく絆を深める方法とは?
目次
入園式や発表会、運動会などの園行事、七五三などのお祝い事……。子どもの成長を感じる行事はたくさんあります。離れて暮らすじぃじ・ばぁばにも、こうした「成長の瞬間」を一緒に感じてもらえたら素敵ですよね。でも、どう声をかけたらいい? どこまでお願いしていい?と悩むパパ・ママもいるのではないでしょうか? お互いが気持ちよく関われる、無理のない距離感を探ってみましょう。

じぃじ・ばぁばの“関わりたい度”を見極めよう
ひと口に「じぃじ・ばぁば」と言っても、関わり方のスタンスは人それぞれです。「何でも手伝いたい!」というタイプもいれば、「見守る立場でいたい」という人もいるでしょう。
タイプを把握しておくとスムーズ
じぃじ・ばぁばにもそれぞれのペースや性格があります。
- イベント大好き、何でも参加したい派
- 静かに見守りたい派
- 声をかけられればうれしいけれど、遠慮がち派
「どんな関わり方を望んでいるか」をあらかじめ理解しておけば、押しつけにならず、感謝を伝えやすい関係を保てます。
たとえば、「お義母さんはイベント好きだから日程は早めに伝えよう」「父は人混みが苦手だから動画を送ることにしよう」といった調整ができると、トラブルも減ります。
無理をさせないことを第一に
長時間の行事や人の多い会場、屋外での応援は、じぃじ・ばぁばにとっては体力的に負担になることも。「せっかくだから来てほしい」という気持ちは大切ですが、「来られたらうれしい」「体調を優先してね」と気配りしつつ声をかければ、じぃじ・ばぁばも無理せず応じることができるでしょう。
情報共有は“早め&分担”でスムーズに
じぃじ・ばぁばに関わってもらうには、まず「予定を早めに伝える」ことが大切です。直前に連絡して、「都合が合わない」ということのないように配慮しましょう。
イベントスケジュールは事前に
園や学校から配布される年間行事予定や家族の記念日、習いごとの予定表などをもとに、半年~1年分の主要なイベントをあらかじめ共有しておくとよいでしょう。「〇月○日は運動会、〇月○日に発表会があるよ」「誕生日のある週末は空けておいてね」などと伝えておくと、じぃじ・ばぁばも予定が立てやすくなります。 行事が近づいたら「今のところこんな内容みたい」「服装はこんな感じで」「うちの子はこの競技に出るんだって」など、追加の情報を伝えると、じぃじ・ばぁばもより楽しみにしてくれるでしょう。
パパ・ママの間で“伝達係”を決める
パパ側のじぃじ・ばぁばにはパパが、ママ側にはママが伝えるなど、伝達係を決めておきましょう。そうすることで、伝え漏れや行き違いなどを防ぎやすくなります。
また、行事に対するスタンスもパパ・ママの間で話し合っておきましょう。たとえば誕生日や七五三などは「じぃじ・ばぁばと一緒に企画するのか」「やり方は自分たちで決めて当日は見に来てもらうだけにするのか」など、共通認識を持っておくといいでしょう。
会えなくても“気持ちは届く”――離れていても喜び合える工夫を
遠方に住んでいたり、体調の都合などで参加してもらえないとしても、「孫の成長を感じてもらう」方法はたくさんあります。
写真・動画で一緒に感動を共有
行事の写真や動画をあとから送るだけでも、じぃじ・ばぁばは喜んでくれるでしょう。メールやLINEはもちろん、操作が簡単なデジタルフォトフレームや写真・動画共有アプリも人気です。
コメント機能を使えば、「がんばったね!」「すてきだったよ!」といったじぃじ・ばぁばの温かい言葉も直接伝えられ、子どもも喜んでくれるはずです。
“当日だけでなく、準備の過程”も伝える
練習風景や本番前の様子を、短い動画やテレビ電話で共有するのもおすすめです。「かけっこの練習をしてるんだ」「明日がお遊戯会だよ」と話す孫を見るだけでも、じぃじ・ばぁばは一緒にワクワクしてくれることでしょう。
関わりを通して、子どもが“思いやり”を育む
じぃじ・ばぁばと関わる時間は、子どもにとって「家族のつながり」や「相手を思う気持ち」をまなぶ大切な機会でもあります。
お手紙を書いたり、動画を撮って見せたりする中で、「どうしたら喜んでもらえるかな?」と考える経験は、思いやりやコミュニケーションの力を育ててくれます。
また、パパ・ママがじぃじ・ばぁばに感謝の言葉を伝える姿を見ることで、子どもも自然と「ありがとう」を言えるようになります。
家族のやり取りの中に、“思いやりのリレー”が生まれていくのです。
“ありがとう”を伝えて、次につながる関係づくりを

イベントが終わったら、じぃじ・ばぁばに「来てくれてありがとう」「動画を見てくれてうれしかったよ」と、感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。
子どもからの「ありがとう」は最強の魔法
子ども自身から「ありがとう!」と伝えられるのは、じぃじ・ばぁばにとってなによりもうれしいもの。絵やお手紙をプレゼントするのもいいでしょう。たとえ短いメッセージでも、「成長しているんだな」と感じることができ、大切な思い出になるでしょう。
“次も楽しみ”につながる声かけを
行事は一度きりのイベントではなく、家族の思い出を積み重ねる機会になります。「次は〇〇の発表会があるよ」「また一緒に写真を撮ろうね」と愛情のこもった言葉を交わすことで、じぃじ・ばぁばとの絆もより深まります。子どもは温かい愛情に包まれて成長することができるでしょう。
まとめ
じぃじ・ばぁばとの関わりは、子どもの発達に大きな影響を与えます。特に、じぃじ・ばぁばから受ける愛情や安心感は、子どもの心の成長に欠かせない要素です。温かい愛情は、子どもに安心感を与え、自己肯定感を育む助けとなります。とはいえ、無理は禁物。大切なのは「無理のない距離感」と「思いやりのあるコミュニケーション」です。
近くにいても、離れていても、「一緒に喜びを分かち合う」ことはできます。電話での短いやり取りでも、子どもにとっては“温かい愛情”を感じる機会になるでしょう。行事やイベントを通じて、家族の絆を一層深めることができるはずです。
文/那須由枝 イラスト/シュクヤフミコ 編集協力/東京通信社
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