
シンガーソングあそびライター 小沢かづとさんと歌って遊ぶ!親子参加型イベント @あしたか幼稚園(沼津市) 開催レポート
目次
全家研ポピー×あしたか幼稚園×小沢かづと
9/29(月)静岡県沼津市のあしたか幼稚園さんにて
シンガーソングあそびライター小沢かづとさんと
親子参加型イベント「親子でかづとくんとあそぼっ!」&子育てしゃべりば を開催しました♪

あそべばパワフル!
スポンジお豆をダイナミックに投げたり拾ったり
「おはよう」のごあいさつの歌に合わせて親子でスキンシップを楽しんだり…
かづとさんのウクレレと歌に合わせてダイナミックに体を動かして身も心もリフレッシュ!
普段は場所見知りというお子さんも、一瞬で引き込まれて楽しんでいました♪
かづとさんパワーってスゴイ!
「しゃべりば」で語れば共感!
後半は、参加者の皆さんで輪になって、子育てテーマトーク♪
かづとさんとピアノ共演した、ポピー教育対話主事のまさっち先生も輪に入り、素敵なアドバイスをしてくださいました。

⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓ 「子育てしゃべりば」パートナー ⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓⇓

小学校校長も務めた経験豊富な先生。
現在、全家研ポピー教育対話主事として、ポピー会員への子育て・教育相談などで活躍中。
親子の関わり方への優しいアドバイスが好評。
⇩⇩⇩当日話題になったおしゃべりテーマはこちら⇩⇩⇩
習い事、どんなことしてる?させたい?
・やっぱりスイミング!泳げないと将来大変そうだから…
・自分がピアノをやっていたので、子どもにもやらせたいって思ってます。
・興味を持ったものはとりあえずやらせてみる!
・体操教室に通わせる予定です。
・お兄ちゃんがサッカー教室に通い始めたので、自分も!とやりたがるかも…
子どもの良さを引き出すにはどうしたら良い?
・子どもの「好き」にとことん付き合うようにしています♪
今は「車」が大好きなので、消防車に乗れるイベントをみつけて一緒に行ったり…
・いっしょに遊んでいるときの、この子の笑顔が最高なので、できるだけ一緒に遊ぶようにしています。
・すぐに「良いところ」が浮かばない…
↑
(他のママさんから、「もういるだけでカワイイよ~」「笑顔が最高じゃん!」)

子どもの「好き」に丁寧に向き合うってすごくステキ!それってとても大切なことなんです!
イヤイヤ期、どうしてる?
・今、電車に夢中で、プラレールで遊ぶのが大好きなのですが、連結がうまくできないと、すぐにイヤ!となります。まずは私がお手本を見せるようにしています。
・できないくせに、なんでも自分でやりたがる!
・もう、イヤ!が始まったらどうしようもないので、ひとまず気持ちが落ち着くのを待ちます。
ザ、忍耐!

「イヤイヤ期なんて無ければいいのに!」そんな風に思うかもしれませんが、実は子どもが成長するためには、とても大切なこと。
小学校で担任をしていたときの経験ですが、小さいときに「イヤイヤ」で自己主張してこなかったお子さんが、小学生になって一気に爆発したケースもあるんです。
まさっち先生からのメッセージ
元小学校の校長職の経験もあり、3人の孫育て真っ最中のポピー教育対話主事まさっち先生から、改めて各テーマについて詳しくアドバイスをお聞きしました。
Q:習いごと、どんなことしてる?させたい?
幼児期の習いごとでは、スイミング、体操教室、英会話教室などが人気ですが、親自身の経験から決めることもあると思います。
どれも素敵な習いごとですが、気をつけたいことは、無理をさせすぎないことです。
親としては期待してしまいますが、子どもがプレッシャーに感じたり、自己肯定感を下げたりしないようにする注意が必要です。「とりあえず体験」してみて、お子さんの反応を見ながら続けさせるのがおすすめです。
Q:子どもの良さを引き出すにはどうしたら良い?
子どものよさは、日常の小さな瞬間にたくさんみつけられます。「完璧にしなきゃ」と気負わず、その瞬間を大切にすることで、親子の関係も豊かになります。そのとき、親ができることは、見守り・承認・声かけの3つです。
1 見守る
失敗してもすぐに手を出さず、自分で考える時間を作ると、自信や工夫する力が育ちます。
2 承認する
たとえうまくいかなかったとしても、「がんばったね」と取り組んだ過程をほめると、さらにやる気が伸びます。結果よりも努力や工夫に目を向けましょう。
3 具体的に声をかける
ただ「えらいね」だけでなく、「色の使い方がきれいだね」「お片付け、さいごまでできたね」と、具体的に伝えると、子どもは自分のよさを理解し、自己肯定感も高まります。
「完璧な親」より「安心できる存在」を目指しましょう。このシンプルなコミュニケーションが、お子さんの自己肯定感という大切な根っこを育ててくれます。親御さん自身も肩の力を抜いて、自信を持って子育てを楽しんでくださいね。
Q:イヤイヤ期、どうしてる?
イヤイヤ期は、子どもが自分の気持ちを試す時期。親としては大変ですが、実は成長のサインです。
1 気持ちを受け止める
「いやだよね」「もうちょっとやりたいんだよね」と言葉で共感すると、子どもは安心します。 そっと抱きしめてあげることで気持ちが落ち着くこともあります。
2 選択肢を与える
「赤い服と青い服、どっち着る?」など、小さな選択を自分でさせると、イヤイヤも減ります。
時には、子どもが大好きなことや興味を持ちそうなことを伝えると、気持ちを切り替えられることもあります。
3 役割を与える
買い物に行く前に「この前食べたおいしいパンを見つけてね」など、役割を与えると、役に立ちたいという気持ちも育ちます。
4 無理に叱らない
危険なこと以外は、多少のイヤイヤはそのまま見守っていて大丈夫です。気持ちを切り替えられたときにほめてあげましょう。少しずつ自分で気持ちをコントロールする力が育ちます。
イヤイヤ期は、自己主張や自立心、ガマンする力など伸ばす時期です。親にとっては少々大変な時期ですが、「成長のための一時」と考えて対応していきましょう。合わせて、親御さん自身が休んだり楽しんだりする時間を持つことも大切ですよ。
★「イヤイヤ期の子どもとの外出」にどう対応している?(ポピフル参考記事はコチラにも♪)
参加された方の感想
- 親子で楽しめる遊びがたくさん盛り込まれていて良かったです。
- 初めてのことや場所に抵抗があるわが子が、イベント冒頭の遊びで一気に引き込まれて楽しんでいる姿が見られて嬉しかったです。
- 他のお母さんたちとあまり話す機会が無かったので、今回色々な子育てトークを聞けて、同じ悩みを抱えていることがわかり安心しました。
- 温かい空気感で進行してくれたので、安心してリラックスして過ごすことができ、楽しい時間でした。
- 体を動かしたり、小物を使ったり、子どもが飽きずに遊べて良かったです。大人同士で話したのも久しぶりで楽しかった!
★これまでの「親子でかづとくんとあそぼ!&子育てしゃべりば」レポート★
・横浜市西区スマイルポートでの様子はコチラ!
・NPO法人よしよし/加藤学園幼稚園/あまねこども園での様子はコチラ!
★全家研ポピーは全国の団体や、地域と協力して、「読み聞かせショー」や「子育て相談会」のような子育て応援イベントを無料開催しています。
この記事を読んで、ご興味をもたれた方はご連絡ください。
また、全家研ポピーでは、会員様を対象に日ごろの子育てのお悩みにお答えする「子育て・教育相談」サービスを展開しています。
※お悩みには教育対話主事がおこたえします。
※基本的に平日(月曜~金曜)の10時~15時におこたえします。
親がやらせたいと思った習い事に、もし興味を持たなかったときもあるかもしれません。
そんなときは、無理強いさせないことも大切ですね。