親子で「夏休み自由研究」のススメ!~半日でできる&記念になるおススメ3選

親子で「夏休み自由研究」のススメ!~半日でできる&記念になるおススメ3選

「トモ★タメ時間」のススメ!

「トモ★タメ」時間 って?

親も子も「トモ」に「タメ」になる楽しい時間 それが「トモ★タメ」時間
永遠に続くように思えても、実は期間限定の子育て時間。
それならば…
「子どものためっ!」と親がガマンしたり、
子どもを親の都合につき合わせたりするのではなく
親子が共にタメになり成長を楽しむ「トモ★タメ」親子時間で
ママパパ自身もいっしょに楽しんじゃいましょう!

普段の生活の中でも、ちょっと工夫すれば、楽しい遊びや価値ある活動がいっぱい!
親子で楽しく、手軽に取り組める遊びや活動で「トモ★タメ」~楽しい親子の時間を過ごしてみませんか?

今回のススメ!は親子で「夏休み自由研究」のススメ!     

 夏休みが始まると、頭を悩ませるのが「自由研究」。
 皆さんから多く寄せられるのは「何をしたらいいの?」「どこまで手を出していいの?」というお悩み。そこで、今回のトモ★タメ時間のススメ!では、そんなお悩みを一挙解決!

 最近は、パソコンやスマホを使った“デジタル自由研究”も増えていますが、せっかくの夏休み。
 この機会に、「アナログ」な親子時間を楽しんでみませんか?
 この記事では、親子で一緒に楽しく取り組める、手書きなどのアナログ作業を取り入れた自由研究アイデアを3つご紹介。あわせて、自由研究を通じた親子の関わり方のポイントもお伝えします。

夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

親子で自由研究に取り組む「よさ」

① 親子のコミュニケーションが深まる
自由研究は、普段ゆっくり話せない親子が、同じテーマに向き合い、一緒に考え、作業する貴重な時間になります。子どもが興味をもったことに親が耳を傾け、話し合うことで、より信頼関係が深まります。家庭内の会話も自然と豊かになります。

② 子どもの「学ぶ力」を育てられる
親がそばにいることで、子どもは安心して新しいことに挑戦できます。調べ方、まとめ方、発表の仕方などを親子で一緒に考えることで、自主性や探究心、思考力といった「学びの土台」が育ちます。
親が少しサポートするだけで、学習効果が大きく変わります。自由研究は、子どもが成長する良いきっかけになります。

③「できた!」という成功体験を親子で共有できる
完成したときの達成感を共有できるのは、親子で取り組んだからこそ味わえる喜びです。作品や発表に込めた思いや努力の過程を親が知っていることで、子どもの自己肯定感も高まり、「またやってみたい」という意欲につながります。


「親子で自由研究」おススメ3選

①【費用ゼロ!】親子で半日探検「オリジナル探検マップづくり」

 いつも何気なく過ごしている「身近な場所」こそ探検に最適!
 親子で近所をいっしょに歩いて写真を撮り、感想を添えたオリジナル探検マップを作れば、それだけで立派な自由研究に。特別な材料や費用もかからず「整理する力」が身につく嬉しい自由研究です。
 親子の会話や発見の記録として一生の思い出にもなります。
 お子さんの目線で「見えた世界」をいっしょに楽しみませんか?

夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶①「探検ごっこ」から始めよう
まずは親子で「どこに行く?」と作戦会議。おすすめは、以下のような「テーマのある探検」です。
• 近所の川を「上流から下流までたどってみる」
• 公園や道ばたにある「いろいろな花を探してみる」
• 「変わった形のマンホール」を見つけて集める
「〇〇探し」や「〇〇マップをつくる」といったテーマのある探検にすると、子どもも意欲的に取り組めます。

  • テーマはできるだけ子どもに決めさせましょう
    アイデアがでないときは、親から複数の選択肢を与えて選ぶといいですよ。
  • 歩く道順は、子どもに考えさせましょう
    実際に歩く中で変更してもよいことを伝えておきましょう。

▶②探検中はスマホやカメラで写真をパシャ!
気になったものはどんどん写真に収めよう!たとえばこんな写真があると、あとでまとめやすくなります。
• 川や草花、木の実などの自然
• 道の形、橋、階段、建物などの構造物
• 看板や標識、お店の名前など地域の情報

夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 
  • 先回りして口を出しすぎない。
    「これ撮ったら」とか「これを撮らないとだめだよ」などは、禁句にしたいですね。
  • 「なぜ、それを撮ったの?」と声をかけることで、親子の会話が生まれます。
    子どもがその理由を言ったら、「へえ、そうなんだ」「なるほど、なるほど」というように、肯定的な声かけをしていきましょう。
  • 子どもが撮っている様子を、親が撮影しておくと、まとめるときに使えます。
    1枚くらいは撮影しておきましょう。
夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶③探検の成果を「オリジナル地図」にまとめよう!
帰宅したら、探検の成果を模造紙や自由帳にまとめましょう。
 <まとめ方のヒント>
• 撮った写真を印刷して、探検ルートに沿って貼る。(整理する力がつきます)
もし、準備していた紙からはみ出そうになっても、気にしないでOK!紙を付け足して行けば大丈夫。
「飛び出した地図」「飛び出した感想」も個性的でオモシロイですよ。

  • 親がインタビュアーになり、子どもに「印象に残ったこと」「驚いたこと」「楽しかったこと」「新たな発見」などを聞きましょう。その答えを、子どもが短く感想としてまとめるといいでしょう。
夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 
写真協力:菊地博和

▶④費用ゼロ・準備も簡単!な自由研究は「一緒に楽しむこと」が大切
この「身近な探検マップ」は、特別な材料や高価な教材は不要。
必要なのは歩ける距離とスマホ、そして好奇心だけ!
夏休みの自由研究は、決して「大変な課題」ではありません。親子で一緒に歩き、話し、まとめる体験そのものが、貴重な学びになり、一生の思い出になります。身近な探検から、今年だけの「発見」と「思い出」を見つけてみてください。

②【自由研究×ものづくり体験】親子で参加して写真でまとめる「体験学習レポート」

夏休みには各地で様々な「体験ワークショップ」が開催されます。例えば、実験教室、陶芸、吹きガラス、藍染めなど…こうした「手を動かす体験」を自由研究にまとめるのもおススメです。
 体験教室+写真記録というスタイルなら、自由研究のテーマ決めに迷うこともなく、達成感もしっかり味わえます。また、「体験したことを整理する力」「人に伝える力」を育てる機会になります。

▶①ものづくり体験は、親子で行くのが◎

体験中は子どもが制作に集中できるように、保護者は記録係に徹するのがおすすめ。
工程ごとに写真を撮っておくと、あとでまとめやすくなります。

  • 親が手を出したくなる場面があると思いますが、ここはぐっと我慢!
    子どもが試行錯誤して、作ることが大事。そうすれば、自分で作ったという実感がもて、作品にも愛着がわきます。

▶②模造紙などで「体験記録」にしよう
体験の流れを、模造紙などに写真と感想でまとめるだけでOK!
<まとめ方のヒント>
模造紙、画用紙、スケッチブックなどを用意
• 写真:貼り付け手順のコツ(例:①場所決め→②仮の配置→③確認→④実際に貼り付け)
   仮の配置をするときに、感想を書くところを空けておくとよい。
• 感想:子どもの気持ちを、自分の言葉で書く
• 工夫点や苦労したことがあれば、子どもの言葉で一言添えると深みが出る
完成した作品の写真も忘れずに!

  • 写真の配置を決めるとき、「一番のお気に入りの写真はどれ?」などの声がけをすると、親子の会話が増えます。また、子どもが考えた配置案を認めていきましょう。
  • 子どもが感想などを書きにくいようなら、親がインタビュアーになりましょう。
    「このときの気持ちは?」「むずかしかったのはどんなところ?」「完成したときの気持ちは?」など、
    答えやすいことを聞いていきましょう。
夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶③作品と一緒に学校に提出すれば、記念にもなる
・模造紙などにまとめたレポートと完成した実物作品をセットで提出すれば、より伝わりやすい!
 学校への提出が終わったあとは、自宅のリビングなどに飾れば、親子の思い出として残せます。

③【自由研究×旅行】旅行先の写真・集めたもの・感想で作る「親子の想い出アルバム」

家族旅行も工夫次第で素敵な自由研究に!
写真や集めたものを「旅行記」としてまとめれば、思い出が「観察や気づきのある学びの記録」になります。
まとめる過程は、子どもが「自分の言葉で伝える」「整理する力」を育みます。
宿題提出後は家族の宝物の一冊にもなります。今年の夏、家族の思い出を「研究」として残してみませんか?

夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶①写真を撮るだけでなく「集める」楽しさを!
風景や食べ物の写真だけでなく、以下のようなものを意識して集めてみましょう。
• 写真:建物 看板 標識 動物など
• 小物:箸袋 切符 パンフレット 落ち葉や木の実(持ち帰りOKなもの)
• 言葉:お店の人やガイドの話で印象に残ったこと

  • 子どもが「これ持って帰りたい!」と思ったものには、興味の芽がつまっています。
    「そんなものを持って帰るの??」これは禁句。子どもの考えを大事にして認めていきたいですね。
  • 「いいもの見つけたね」「宝物になるかもね」などの言葉がけをしていきましょう。
    ※持ち帰りが無理なものは説明しましょう。
夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶②アルバムに感想を添えてストーリーにしてまとめよう
帰ってからは、集めた写真や物を「増やせるアルバム」やスクラップブックにまとめましょう。枚数を増やせるアルバム形式のものが便利です。
<まとめ方のヒント>
• 写真の横に「そのとき思ったこと」や「発見したこと」を子どもが書く
• パンフレットなどを貼って「どこに行ったか」をわかるようにする
• 表紙に旅行先や日付を入れるとわかりやすい

  • 写真などを貼る前に、配置を考えるとよいことを伝えた上で、子どもの考えを大事にしていきましょう。
    親は見守るという姿勢が大切です。
  • 貼るときに失敗することもありますが、そのときこそが、かかわりのチャンスです。
    次は大丈夫だよ」と励ましていきましょう。
夏休み自由研究
親子で楽しむ
親子共通体験
想像力を育てる 

▶③日常も非日常も、自由研究の題材に
自由研究は「特別な実験」や「難しい観察」じゃなくてもOK!
子どもが興味を持ったことを、どうまとめるかがポイントです。
旅行の記録を自由研究として提出すれば、お友だちとの会話も広がりそうです。
しかもその後は、家族の宝物になる一冊になり、自由研究とアルバムの一石二鳥!
まとめる過程で親も一緒に振り返る時間が持てるので、親子関係が深まります。


「親子で自由研究のススメ!」まとめ

  • 親自身が自由研究を「面倒くさい」と思わず、お子さんと過ごす時間を楽しめるチャンスととらえてみてください。
  • 親子で「いっしょに楽しむ」ことが大切。自由研究は「大変な課題」ではありません。親子でいっしょに歩き、話し、まとめる体験そのものが貴重な学びになります。
  • 日常も非日常も自由研究の題材になります。「特別な実験」や「難しい観察」でなくてもOK!子どもが興味を持ったことを、どうまとめるか、がポイントです。

 夏休みの自由研究は、親子の関わりを深めるよいきっかけになります。ぜひ、この記事を参考に、「親子で自由研究」を楽しんでみてください!

SHARE!

  • LINE
  • X(旧Twitter)
  • Facebook

TOP