
算数1年生の文章題 足すのか引くのかわからない子に、どう教える?
おうちでできる!!小学算数つまずき対策
計算は得意でも文章題は苦手…という子は少なくありません。1年生の文章題でつまずかないよう、サポートしてあげましょう。
場面をイメージする
「ふくろの 中に あめが 10こ あります。ともだちに 2こ あげました。のこりは なんこでしょう。」
この問題、10+2=12 と答える子がいます。
「えっ、あめが増えちゃったよ。友だちにあげても増えるって、不思議な袋だね。」
と言うと、「あ、友だちにあげたから、引き算だった!」と気づきます。
わからないときは、まず場面をイメージさせるといいですね。

足し算、引き算のキーワードを見つける
それでもわかりにくい場合は、問題文の中から足し算、引き算のキーワードを見つけて、線を引かせてみましょう。
足し算のキーワード
・あわせて なんこに なりますか。
・ふえると なんこに なりますか。
・ぜんぶで なんこ あるでしょう。
・みんなで なんにんに なったでしょう。
引き算のキーワード
・のこりは なんこに なったでしょう。
・ちがいは なんこですか。
・どっちが なんこ おおいでしょう。
おうちでできる!! つまずき対策
日頃の会話の中で、足し算と引き算のキーワードを意識して使ってみてください。
具体的な場面を通して考えることで、文章題の理解が進みます。
買い物で

お小遣いで

100円のお小遣いで、80円のお菓子を買ったんだね。のこりはいくらかな?
え〜っと、のこりだから引き算すればいいね。

おやつを食べながら

身近な場面で、足すのか引くのかを意識して考えることで、文章題に強くなります。
また、文章題が解けると、算数の勉強が面白くなります。ぜひ試してみてください。