紙とえんぴつがあれば、すぐできる!ゲーム

紙とえんぴつがあれば、すぐできる!ゲーム

かんたん べんり 出先でもできる  ちょっと知的な親子あそび

幼少期の子どもにとっては「あそびがまなび」です。

また、小学校低学年もまなびに親しむ重要な時期。

楽しく取り組んで好きになることがいちばん!

親子で楽しく、かんたんに取り組めて、まなびが好きになる遊びをご紹介していきます。

今回の遊びテーマ:紙とえんぴつがあればすぐできて、考えるゲーム

紙とえんぴつがあれば、すぐにできて、ちょっと頭をつかうあそび、ゲームやパズルを紹介します。
頭を鍛えるだけではなく、「えんぴつを使って書く」練習にもなります。

●3ならべ

「井」という字に似た線を書いたら、それぞれのマスに〇か×を交互に書いていき、同じ形が三つ並んだ方が勝ち!というゲームです。
おとうさんやおかあさんも小学生くらいの時にしませんでしたか?
私の通った小学校では「まるばつゲーム」と呼んでいて、雨の日の遊びや、自分の課題が早く終わった時に隣同士で静かに遊ぶ時によくやっていたゲームです。

≪遊び方≫
①紙に井の形の線を引きます。 (全体の大きさは手の平くらいのサイズで十分です)
②じゃんけんをして、先攻(先に〇を書く)、後攻(次に×を書く)を決めます。
③ 先攻の人が9マスのどこかに〇を書き、後攻の人が残りのマスのどこかに×を書きます。
④ 順番に書いていき、先に縦・横・斜め、いずれかの列が3つ並んで完成した方が勝ちです。


≪ポイント≫
知っている方がいるかもしれませんが、3ならべは双方が最善を尽くすと引き分けになります。つまり、引き分けになったときは、お子さんもすごく考えてねばったということですから、「すごいね、ひきわけだ!」と言って、ほめてあげてください。
親は勝って見本を見せてあげることと、相手が考えながら時には勝つことも考慮しながら、一緒に楽しんでください。(コツがわかれば、そのうち同等に勝負できます。)

●さんかくとり

3ならべで、「負けない方法」がわかってしまって飽きたらこの「さんかくとり」をおススメします。
紙の上にランダムに置いた点を交互に線でつなぎ、どちらが多く△を作れるかを競うゲームですが、点の数や位置で無数のゲームパターンが生まれます。

≪遊び方≫
①紙に、ランダムに点を書きます。(最初は5、6からくらいから、慣れてきたら増やしましょう)
②じゃんけんをして、先攻、後攻を決めます。
③順番に点と点を結ぶ直線を書いてきます。
 ※線は重なったり、交わってはいけません。パスもなしです。

④線でができたら、できた最後の線を書いたほうがその△を自分のポイントにします。
⑤点と点を結ぶ、重ならない線が引けなくなったら終わり。より多くの△をとったほうが勝ちです。

3辺目の線を書いて△を完成させたら1ポイントです。


≪ポイント≫
△を作る3点の中にも点を置くと、ゲームの中で小さな△がまとまって一つの大きな△ができることがあります。

小さな△がまとまって一つの△ができれば、それもひとつの△として数えるルールと、大きな△を作ったら中の小さな△を総どりするルールがあります。
※総どりするルールの方が、逆転しやすいので面白いかもしれません。

実はこのゲームにも「必勝法」のようなものがあるのですが、点の数や位置によって、先行と後攻のどちらに有利かは変わります。

▼「さんかくとり」やってみた動画(再生時間24秒)
※小さな△がまとまって一つの大きな△ができたとき「★その2」のルールを採用しています。

●かたちむすび

同じかたちどうしを線で結ぶ遊びです。
えんぴつをうまくコントロールして、線を書く練習に最適です。

≪遊び方≫
①紙に様々な形(〇や△や☆など)を2つずつ書きます。下のような配置が基本です。
②同じ形を、線が交わったり、重なったりしないように結びます。

≪ポイント≫
外側に線をひいて形を結ぶのはかんたんですが、内側で他の線とぶつからないよう線を書くのは難しいです。
えんぴつをうまくコントロールして動かす調整力が必要になります。
低学年くらいまでの子どものえんぴつの練習におススメです。
最初はかたちの間のスペースをゆったりとって難易度を下げましょう。少しずつ間を狭くしていくと難しくなります。

●まほうじん

〇× 〇 個の正方形の方陣のますに数を配入れていき、縦・横・斜めのいずれの列も合計の数を同じにする数のパズルです。「まほうじん」は漢字では「魔法陣」ではなく「魔方陣」と書きます。

≪3×3のまほうじん≫
初級編の9マスのまほうじんです。小学校低学年くらいからでも挑戦できます。
1から9までの数が入り、合計の数はすべて15になります。わかりますか?

中央には5が入ります。
3×3のまほうじん 答えの例はこちら
※天地左右反転した数を入れても正解です。

≪4×4のまほうじん≫
これは「できたらとてもすごい!」問題です。1から16の数までの数が入り、合計の数はすべて34になります。

四隅には16、13、4、1が入ります。
4×4のまほうじん 答えの例はこちら
※天地左右反転した数を入れても正解です。



ちなみに、さらにもっともっと難しい「5×5のまほうじん(25までの数が入り、合計の数はすべて65)」や「6×6のまほうじん(36までの数が入り、合計の数はすべて111)」もあります。

また、他の「数のクイズ」をご紹介します。紙とえんぴつを使わなくてもできますが、使うとより解きやすくなります。

  

●4を4つ使って0から9を作る

4を4つと計算記号(+・-・×・÷)や、先に計算する記号のカッコ( )を使って、0から9までの答えになる式を順番に作っていきます。大人の方の脳トレにもおすすめです。

0=4+4ー4ー4、答えが0になる式は簡単ですね。
では、1以降はどうでしょう? 5が少し難しいかもしれません。

1から9を作る式の例はこちら

1=(4-4+4)÷4
2=4×4÷(4+4)
3=(4+4+4)÷4
4=(4-4)×4+4
5=(4×4+4)÷4
6=(4+4)÷4+4
7=4+4-4÷4
8=(4+4)÷4×4
9=4÷4+4+4

  

●えんぴつを使うこと自体が脳トレ

ここまで、えんぴつを使う遊び、主に頭を使う遊びをご紹介してきましたが、「えんぴつを使うこと」自体が脳トレになります。
脳科学者の篠原菊紀先生はこう説明されています。

運筆自体が大切な脳トレーニングです。「鉛筆をこっちに動かそう」とイメージすれば前運動野が活性化します。前運動野は脳トレではメインターゲットの前頭葉の一部です。

なので、えんぴつを使ったこうしたゲームやパズルは、脳を鍛えるのにもってこいなのです。

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