年長から同じクラスになった子に、ほぼ毎日、たたかれるなど、乱暴されて帰ってきます。「やめて」と言っても、その子の意に沿わないと、急に手を出されるようです。最近は、「幼稚園へ行きたくない」と泣いて訴えます。幼稚園の先生には伝えてありますが、改善されません。家では、親として子どもの言うことをよく聞いてやり、温かく見守っています。

年長・男児のおうちの方から

回 答

　お子さんの気持ちをしっかり受け止めて…

　お子さんの幼稚園での悲しい気持ちやおうちの方の心配が伝わってきました。
　幼稚園の先生には、伝えたとのことですが、改めて、事実を確認してもらいましょう。乱暴される事実があれば、指導してもらう必要があります。担任の先生に話しても、改善しないようであれば、遠慮せず、副園長（教頭）・園長先生にお話することが大切です。お子さんの心身に深い傷を与える前に対策をしていきましょう。
　 おうちで「子どもの言うことをよく聞いてやり、温かく見守っている」のは大変すばらしい姿勢です。引き続き、お子さんの気持ちをしっかりと受け止め続けてください。その安心感こそが支えになります。
　 人間関係を育てていくうえでも、園の先生だけでなく、相手のお子さん・保護者ともいっしょになって解決していくこともお勧めします。同じ子育て中のご家庭同士です。子どもを大切に思う気持ち、抱える悩みに共通することも多いはずです。お互いに気持ちを素直に伝え合う機会がもてたらいいですね。幼稚園の先生に、ご家庭同士の話す場の橋渡しをお願いしても良いと思います。

回答担当：全家研ポピー対話主事
ポピーでは、教職経験豊富な対話主事先生が会員からのさまざまの子育て、家庭学習に関するお悩みにおこたえしています。

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