
ついつい子どもに口うるさく言ってしまうんです
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年長・男児のおうちの方から
いつも落ち着きがなく、ひとつのことに集中できないので、つい「~しなさい」などと言ってしまいます。食事のときも、「どうしてずっと動いているの」「ちゃんと座って食べなさい」「ふざけないの!何回も言っているでしょ」などと口出しをしてしまいます。
私が注意しないと将来困るのは子どもだと思うと、どんどん言ってしまいます。これがしつけなのか、口出ししすぎなのかがわかりません。
回 答
いいところに目を向けて、ほめてあげましょう
お子さんに「~しなさい」と言いすぎてしまうというお悩み、よくわかります。特に年長児は活発で、集中力が続かないことも多いので、保護者としては心配になることも多いでしょう。そこで、子どもとの関わり方を見直すためのポイントを3つお伝えします。
子どもの視点に立って考えてみる
年長児はまだまだ発達途上であり、長時間座っていることや集中することは難しいです。お子さんがなぜ落ち着かないのか、なぜ集中できないのかを理解し、その原因を探ってみましょう。もし、体を動かすことが好きであれば、食事の前に少し運動をさせるなど、エネルギーを発散させるのもよいでしょう。
注意の頻度と方法を見直してみる
多くの「~しなさい」という指示は、お子さんにとってプレッシャーになることがあります。特に、食事中に注意をくり返すと、楽しい食事の時間がストレスフルな時間になってしまう可能性があります。少しずつ注意の頻度を減らし、一度に1つの注意にとどめるよう心がけましょう。
いいところを見つけ、ほめてあげる
「~しなさい」と注意する代わりに、「ちゃんと座って食べられたね」「今日はよく集中できたね」といったほめ言葉を意識的に増やしてみましょう。他にも、いいところに目を向けて、たくさんほめてあげましょう。そうすることで、子どもはポジティブな行動をくり返すようになります。
子育ては大変なことが多いですが、お子さんの成長を見守る喜びも大きいものです。お子さんとのコミュニケーションの取り方を少しずつ見直していくことで、より楽しい子育ての時間を過ごせるようになるといいですね。
回答担当:全家研ポピー対話主事
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