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間違いだらけの丸つけは?

間違いだらけの丸つけは?

親野先生の親力診断

親野智可等先生の親力診断 第25回

お子さんとどのように関わり、どのような言葉をかけ、
どんなコミュニケーションをとっていますか?
言い方ひとつ、やり方ひとつで子どもは大きく変わります。
ポピーの「親力診断」をよりよい親子の関係づくりにお役立てください。

診断してくださるのは……

親野 智可等(おやの ちから)先生

親野 智可等(おやの ちから)先生

教育評論家。教師経験をもとに子育て、親子関係、しつけ、勉強法、家庭教育などについてInstagram、Threads、Xなどで発信中。「子育て365日」「反抗期まるごと解決BOOK」などベストセラー多数。「ドラゴン桜」の指南役としても著名。オンライン講演を含む全国各地の小・中・高等学校、幼稚園・保育園のPTA、市町村の教育講演会、先生や保育士の研修会でも大人気となっている。

今回の親力診断

子どもがやったプリントを見たら、
合っているのは半分くらいしかありませんでした。
あなたは何と言いながら丸つけをしますか?

どれが正しいか、ではなく、実際問題自分がどうしているか……と考えて答えてください。

……選びましたか?

それでは親力診断、スタートです!

診断結果

親野先生の解説動画でご覧ください。

動画の概要は下をチェック!

Aを選んだ場合

間違っているところは黙ってスルーして、合っているところはこのように言ってあげる。すると、合っているところが強調され、子どものやる気が高まります。このようにちょっとした演出をすることで、子どもは勉強することに、肯定的な印象をもてるようになります。

Bを選んだ場合

Aと反対ですね。合っているところは黙っていて、間違っているところを強調しています。こういう演出は、子どものやる気をそいでしまい、勉強に対するネガティブなイメージが強まってしまう可能性があります。

Cを選んだ場合

Bよりはいいでしょう。ですが、できれば肯定的な雰囲気を演出してあげたほうがいいと思います。

今回のポイント!

プラス思考でAのように「これも合ってる。これも合ってる」とあえて言ってあげましょう。
ドイツの哲学者カントも「人間の認識は、常に主観に左右されるものだ」と言っています。人生のすべては自分がどう感じて、どう考えるかで決まります。どうせならプラス思考で生きていったほうが楽しいと思います。これは子育てだけでなく、万事においていえることなので、日ごろから心掛けてみてください。

今日も明るく楽しく、元気にお過ごしください。

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