テストの見直しをしない…どうすればよい?

テストの見直しをしない…どうすればよい?

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テストの見直しをしたがりません。

テストの見直しをしたがりません。

小2・女児のおうちの方

自宅で教材などをやるときはできているのですが、学校のテストでいつも見直しが甘いため、うっかり間違いなど、できていないときがあります。どのようにしたら、見直す習慣ができるでしょうか。 

回 答

落ち着いて取り組むために

学校のテストでは、最初に名前を書きます。その名前を丁寧に書くことを意識すると、テストに落ち着いて取り組めます。まずは自宅で教材などに取り組むときに、名前を丁寧に書かせるといいですね。丁寧に名前を書いたら、花丸をつけるなど、おもいっきりほめてください。ポジティブなフィードバックを意識していくと、習慣化します。

テストの見直しを促す声かけのコツ

お子さんへの声かけは、「テストを見直しをすることで、間違いに気づいたり、自分の答えに自信を持ったりすることができる」と言っていきましょう。大切さがわかれば、くり返しで身につきます。

確認ポイントをリスト化 

テストの見直しをするときの「確認ポイント」をリスト化しましょう。「名前が書かれているか」「計算が間違っていないか」「問題をよく読んでいるか」など、見直し時に何を確認すればいいかをはっきりさせるとよいでしょう。

見直し時間を取る練習 

テストの最後に少し時間を残して見直しをする練習を家庭でしましょう。「最後の数分は必ず見直しに使う」ことを意識させたいですね。

テスト見直しのコツ(ポイント) 

これには3つのポイント(ステップ)があります。
1.全体をながめて、空欄がないかチェック
解き忘れがあるともったいないですね。これは常に気をつけさせましょう。

2. 数字や記号をチェック 
+と-は反対になっていないか、数字の書き間違いはないかを確かめるだけでいいですよ。

3 .ことばや漢字をチェック
送りがなや部首の書き間違いなどを見直しするだけです。これも大切です。

テスト見直しの効果 お子さんへの話し方 

「せっかくがんばってテストをやっても、うっかりミスで点をひかれちゃうともったいないよね。見直しをすると、“ほんとうはできたのに!!”って、問題をなおせるチャンスになるんだよ」

テストの見直し、時間がないときは?

お子さんには、次のように話しましょう。
「もし時間がなかったら、“ここだけは見る!”って決めておくといいね。たとえば、空欄がないかどうかを必ず見るようにする、これだけでうっかりミスはなくせるよ」


とにかく最初は、おうちの人が一緒に見直しを行い、確認の流れを見せていきましょう。テストの見直しなどは、どうしても小言になりがちです。そこをぐっとこらえて、ポジティブな声かけを意識していきましょう。


回答担当:全家研ポピー対話主事
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