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『大好きな絵本』16選

お子さんが、おうちのかたが、大好きな絵本をたくさんお寄せいただきました。今回は、その中から16冊をご紹介! 編集部員コメントの補足説明も絵本選びの参考にしてくださいね。

投稿フォームより皆様のご投稿をお待ちしています!

まちがいまちに ようこそ

あかたこ さん

どこが間違っていて本当はどんな言葉なのか、考えるのが楽しくて、「かいてん ぶし」というところで大ウケでした。絵もとてもかわいく、シュールでお気に入りです。

斉藤倫・うきまる さく/及川賢治 え/小峰書店/1,540円(税込)

「まちがいまち」に引っ越してきた一家が、町で出会ったなんかおかしい言葉とは…。だじゃれが楽しい、言葉遊びの絵本です。

おやすみなさい おつきさま

愛知県 K.O さん

ベッドに入ったウサギが、部屋にあるものに「おやすみなさい」と言いながら眠りにつくお話です。ほぼ毎ページにいる小さなネズミを探したり、ウサギが「おやすみなさい」と言ったものをページの中から探したりと、子どももお気に入り。園児のころは寝る前によく読んであげていたので、子どももまねして部屋のあらゆるものに「おやすみなさい」と言って眠りについていました。今思うといい思い出です。

マーガレット・ワイズ・ブラウン さく/クレメントハード え/せたていじ やく/評論社/1,320円(税込)

1947年アメリカで発売されてから、世界中で読みつがれている絵本です。一つひとつのものに「おやすみなさい」を言ううちに部屋もだんだん暗くなり、気持ちよく眠りに誘われていきます。

ふみきりくん

岐阜県 小森 さん

駅近くのふみきりくんの1日のお話。働き者のふみきりくん、ついつい応援したくなります。

えのもとえつこ 文/鎌田歩 絵/福音館書店/990円(税込)

電車や特急も登場するので、乗り物好きのお子さんも楽しめる絵本です。

やさいさん

栃木県 こーくんママ さん

わが家の5歳の息子が好きな絵本です。「すっぽーん」というかけ声とともに野菜たちが飛び出してくるのですが、土から出てくる野菜がおもしろいみたいで、何度も何度も読んでいます。私も息子も暗記していて、絵本がなくてもスラスラ言えます!(笑)

tupera tupera さく/Gakken/1,210円(税込)

「やさいさん やさいさん だあれ」という文の右側のページには地面から生えた葉っぱだけの絵。葉っぱのところを上にめくると野菜が現れる、楽しいしかけ絵本です。作家のtupera tuperaさんのインタビュー動画も、ぜひご覧ください。

もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち

大阪府 けいママ さん

乗り物好きの3歳の子どもが大好きな絵本です。2歳のときに本屋さんで一目惚れして選んできたものです。もぐらさんたちが歌いながら重機でお仕事するのですが、それを暗記して自分も歌いながら読み聞かせを聞いてくれます。

長崎慎吾 さく/童心社/1430円(税込)

もぐらけんせつは町で一番腕のいい工務店。りすさん一家に傾いてしまった家を直してほしいと頼まれて…。建物ができていく過程を絵で見て楽しめる絵本です。

まちには いろんな かおが いて

埼玉県 たけそう さん

子どもたちは、外に出ると必ず出会う顔たち(歩行者信号用のボタンや家の窓など)を見ると、「絵本に載ってたよね!」とよく話してますし、この絵本を読んでると、「この前、これ見たよね!」なんて話もしています。子ども視点のおもしろい発想の本だなと思ってます。

佐々木マキ 文・写真/福音館書店/1,100円

作者が町を歩いていて見つけたいろんな顔の写真で綴られているユニークな絵本で、自分でも見つけに行きたくなりそうです。

ホーホーはらへり フクロウさまだ!

兵庫県 ハリネズミ さん

5歳になった娘が、去年の冬ごろに図書館で借りて、その後何度も借りている大好きな絵本です。何度も獲物を狩ろうと挑戦する健気さと、エプロンをバッと脱ぎ捨てるシーンが大好きみたいです。同じ本を借りるのは珍しく、娘の絵本の好みが少し理解できてうれしかったです(^o^)。

ショーン・テイラー 文/ジャン・ジュリアン 絵/木坂涼 訳/BL出版(品切れ)

だれもがおそれる変身名人のフクロウさまが繰り広げる愉快なお話です。品切れのため新規購入は難しいようですが、図書館で見つけたら手に取ってみるのもいいかもしれませんよ。

ぴよちゃんとひまわり

茨城県 しかお さん

今、5歳の子どもが2歳くらいのときに読んでいた絵本ですが、母親の私自身が好きでした。読み聞かせをすると、感動して泣いてしまいそうになります。

いりやまさとし さく・え/Gakken/1,650円(税込)

ひまわりの種を拾ったぴよちゃんは、葉っぱを増やしてから食べようと待っているうちに、ひまわりと仲良しになりますが、夏の終わりに悲しい別れが…。美しい絵で描かれるひまわりの一生を通して、命を慈しむ心を育みます。

ぼくのぱん わたしのぱん

北海道 どらやき さん

中2の上の子が幼稚園のとき、何度も何度も一緒に読んだ絵本です。現在年長さんの下の子も、何度も「読んで」と大好きになりました。3人きょうだいがパンを作る過程で、こねたり、たたいたりするところのセリフ「もっともっと ぱん!ぱん!ぱん!」が二人共通の大ウケポイントです。読んだあとは、パンを作ってみたくなります。

神沢利子 ぶん/林明子 え/福音館書店/1,100円(税込)

小麦粉に塩などを混ぜるところから、好きな形にして焼き上げるまで、リズミカルな文章と心躍るイラストで描かれます。

いちにちうんち

沖縄県 がーひー さん

うんちの知識も学べる絵本です♪ 絵がおもしろいのと、思わず言いたくなるフレーズが多いので、2歳の息子は一緒にセリフを言ったり、4歳の娘は保育園にも持って登園し、先生に読んでもらって、お友だちと一緒に楽しんだようで、お友だちから「また持ってきて~」とお願いされたようです。うんちだけに臭いセリフかもしれませんが、リズムが良いのでとても読みやすく、私も一緒に楽しめました!

ふくべあきひろ さく/かわしまななえ え/PHP研究所/1,650円(税込)

汚くて臭いのになぜか気になるのはなんでだろうと、主人公が一日うんちになって確かめるお話です。ゾウやハト、恐竜まで、さまざまな動物のうんちが出てきて、うんちの奥深さも知ることができます。

ママだいすき

大阪府 マミー さん

娘は小さいときからこの絵本が大好きです。文章が短く、絵もさまざまな動物がシンプルに描かれていて見やすいです。3歳になった娘は、もう内容を覚えているので、0歳の弟に読み聞かせしてあげています!(うちにあるものは1972年2月発行とありますが、新しいバージョンが2002年に出ているようです。)

まどみちお 文/ましませつこ え/こぐま社/990円(税込)

マミーさんがお持ちのものは福音館書店版だと思いますが、こぐま社から新たに出たようです。14組の動物の親子の絵に、温かいことばが添えられ、やさしい気持ちになれる絵本です。

とりかえっこ

兵庫県 こはるん さん

ひよこさんといろいろな動物が鳴き声をとりかえっこしていくお話です。くり返し言葉での中に「どんな鳴き声だったかな?」とやり取りも楽しめる、とてもかわいらしいお話で、2歳の子どもも内容を覚えて、一人でも楽しく見て、読んでいます。

さとうわきこ 作/二俣英五郎 絵/ポプラ社/1,320円(税込)

遊びに出かけたひよこが、出会った動物と次々に鳴き声をとりかえっこ。帰ってきたひよこの声にお母さんは…。絵もお話もかわいらしい1冊です。

くいしんぼうのあおむしくん

三重県 パンダ さん

子どものお気に入りの絵本です。まさおくんが拾ったあおむしくんは、なんでもかんでも食べてしまいます。ゴミ、街、山、船など、どんどん食べてしまうあおむしくん。ついには、まさおくんまで食べられてしまい、大人も子どももドキドキでした! まさおくんが食べられてしまったときには、「えっ!?」と手で口を押さえていた5歳の娘。とても衝撃的だったようです。私が子どものころに読んでもらい、忘れられなかった1冊。今は娘と息子(2歳)のお気に入りの本になっています。

槇ひろし 作/前川欣三 画/福音館書店/1,100円(税込)

すぐにおなかがすいてしまうあおむしくんは、あらゆるものを食べていきます。最後に食べられたまさおくんが、あおむしくんのおなかの中で見たものは…。奇想天外な展開で記憶に残りそうな絵本です。

さっちゃんのまほうのて

富山県 りーさん さん

私が子どものころ、母からもらい、「読んでほしい!」と何度もお願いしていた絵本です。子どものころはさっちゃんの気持ちが、大人になって読むとさっちゃんのお母さんの気持ちがより伝わってきて、読めば読むほど素敵な本だなと感じます。5歳の娘もお気に入りで、よく「読んでほしい!」とお願いされます。自分の子どものころ好きだった本が、娘も気に入ってくれて本当にうれしく感慨深いです。

たばたせいいち・先天性四肢障害児父母の会・のべあきこ・しざわさよこ 共同制作/偕成社/1,320円(税込)

先天性四肢欠損という障害を負って生まれたさっちゃんが、傷つきながらも右手の指がないという現実を受け入れ、力強く歩き始めるお話です。

あかたろうの1・2・3の4・5・6

福岡県 福山 さん

4歳の娘が大好きな絵本です。数字に興味が出るタイミングだったので、何度も読んで、ひらがなを読めなくても文を覚えて、自分で読むようにもなりました。

きたやまようこ/偕成社/990円(税込)

おにの子のあかたろうが外から帰ってくると、お母さんがいません。そこで、次から次へと電話をかけて、お母さんを探します。初版が1977年で電話はダイヤル式ですが、リズミカルなテンポも楽しめる絵本です。

がいこつさん

兵庫県 平井 さん

子ども(5歳)の最近のお気に入りです。「それも、そうだな」という、がいこつさんの口癖が楽しいみたいです。

五味太郎/文化出版局/1,430円(税込)

目を覚ましたがいこつさんが、何か忘れたーということを、思い出そうとして街中を歩き回り…。ほのぼのとおもしろい絵本です。

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