
脳科学者 篠原菊紀先生に8の質問!『子育て&教育、気になるアレコレ』 ~オンライン講演動画を公開!
脳科学者の篠原菊紀先生に、子育てや教育に関する、気になるアレコレをお聞きしました。オンライン講演の内容を一挙公開!
目次
- 質問1:「早期教育」は、脳科学的に有効?
- 質問2: 幼いころにこそ経験しておいたほうがいいことって何?
- 質問3:家庭環境で子どもの性格は決まる?
- 質問4:「できてうれしい経験」と「できなくて悔しい経験」の影響は?
- 質問5:「苦手を克服」と「得意を伸ばす」。どっちがオススメ?
- 質問6:時間を意識した行動は何歳頃から?
- 質問7:毎日コツコツ取り組むことは、幼児でも必要?
- 質問8:「自由遊び」と「何か決まったことに取り組むこと」のよさは?
- Q. オススメのまなび方&記憶力をよくするコツは?
- Q. 園でみんなと一緒に取り組む経験は、どう作用する?
- Q. “夢中になるもの”と出会わせる方法は?
- Q. 泣きながらも続けようとするとき、どう接すればいい?
- Q. いちいち「〇〇してもいい?」と聞いてくる子への対応は?
子育てをしていると、これって学術的にはどうなの?と思うこと、ありませんか。
今回は、子育てや教育に関する保護者の皆さんからの疑問に、篠原菊紀先生におこたえいただきました。

篠原 菊紀(しのはら きくのり)先生
公立諏訪東京理科大学 特任教授(脳科学、健康科学)。人システム研究所所長。東京大学、同大学院教育学研究科修了。『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『子どもが勉強にハマる脳の作り方』(フォレスト出版)など著書多数。NHKこども科学電話相談など、TV、ラジオ、雑誌でもご活躍。
質問1:「早期教育」は、脳科学的に有効?
幼児期には、アレコレなんでも挑戦させたほうがよいのか? 悩ましいですよね。
➡実は、たくさんのことに挑戦させるよりも、子どもが〇〇〇〇と感じることの方が大切です。
それは… ⇩講演動画でチェック!
質問2: 幼いころにこそ経験しておいたほうがいいことって何?
幼児期には、3つのことを大切にすればOK!
●ことばを習得する
●愛情を感じる
●「楽しい、好き」という感情をもつ ←おうちの人は積極的に働きかけましょう♥
それに加えて… ⇩講演動画でチェック!
質問3:家庭環境で子どもの性格は決まる?
意外なことですが、家庭環境は子どもの性格にほぼ影響を与えない!!! とわかっています。
性格に大きく影響を与えるのは、遺伝+家庭外の環境 です。
一方で、学業成績、言語性知能、記憶する力 には、家庭環境の影響が絶大 です。
➡そこで親が子どもにできることは…? ⇩講演動画でチェック!
質問4:「できてうれしい経験」と「できなくて悔しい経験」の影響は?
「できた」体験をくり返すと ➡ やる気が育つ。
「できない」体験ばかりをくり返すと ➡ 無力感 へつながってしまう。
➡両者の理想のバランスとは…
➡親が手を貸した成功体験の影響は… ⇩講演動画でチェック!
質問5:「苦手を克服」と「得意を伸ばす」。どっちがオススメ?
「得意を伸ばす」のが、圧倒的に効率的です。
なぜなら、「得意」は脳の線条体を活性化し、神経ネットワークがすぐにでき上がるから
➡「得意」は、効率アップ & 苦手の克服 にもつながる! ⇩講演動画でチェック!
質問6:時間を意識した行動は何歳頃から?
一般的には、6~8歳ごろ。
けれど個人差が大きいのが、当たり前です。
➡幼いうちは、時間通りの行動を無理強いしなくてOK。
➡時間を意識できるように親が働きかけるなら…? ⇩講演動画でチェック!
質問7:毎日コツコツ取り組むことは、幼児でも必要?
①やりたがることをさせる
⇒ ②やることが楽しくなる
⇒ ③自然に習慣になる という流れが◎。
習慣形成を目的とする必要はないんです。
➡課題への取り組み方や、くり返すコツは… ⇩講演動画でチェック!
質問8:「自由遊び」と「何か決まったことに取り組むこと」のよさは?
「自由遊び」のよさ ➡ 発想・ひらめき を生む!
「決まったことに取り組む」 ことのよさ ➡ 実行する機能 が鍛えられる!
➡幼児期により伸ばしたいのは… ⇩講演動画でチェック!
⇩⇩⇩ さらに、視聴者からの質問にもお答えいただきました♪ ⇩⇩⇩
視聴者からのご質問①
Q. オススメのまなび方&記憶力をよくするコツは?
視聴者からのご質問②
Q. 園でみんなと一緒に取り組む経験は、どう作用する?
視聴者からのご質問③
Q. “夢中になるもの”と出会わせる方法は?
⇩⇩⇩ そのほか、こんな質問も … ⇩⇩⇩
Q. 泣きながらも続けようとするとき、どう接すればいい?
A. そのまま見守りましょう。

Q. いちいち「〇〇してもいい?」と聞いてくる子への対応は?
A. 毎回、こたえてあげましょう。

♡♡♡♡♡♡ ご視聴、ありがとうございました! ♡♡♡♡♡♡
⇩⇩⇩昨年のオンライン講演【脳科学から見た『ほめる』と『叱る』】はコチラからご覧いただけます⇩⇩⇩