子どもが喜ぶ! ももちゃん&ぽるんのおにぎり弁当
お子さんのお弁当を日々手作りしているかたも、行事の時にお弁当を作っているかたも必見!
『幼児ポピー』の人気キャラクターから、「ももちゃん&ぽるんのおにぎり弁当」を紹介します。
大好きなももちゃんとぽるんが入ったお弁当なら、笑顔で完食できるかもしれません。レシピに加えて、子どものお弁当を上手に盛りつけるコツや注意点もお伝えします。
「ももちゃん&ぽるんのおにぎり弁当」の作り方
〈ももちゃんのおにぎり〉
【材料 2つ分】
ごはん・・・200g
すし酢・・・大さじ1/2
桜でんぶ・・・7g
塩・・・少々
のり・・・適量
スライスチーズ・・・適量
【作り方】
①ボウルにごはん、すし酢、桜でんぶ、塩を加えて混ぜます。2等分してラップで包み、ももちゃんの形になるように、楕円形に握り頭を指でつまんで形を整えたらラップを外します。
②ももちゃんの目と口は、のりとスライスチーズを、のりパンチやハサミでカットし、①に貼ります。
〈ぽるんのおにぎり〉
【材料 2つ分】
ごはん・・・200g
かつお節・・・1/4袋
しょうゆ・・・小さじ1
いりごま(白)・・・小さじ1/2
のり・・・適量
スライスチーズ・・・適量
ミニウインナー・・・1本
サラダスパゲッティ(1.2㎜)・・・1本
にんじん(厚さ2㎜にスライスして茹でる)・・・適量
ケチャップ・・・適量
【作り方】
①ボウルにごはん、かつお節、しょうゆ、いりごまを加えて混ぜます。2等分してラップで包み、ぽるんの形になるように楕円型ににぎって形を整えたらラップを外します。
②ミニウインナーはスライスして、ぽるんの耳の位置にサラダスパゲッティをさして固定します。
③ぽるんの顔の各パーツを作ります。耳、口周りはスライスチーズをハサミでカット、目はスライスチーズとのりを円くカットして重ね、帽子と鼻はにんじんを切り取って、①に貼ります。
④ケチャップで口をかきます。
【ポイント】 ぽるんは、帽子や鼻、耳や目のスライスチーズのパーツを省略しても、簡単にかわいく仕上がります。 のりやスライスチーズは、のりパンチやストローを活用するのも手軽です。 |
そのほか、栄養のバランスを考えながら、お子さんの好きなおかずを詰めてあげましょう。
おにぎり以外の、写真に載っているおかずのレシピはこちらから。(各おかずの分量は4人分のものを載せています)
子どものお弁当を上手に盛りつけるコツと注意点
■1.お弁当箱におかずを詰める順番
小さいお弁当箱に色々な大きさのおかずを上手に詰めるのは、意外と難しいもの。隙間なく上手に詰めるコツは、大きいものから順に詰めることです。
最後に小さいおかずを隙間に詰めることで、隙間がしっかり埋まるので、もしお弁当箱を入れた鞄をお子さんが振り回したとしても、型崩れしにくくなりますよ。
■2.栄養バランスは3つの色をそろえよう!
子どものお弁当は栄養バランスも気になるところですよね。たんぱく質に、炭水化物、ビタミンも…と栄養素ベースで考えると、難しくなってしまいます。
そんな時は、「赤」「緑」「黄(白)」の3つの色をそろえることを意識しましょう。
肉や魚などの赤色の食材には主に「たんぱく質」などの栄養素が、野菜などの緑色の食材には主に「ビタミンやミネラル」などの栄養素が、ごはんや麺類、イモ類、コーンなどの黄(白)色の食材には主に炭水化物などの栄養素が含まれています。
3つの色がそろえば常に栄養バランスは完璧! というわけではありませんが、じっくりと栄養素から考えるよりもハードルが下がります。
また、見た目にも彩りよく、華やかになり、気軽にお弁当作りを楽しめますよ。
■3.涼しい季節でも食中毒対策は大事!
大人よりも食中毒になりやすい子どものお弁当作りでは、たとえ涼しい季節であっても食中毒対策が大事です。食材は、必ず冷めてからお弁当箱に詰めましょう。
また、水分が多いと細菌が増えやすくなるため、汁気のある食材は詰める前にキッチンペーパーなどで水分をしっかり取り除いてから。
食べるまでの時間が長い場合は、保冷剤を入れるのも効果的です。保冷剤代わりに、凍らせた市販の一口ゼリーやお菓子を入れるのもオススメです。
お母さん・お父さんからの愛情と応援を、ぜひお弁当に込めてあげてくださいね。
お子さんのお弁当の献立に悩んだら、ぜひ参考にしてみてください!
(著者プロフィール)
阿知和 梨香(あちわ りか)
食育アドバイザー。大手食品メーカーで10年間商品開発を担当し、数多くのヒット商品を発売。内閣府食品安全委員会の専門委員の経歴を持ち、現在は子ども料理教室「食育クッキング」を主宰している。自治体主催のパパと子ども向け食育講座の講師や、食品メーカーで幼児食の開発アドバイザーとしても活躍している。
◆食育クッキングInstagram:https://www.instagram.com/shokuikucooking/