うまく叱れず、ついつい怒ってしまう　どうすればよい？

「冷静に接したいとは思うけれど、イライラしてつい感情をぶつけてしまう」…そんな声をよく聞きます。
「つい怒ってしまったときどうするか」「どうすれば子どもに伝わる上手な叱り方」ができるのか、　
経験豊富な村田稔子先生とお話し、相談するインスタライブを9月6日（金）に開催しました。
参考になる話がいっぱいのライブアーカイブ動画と、お話のポイントをお届けします！

その1▶つい怒ってしまう… 叱ると怒るの違いは？

再生時間：5分26秒

つい怒ってしまう… 叱ると怒るの違い ポイント

• 叱るとは…ダメなことはダメと伝えるけれど、相手のことを思って、冷静に話すこと
• 怒るとは…自分の感情が先立って、感情的に伝えること
• 研究者曰く「ほめる」と「叱る」の理想の割合は３：１から５：１　「ほめることが大事」
• でも…、忙しい毎日、余裕がないと、わかっていてもついつい怒ってしまう

その2▶「つい怒ってしまう」を回避する工夫

再生時間：6分16秒

「つい怒ってしまう」を回避する工夫 ポイント

• 子どもたちに親のイライラを伝えておくと、子どもは自ら一時避難する
• カチンときたとき、その場にいないなど、ちょっと距離をおいて落ちつく
• アンガーマネイジメントの6秒ルールで、怒りの爆発を回避する
  6秒かぞえる／おまじないのことばを唱える／好きな歌を歌う
• 「こうすると怒りがちょっとはおさまる」ということを少しずつ体感しましょう
• 怒らずに子どもと話ができたとき、自分をうんとほめましょう
  「今日は怒らず、6秒待てたぞ！」
  

その３▶怒るから叱る が大切

再生時間：5分13秒

怒るから叱る ポイント

• 怒った後の「なぜいけないか」「これからどうしたら良いか」を話す。怒るから叱るへ
• つい怒ってしまった後…怒りっぱなしはぜったいよくない
• 子どもが無視したり、聞こえないふりをしたりするのにはどうする？
  ⇒無理に話を聞かそうとせず、様子を見て、話が入るときを見極める
• 父母、どちらかが叱っているときは、どちらかは中立の立場で見守り、
  時には互いの思いを代弁してあげること大事

その４▶叱るときに絶対にしてはいけないことは？

再生時間：6分16秒

叱るときに絶対にしてはいけないこと ポイント

• 叱るとき、その子の人格を否定するようなことは絶対に言わない
• 脅してなんとかさせようとすることはしない
• NG「すぐ怒る」「ヒステリックに怒る」「しつこく怒る」「前のことまで引っ張り出して怒る」
• ぱっと切りかえるようにしましょう。「これでおしまい！」
• なぜ叱るのか、根本にある親の願いを伝える

その5▶まとめ～うまく叱れず、ついつい怒ってしまう どうすればよい？ ～

再生時間4分22秒

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