【行き渋り体験談】子どもが学校に行きたくないと言ったら、休ませる?

【行き渋り体験談】子どもが学校に行きたくないと言ったら、休ませる?

言い捨てごめん! 22時のウサばらし

最近、園や学校へ行き渋る様子が出てきた…。これって、もしかして不登校や引きこもりの前触れ…⁉
今回は、親も子もちょっと心が軽くなる、ある親子の体験談を紹介します。

ある朝、子どもに「行き渋り」の兆候が見られた

もしかして、学校、行きたくないの?

…うん。

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そこで、子どもに“ある提案”をしてみたんです!

じゃあ、今日は休んじゃおうか。有給休暇ってことで。

有休休暇って?

大人の世界には有給休暇っていう制度があってね、決められた日数だけ、理由も言わずにお休みできるんだよ。

パパも、来週、有給休暇を1日とって、リフレッシュしようと思っているんだ。

えー! 有給休暇っていいね! 子どもにもあればいいのに…。

そうだね。じゃあ、1学期に1日“こども有休”をあげることにしよう。

ほんと!? 何だか楽しそう。


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じゃあ、今日、有休とって学校を休んじゃう?

う~ん、どうしようかなぁ…。でも、今日使っちゃうのはもったいないなあ…。“こども有休”は、また今度使うよ。

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 Hさんの子どもは、ちょっと心が軽くなった様子で登校しました。その後、行き渋りは担任の先生とそりが合わなかったのが原因とわかりましたが、「いつでもこども有休をとれる」という心の支えが、登校する勇気につながったそうです。結果的に、こども有休は取らないで一年が過ぎました。

「休んでもいいよ」の安心感

考えてみれば、「学年が変わる」「担任やクラスが変わる」「勉強が難しくなる」「友達関係がうまくいかない…」など、さまざまな変化に対応するのは結構大変なこと。大人でも職場の環境が変わると、かなりストレスになりますよね。子どもも同じです。しかも、子どもは、モヤモヤしている自分の気持ちをうまく言葉にできないことも多いですよね。

そんな辛い状況から、ちょっとだけ逃げたいな~、少し立ち止まって休みたいな~と思っている子には、「休んでもいいよ」という安心感は、心に刺さるかもしれません。

親にとっても、1学期に1回と回数を決めることで、「このままずっと不登校になってしまうのではないか」という不安が解消できます。

このアイディア、覚えておいて損はないと思いますが、いかがでしょう?

・こども有休、いいですね~。1学期に1回という制限があれば、親も納得して学校を休ませられると思います。(T・Hさん お子さんは2年生)

・おまもり代わりに、「いつでも電話していいよ」とケータイの番号を書いた紙を持たせたら、安心して登校しました。(Ⅿ・Kさん お子さんは3年生と1年生)

・行き渋りの様子があるときは、「今日のおやつはホットケーキにしようか。待ってるね」と言うと、しぶしぶですが、登校しています。(H・Hさん お子さんは1年生と年少さん)

・こんなにうまくいくとは限らないけど、夜22時のこの時間にちょっとスカッとしました!(N・Sさん お子さんは1年生と年中さん)

今夜も誰かのモヤモヤが、少しでも軽くなりますように。
また来月も、22時にお会いしましょう。

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