脳科学の視点から解説! 幼児期のまなび
幼児期にはどのくらい、どんなまなびを体験させるのがいいのでしょう?
みなさんが気になるこのテーマについて、脳科学の専門家・篠原先生がたっぷりお話ししてくださいました! 教育対話主事の山田先生との対談動画でご覧ください。
篠原 菊紀(しのはら きくのり)先生
公立諏訪東京理科大学 情報応用工学科教授(脳科学、健康科学)。東京大学、同大学院教育学研究科修了。『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。『子どもが勉強にハマる脳の作り方』(フォレスト出版)など著書多数。NHK夏休みこども科学電話相談など、TV、ラジオ、雑誌でもご活躍。
❶幼児期のまなびにとって大切なのは?
子どものまなびの第一歩は、「好きになる」ことです。
☆「好き・嫌い」を判断する脳部位が最も発達するのは5歳まで。
☆ 思考するとき&行動するときに「好き」の感情が加わると……
⇒記憶力がアップする!
⇒スキルが身につけやすくなる!
だから、幼児期に「好きになっておく」ことが大切です。
↓子どもの「好き」を引き出すコツを動画でご紹介します!!
❷おうちのかたが関わることで、より安全に、上手に、デジタル教材を活用!?
「紙教材」と「デジタル教材」、どちらにも長所があります。
ただし、脳がより活性化するのは「手作業」です。
だからデジタルのみの学習はおすすめしません。
☆「デジタル教材」の利点は、動きがあるために、子どもの意識を集中させやすいということ。
集中力や注意力が継続しにくい幼児期には、効果的な一面があります。
「紙教材」と「デジタル教材」の特性を知り、上手に使い分けましょう。
↓デジタル教材を使うときの留意点や、切り上げ方のコツを動画でご紹介します!!
❸<篠原先生×ポピー共同研究>幼児ポピーを使った脳活動測定でわかったこと
幼児ポピーは、実際に教材を使っているときの脳活動を調べながら制作しています。
【脳測定でわかったこと】
☆幼児ポピーのワーキングメモリ課題で、高度な思考を担う前頭前葉が活性化。
☆幼児期は、運動野の補助、すなわち、手を動かしながらの課題が特に有効。
☆すごろくなどの昔ながらのあそびもまた、脳の前頭前野を活性化させる 。
↓詳しくは、動画でご紹介します!!
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