国語のつまずき解消テク 口コミ大公開‼~低学年編~
国語はセンスがないとムリ!? 教え方が分からない‼ そんなお悩みに答えるグッドアイディアを大紹介! よそのおうちの家庭学習、さっそく真似してみませんか?
つまずき解消テク① 漢字
漢字の基本は「何度も書いて覚える」。ですが、繰り返しの練習って、すぐに飽きちゃいますよね。そんなときは、遊びの要素を取り入れるのがおすすめです!
わが家のアイデア
・息子は、机に向かって漢字練習をするのが大嫌い。ある日、お父さんがふざけて、「あ、それそれ『口』という字はどう書くの? あ、こうして、こうして…こう書くの♪~」とお尻で字を書く「尻字」の芸(⁉)を披露。とたんに、目が輝き出した息子! 尻字を書くために、漢字をじっくり「見る」ようになり、手でもしっかり書けるようになりました。(富山県/K・Kさん お子さんは1年生)
・娘が最近、習字を習い始めたので、漢字の練習にさっそく応用してみました。「今日、どんな字を習ったの?『透明お習字』で教えて~」と声をかけると、娘は筆を持ったふりをして空中に字を書いてくれます。習字教室ではトメやハライにも気を付けて書かないと花丸をもらえないので、「透明お習字」でもきちんと書いています。「上手だね~。せっかくだから、紙にも書いてよ」とおだてると、本人は「いいよ~。紙にも書いてあげる」と、嫌がらずに漢字ドリルをするようになりました。(神奈川県/H・Sさん お子さんは2年生と年長さん)
なるほど~! 机に座ってもくもくと書く以外にも、漢字を覚える方法ってありますよね。その子の興味・関心に沿った練習法は、確かに効きそうです♪
つまずき解消テク② 言葉
低学年では、ふだんの言葉がけが大事!と言いますが、しりとりやダジャレのような言葉遊びもありかも。いろいろな言葉に触れるきっかけになり、また「楽しい親子タイム」にもなります。
わが家のアイデア
・うちの子は、「ヤバい」が口癖。何でもかんでも「ヤバイ」と言うので、「それ、どういう意味?」と聞き返すようにしたら、「だから~、〇〇くんは足が速すぎるって意味!」「明日、テストなのに、全然わかんない。ダメかもってこと」というように、解説してくれるようになりました。ポイントは、ときどき「それって、こういうこと?」とわざとボケてみること。「ちがうよ。」と言いつつ、私に伝わるように言葉を探してくれます。(福岡県/S・Tさん お子さんは2年生)
・食べ物しばり、動物(生き物)しばりなどテーマを決めたり、逆に、前の答えと同じ分野の言葉にならないようにするルールにしたり、しりとりをアレンジして楽しんでいます。(神奈川県/S・Oさん お子さんは1年生と4年生)
・たとえば「まめ」というテーマを決めたら、その前後に言葉をくっつけます。「豆柴」「えんどう豆」「豆まき」など…。子どもが困ったら、某テレビ番組のように「(祖父母に)電話・辞書をひく・スマートフォンで検索」の中から1回ずつヒントを探せるルールです。おじいちゃんに電話すると、思わぬ言葉を教えてくれることがあり、親子共々勉強になっています。(静岡県/S・Aさん お子さんは1年生)
キーワードは「親子の会話」にあり。わざととぼけてみたり、言葉ゲームで遊んだり。おしゃべりを楽しみながら、言葉をどんどん増やしていきましょう。
つまずき解消テク③ 音読
音読のコツは、2つ。言葉の区切りを意識して読むこと、そして、今、どこを読んでいるか、一目で分かるようにすることです。では、具体的にはどうしたらよいのでしょうか…。
わが家のアイデア
・「わたしは、傘をもって、お母さんと出かけました」と言う文章があるとき、わざと「は」や「を」強調して読んでみせました。すると、子どもがおもしろがって真似するように。宿題の音読も、うちではこのスタイルでOKにしたら、あまり嫌がらなくなりました。(千葉県/K・Hさん お子さんは1年生)
・いつもは私が読み聞かせていますが、土曜日だけは私が読み聞かせてもらう側になります。本はいつも同じで、娘の大好きな『おべんとうバス』。「えりママ、読んで~」と甘えるようにリクエストすると、「(私の真似なのか!?)しょうがないわね~」と言いながら、読んでくれます。同じ本を何度も読むうちに、かなり上手に。教科書の音読も大好きになったようです。(東京都/えりちゃんのママさん お子さんは1年生と年中さん)
・教科書をコピーして、1行おきに蛍光マーカーでラインを引いたら、どこを読んでいるか分かりやすくなったみたい。最初は私がラインを引いていましたが、子どもはその作業も楽しいらしく、自分で好きな色のラインを引いて音読の宿題を積極的に取り組むようになりました。(佐賀県/Y・Ⅿさん お子さんは1年生)
読むことに興味が持てるような、ナイスサポートです! 自信がつけば、スイスイ読めるようになる日も近いはず‼
高学年になると、習う漢字が多くなり、語彙力、文章読解力、記述解答など、求められる力も広がっていきます。さてさて、この先、どうしたらいいの…。そんなときは、こちらをどうぞ。