ドク親危険度チェック!!

ドク親危険度チェック!!

めざせ!ポピ親

「ポピ親」とは、ほどよい距離感でポジティブな子育てをする親というポピー独自の造語。

今どき親子の最適な距離感を一緒に考えませんか。

 今日、子どもと何を話した? どんなふうに子どもを叱った? もしかしたら、気が付かないうちに「ドク親」になっていたかも⁉ 一日の終わりに子どもとのやりとりを振り返ってみませんか? 

診断

診断は、20の項目をチェックするだけ!

下のオレンジのボタンから、簡単なフォームであてはまるものにチェックし、集計することができます。ご活用ください。(ポピーが作成したフォームへ移動します。)

診断してみる

□子どもがミスや失敗をすると、「なんで、できないの⁉」と思う。

□今日、子どもを「頭が悪い」「バカ」などと怒鳴った。

□テストや習い事の好成績は、「親のおかげ(=お金を出したり、協力したりしたから)」だと思っている。

□今日、子どもを褒めていない。

□子どもには、親の思い描く人生を歩んでほしい。


□今日、「あなたのため」と言った。

□勉強や進路などに、親が意見するのは当たり前だと思う。

□子どもの身の回りのことは、出来る限り、親がやってあげたい。

□子どもの友達関係は、ちゃんと把握しておきたい。

□子どものケータイ(スマホ)をこっそりチェックしている。


□今日、子どもを抱きしめたり、頭をなでたりしていない(スキンシップしていない)。

□子どもの世話は、正直、面倒くさい。

□子どもの世話よりも、自分の趣味や娯楽にもっと時間を使いたい。

□周囲の人から「いいお父さん(お母さん)」だと思われたい。

□「自分はしっかり考えているから、常に正しい判断ができる」と思っている。


□今日、子どもに自分の悩みや愚痴を聞かせた。

□子どもには、いつも自分の味方をしてほしいと思う。

□子どもが思い通りにならないと、泣いたり嘆いたりして、自分の気持ちを訴える。

□「私さえ我慢すれば…」「私が頑張れば…」が口癖になっている。

□「うちのお父さん(お母さん)は、すごくいい親」だと周りの人に言ってほしい。


□子どもの友達関係は、あまり気にならない。

□宿題や返されたテストのチェックはしない。

□子どもの体調は変化しやすいから、多少具合が悪くても、そのうち自然に回復すると思う。

□家の中が片付いていなくても、平気。

□親の都合で、夜、子どもだけで留守番させることがある。


診断結果

さて、診断結果は⁉

  A~Eのうち、3つ以上☑があったカテゴリーに注目!(複数あるときは、すべてをチェック!)
今日のあなたの「ドク親」傾向がわかります。

「子どもの人生=私(親)のもの」と考える傾向が強いようです。

 子どもがよい成績を上げたとき、「親がお金を出したから」「親が手伝ったから」と、自分の手柄だと思い込むタイプです。逆に、子どもが失敗したり、物事がうまくいかなかったりするときは、子どものせいだと思うのでは⁉

 そもそも、子どもはコントロールできないし、親がコントロールすべきものではないというところから考えてみる必要がありそうです。


 「子どものすべてを把握したい」と考える傾向が強いようです。子どもを心配するあまり、「まだまだ未熟だから守ってあげなくては」「親が世話をしてあげなければ…」と、必要以上に干渉しているのでは⁉ 

 子どもは、小さな失敗からもいろいろなことを学び、成長していきます。親は適度な距離から見守り、子どもの成長をサポートしましょう。


 「私(親)はいつも正しい」と考える傾向が強いようです。子育ても、子どもに寄り添うというより、親の都合や気持ちに左右されやすいかも⁉ 一方で、周囲に対してよい親であるように見えることも、意識しているようです。

 まず心がけたいのは、「自分が100%正しい」という思い込みを捨てることです。 「相手(子ども)の言うことにも、一理あるかも…」と考えるようになれば、心が少し緩やかになり、子育てにもプラスになるでしょう。


 「自分の苦しみやつらさを周囲に分かってほしい」と考える傾向が強いようです。子どもを唯一の味方であると思い、愚痴や嘆きを聞かせていませんか? 子どもは、本来、親が大好きですから、素直に同情してくれるかもしれませんが、度が過ぎると、子どもに心理的な負担がかかってしまいます。

 自分の内心だけにとらわれるのではなく、子どもの成長も含めた「外の出来事」に、少しずつ目を向けることが、巡り巡って、自分の心のやすらぎにつながるでしょう。


 「子どもは何かと手がかかるし、面倒くさいな~」と考える傾向が強いようです。料理、洗濯、掃除、片付けなど、家庭環境(子育ての環境)を整えることにも、あまり目が向いていないかも⁉ 

 いっそのこと、苦手な家事は、子どもと一緒にやってみませんか。たとえば、子どもに料理や洗濯を手伝ってもらえば、親の負担はその分、軽減されます。また、子どもと一緒に時間を過ごすことで、お互いの距離も縮まるでしょう。


 A~Eそれぞれで、チェック項目が2つ以下の方! 今回のチェックでは、「ドク親」の傾向はみられません。子どもとの距離感がすばらしいですね! これからも、「ドク親」にならないよう、ほどよい距離で子どもを見守りましょう。


 思わずドキっとする「ドク親」という言葉。「子どものためによかれ」と思っての言動も、知らず知らずのうちに、子どもを傷つけているかもしれないと思うと、コワいですよね。

 でも、大丈夫。ものの考え方も価値観も、変わっていきます。

 「ドク親にはなりたくない」と思うなら、ときどき自分の「ドク親度」をチェックして、自らを振り返りましょう!

参考文献:「毒親の捨て方」スーザン・フォーワード著 新潮社
※参考文献をもとに、編集部で独自に作成した記事です。

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