相談:かがみ文字になってしまいます

相談:かがみ文字になってしまいます

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 娘は、ひらがなを読めますが、書くと、かがみ文字がたくさんあります。私が教えていても、頭の中で鉛筆の動かし方が分からなくなるようで、「もう分からない」と、怒りだします。

年長・女児のおうちの方から

回 答

 幼児が「かがみ文字(左右反転した文字)」を書くのは、珍しいことではありません。小学校でも入学してしばらくは、かがみ文字が多く見られます。しかし、しばらくすると、かがみ文字はなくなります。書き順や書き始める場所、書く方向、他の文字との相違など、多面的に字を理解し、正しく覚えていくようです。
 だから、年長のお子さんが、かがみ文字を書いていても心配しないでください。それよりも、ひらがなが読めることとや、字を書いて伝えようとしてくれていることをよろこび、うんとほめてあげて欲しいと思います。今は文字遊びの段階と考え、かがみ文字や書き順の違う文字を書いても細かいことを直そうとしないで、「字をたくさん書きたい!」という気持ちを持ち続けるように関わることが大切です。
 そうして、入学前になったら、対面の座り方ではなく、大人が子どもの背中に回るか横に座るようにして、一緒にひらがなを指でなぞる「なぞり書き」をしてみましょう。背中になぞり書きをしてあげるのも喜びます。指で空中に書く「空書き」も小学校ではよくする練習です。オーバーなくらい、動作を思い切り大きくして書くと印象も強くなります。このようななぞり書き・空書きを繰り返すと、かがみ文字もぐんと少なくなります。お子さんの意欲に合わせながら、試してみてください。

回答担当:全家研ポピー対話主事
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