
算数2年生 繰り上がり、繰り下がりのある筆算、どう教える?
おうちでできる!!小学算数つまずき対策
小2算数でつまずきやすい「繰り上がり、繰り下がりのある筆算」。注意すべき3つのポイントについてアドバイスします。
見てあげてほしい3つのポイント
位を縦にそろえて書く
筆算の計算ミスを引き起こす原因の1つは、位がずれてしまうことです。まずは、位をきちんとそろえて書けているかどうかを見てあげてください。
3年生になると掛け算の筆算、4年生では割り算の筆算を習います。足し算、引き算以上に位取りが重要になってきます。今のうちに位をそろえて書く習慣をつけておきましょう。
繰り上がり、繰り下がりの数を忘れずに書く
繰り上がりの足し算の場合、1つ上の位に「繰り上がりの1」を書いておくことで計算ミスを防ぐことができます。

「繰り上がりの1」をどこに書けばよいのか…、この場合なら十の位の9の上に書きましょう。十の位を計算するとき、そのまま上から順に足していけばいいですよね。
繰り下がりのある引き算ではどうでしょうか。

さらにややこしい‼ 途中に0がある筆算

声に出しながら計算する

筆算は声に出しながらやることを徹底すると、頭の中が整理できて計算が正確になります。
慣れてくると速く計算できるようになり、そのうち声に出さなくてもできるようになります。
2年生で習う足し算、引き算の筆算は、この先習う掛け算、割り算の筆算の基礎となります。
この機会に、筆算のポイントをしっかり押さえておくと安心ですね。