
園グッズの名前付けの悩みを解消! かわいくて簡単☆縫わないネームタグの作り方
ひと手間でとっておき!
入園や進級のタイミング、身近で手に入る道具や材料を使って、かわいいネームタグを作ってみませんか?
入園や進級のタイミングは、持ちものの名前つけがたくさんありますよね。お子さんが自分のしるしや名前を覚えるのに役立つ、かわいいネームタグを作ってみませんか? 100円ショップなどで手に入る道具や材料で簡単にできるので、親子で手づくりを楽しむのもおすすめですよ!
ネームタグのアイデア1:羊毛フェルトを好きな形に♪

材料

(左から)
● 布用カラーペン
● ネームテープ
● フェルティングマット(食器洗い用スポンジ代用可)
● クッキーなどの抜き型
● 羊毛フェルト
● フェルト
● ひも
● フェルトニードル
● ハトメ(片止め、7mm)
● ハトメパンチ
※上記以外に、手芸用ボンド、目打ち(手芸用ニードル)
ほとんどの材料は100円ショップや手芸店、オンラインショップで購入できます。布用カラーペンは、油性のカラーペンでもOK。
フェルティングマットやフェルトニードルは、羊毛フェルトキットとしてセットになっているもの(100円ショップ)を用意すると便利です。

ステップ1
フェルティングマットを敷いて土台となるフェルトの上に型を置き、羊毛フェルトを丸めながら詰めてニードルで刺しこみます。
POINT!
特に型の際の部分をしっかりと刺しこんでいくと、モチーフの形がハッキリしてきれいに仕上がります。
ニードルを細かく差し込むとしっかりとくっつきますし、表面部分をふんわりと刺すと毛羽立つような質感が出ます。モチーフによって刺し方を変えてみるのもオススメです。
ステップ2


羊毛フェルトを刺しこんだ裏側を隠すため、そしてネームテープをはさむためにフェルトを2枚重ねにして切り取ります。

POINT!
ひもを通す部分をあらかじめ決めておき、余白を取りながら切っていきましょう。


裏側になるフェルトに、ネームテープ用の“窓”を作ります。(半分に折ると簡単に切り抜けます)
ステップ3

切り抜いた“窓”よりも大きめにネームテープをカットします。シールタイプはそのまま貼りつけられるので、とても便利です。
POINT!
ネームテープはアイロンタイプでもシールタイプでも大丈夫。裏表があるので注意が必要。名前を書くほうが“窓”に面するように貼りつけます。(シールタイプが購入できない時はアイロンタイプを手芸用ボンドで貼り付けてもいいですね。)
ステップ4

2枚のフェルトを手芸用ボンドで貼り合わせます。

ボンドは乾くと透明になって目立たないので、多少はみ出ても気にしないでOK!
POINT!
ネームテープの“窓”の際の部分も丁寧にボンドで貼りつけると、丈夫できれいに仕上がります。
ステップ5


ボンドがしっかり乾いたら、ハトメを取り付けるための下穴を開けます。目打ち(手芸用ニードル)は100円ショップで購入できますが、千枚通しなどでもOK。
POINT!
下穴はハトメが入るように開け、小さいようであればハサミなどで少し切れ込みを入れて調整しましょう。
ステップ6


ハトメを下穴に差し込んでハトメパンチで止めます。ハトメパンチとハトメは、100円ショップなどでセット売りされていることも多いです。
今回はひもを通すので【片止め・7mm】を使用しています。ハトメを取り付けたら、ひもを通して完成です!

ネームタグのアイデア2:好きな生地の柄をそのままタグに!

材料

(左から)
● ネームテープ
● キャンバス生地(帆布)
● ハトメ(片止め、7mm)
● ハトメパンチ
● ひも
※上記以外に、布用カラーペン、手芸用ボンド、目打ち(手芸用ニードル)
切りっぱなしでもほつれにくいキャンバス生地を使うのがポイントです。プリントキャンバス生地は、手芸ショップや生地専門店で購入できます。
その他の材料や道具は、100円ショップで揃えられますよ。
ステップ1


柄の表面と裏面(ネーム“窓”側)を合わせるようにしながら、ハトメ用の余白を取って、キャンバス生地を切り抜きます。
表と裏で同じ柄のモチーフでもよいですし、違うものをチョイスしても楽しいですね。
POINT!
このとき、マチ針で生地をとめるとズレずに切りやすくなります。

ステップ2



ネーム用の“窓”を切り抜き、ネームテープを内側に貼って2枚の生地を手芸用ボンドで貼り合わせます。
ステップ3



下穴を開けてハトメを取り付け、ひもを通したら出来あがり!

ステップ4
氏名は布用カラーペンもしくは、油性のカラーペンを使用して書きます。 苗字と名前の色を変えてみると、ポップで可愛いですよ!

アレンジ編 自分だけの目印を付けよう!~チロリアンテープでアレンジ自在、コスパも◎~

通園バッグや上ばき袋、お着がえ袋などに“目印”をつけてあげると、「これが自分のもの!」と子どもが認識しやすくなります。
ワッペンでもOKですが、チロリアンテープなら好きな長さに切って使えるのでアレンジが効くし、経済的です。
POINT!
ちょっとひと手間かけてレースと組み合わせると、とってもキュートになりますよ。

縫う際にテープの端を5mmくらい折り込むと、ほつれにくくなります。作業の際は袋に手を入れて、表裏を縫い込んでしまわないように注意しましょう。
POINT!
テープ生地と同系色の糸を使えば、不揃いの縫い目でも、目立ちません。
★上級者編★


①レーステープを1cm程度の等間隔で小さく重ねるように上部を縫い止めて、ヒダを作ります。
②ヒダを作ったレーステープの上部にチロリアンテープを5mmくらい被せるようにして、2つのテープを一緒に袋の表面に縫い付けていきます。
※チロリアンテープは端を5mmくらい織り込んでください。
※袋に2種類のテープを重ねると厚みが出るので、縫う際に針で指を刺してしまわないように気をつけましょう。
わくわくドキドキ、期待でいっぱいの新生活。
親子でかわいいネームタグを作りながら、入園・入学準備を楽しいひとときにしましょう。
文/遠藤祥子 編集協力/東京通信社
プラン・制作/nunocoto fabric https://www.nunocoto-fabric.com/
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