高学年おすすめの本
読書の秋、子どもたちには、読書をたっぷり楽しんでほしいですね。今、注目の本から、人気シリーズ、長く愛されているロングセラーまで、高学年の子どもたちにおすすめの本を10冊紹介します。
こんな子におすすめ:おばけが大好き♪
「がっこうのおばけずかん」
斉藤洋/作 宮本えつよし/絵 講談社 1210円(税込)
おばけがどんなふうに怖いのか。そうならないためにどうしたらよいのかを、ユーモラスな短いお話仕立てで紹介。ちょっと怖いけど、最後にはホッとできると人気のシリーズ。
こんな子におすすめ:プリンセスのお話が読みたい♡
「小公女セーラ」
フランシス・ホジソン バーネット/著 岡田好惠(訳) 学研プラス 968円(税込)
「10歳までに読みたい世界名作」シリーズの一冊。短い章立てと親しみやすいカラーイラストで、名作がぐっと身近なものに。絵本から児童書への過渡期に最適な一冊。
こんな子におすすめ:科学に興味がある!
「ジュニア空想科学読本」
柳田理科雄/著 藤嶋マル/絵 角川つばさ文庫 814円(税込)
タケコプターが本当にあったら、空を飛べるのか? かめはめ波を撃つには、どうすればいい? アニメやマンガでおなじみの現象を科学的に検証すると、オドロキの結論がみえてくる。楽しい理科の本シリーズ第1弾。
こんな子におすすめ:知恵と勇気に憧れている‼
「水族館のサバイバル」
ゴムドリco. /著 韓賢東/絵 朝日新聞出版 1320円(税込)
「楽しみながら理系脳が育つ」と大好評の「科学漫画サバイバルシリーズ」の一冊。水族館の仕組みや海の生き物に詳しくなれます。読み終わった後、「ねぇ、ねぇ知ってる?」と、親子のコミュニケーションに最適という声も。
こんな子におすすめ:お母さんに言いたいことがある!
「かあちゃん取扱説明書」
いとうみく/作 佐藤真紀子/絵 童心社 1320円(税込)
かあちゃんに言いたいことがある哲哉が主人公。父ちゃんのアドバイスで、かあちゃんの取扱説明書を書き始めたら…。おもしろく読めて、最後には考えさせられるお話。おうちの方にもおすすめの一冊です。
こんな子におすすめ:共感できるお話が読みたい
「こどもかいぎ」
北村裕花 フレーベル館 1540円(税込)
スーツを着た子どもたちが集まって始まった「こどもかいぎ」。でも、本題と話がそれてしまい…。子どもは「そうそう!」と激しく共感して展開に夢中になれそう。大人のほうはドキリ⁉ 親子で感想を語り合ってみては?
こんな子におすすめ:人の気持ちが知りたい
「四つ子ぐらし(1) ひみつの姉妹生活、スタート!」
ひのひまり/作 佐倉おりこ/絵 角川つばさ文庫 814円(税込)
それぞれ別の場所で孤独に育った四つ子が、一つ屋根の下で暮らすことになり…。みんな同じで、みんな違うから、たちまち大混乱に! もし自分が四つ子だったら…と空想力が刺激される物語です。
こんな子におすすめ:動物(特にネコ)が好き♡
「ほぼねこ」
RIKU 辰巳出版 1650円(税込)
トラ、ユキヒョウ、ライオン、ホワイトタイガーなどネコ科の猛獣たちの「ほぼ、ねこ」な瞬間をたっぷり収録した写真集。「絶対に飼育はできない」けれど「ほぼねこ」なギャップが楽しい本。
こんな子におすすめ:カッコいい武将の伝記が読みたい
「織田信長 ―炎の生涯― 戦国武将物語」
小沢章友/作 棚橋なもしろ/絵 講談社青い文庫 748円(税込)
戦国武将のなかでも圧倒的に人気の高い織田信長の最高にカッコいい物語。漢字には読み仮名がついているので読みやすいのも人気の理由の一つです。歴史に興味を持つ最初のきっかけになりそうな本。
こんな子におすすめ:将来の仕事に興味がある
「宇宙人とみつける仕事図鑑」
二村大輔/絵 リクルートエージェント/監修 文響社 2948円(税込)
将来の夢が見つからないユメオが突然現れた宇宙人と一緒にさまざまな職業を見学しながら、自分のしたい仕事を探していくストーリー。576もの職業がイラストでわかりやすく紹介。未来がちょっと楽しみになる図鑑です。
好奇心が旺盛で、多くのことをどんどん吸収するこの時期、できるだけたくさんの本を読んでほしいですね。今回ご紹介した本を本選びの参考にしてみてください。