
やってみたら、すぐできる 親子で磨こう!「書く力」◆暑中見舞い◆
親子で磨こう!「書く力」
インターネットやSNSが普及した今、文字や文章を書く機会が減ったことで、子どもの学力への影響が心配されています。
そこで、ふだんの生活の中ですぐに取り入れられる「書く力」アップのための工夫をご紹介します!
書く力レッスン4
暑中見舞いを出そう!
書く機会としてぜひ活用したいのが、季節に合わせた「おたより」です。
今回は、夏のおたよりとして定番の「暑中見舞い」をピックアップ! 伝えたい相手に自分のことを書くことは、表現する力のトレーニングにもなりますよ!
まずは、暑中見舞いを出したい相手を決めましょう。おじいちゃん、おばあちゃん、お世話になっている先生、お友だち……どんな人に出したいか、話し合ってもよいですね。

出したい人を決めたら、書き始めます。「何を書けばいいの?」と思うかもしれませんが、これを押さえておけば、あとは自由です。
*あいさつ
*伝えたいこと
*相手を気遣う一言
メッセージを書いたら、あとは自分の好きなようにアレンジ。絵を描くのはもちろん、シールやスタンプで飾るのも楽しいですね。手形をとって、魚やタコの絵にするのもよさそうです。

(イラスト/あきんこ)
暑中見舞い(8月7日の立秋の前日まで)の時期が過ぎれば、残暑見舞い(8月8日〜8月末頃)でもいいですね。季節のおたよりを、楽しく書くことを目標にしてください。
レッスンのコツ
宛名は、お子さんの年齢に合わせて、自分で書かせるか、おうちの方が書くか決めるとよいでしょう。
住所は書けなくても、名前だけ書かせてあげると達成感が得られます。
暑中見舞いだけでなく、敬老の日、年賀状やクリスマス、誕生日など、機会があればメッセージを書くようにしましょう。
手紙文をつづるハードルが下がると、書く力も増していきますね。
次回も、簡単にすぐできるアイデアをお伝えします!