
虫めがねで観察ツアー〜親子で楽しむ観察あそび&自由研究〜
かんたん べんり 出先でもできる ちょっと知的な親子あそび
目次
幼少期の子どもにとっては「あそびがまなび」です。
また、小学校低学年もまなびに親しむ重要な時期。
楽しく取り組んで好きになることがいちばん!
親子で楽しく、かんたんに取り組めて、まなびが好きになる遊びをご紹介していきます。
今回の遊びテーマ:虫めがねで観察ツアー
今回は親子で楽しむ「虫めがね観察ツアー」のススメです。
自然の学びにつながるだけでなく、さまざまな力が楽しく育ちます。
小学校低学年のお子さんは、「自由研究」のテーマにもできます。
●いつもの世界がちょっと知的に
まず最初はクイズから! お子さんにも聞いてみましょう。
Q1.これな~んだ?

正解はこちら▼

トマト
Q2.いちごのタネはどこにある?
① 赤い実の中
② 外のつぶつぶ
③ 緑色のヘタの中
正解はこちら▼
② 外のつぶつぶ
いちごのタネを虫めがねで見てみましょう。
▼虫めがねで見た「いちごのタネ」



「へぇ~、こんなふうになってるんだ?」
「たねって、こんな形だったんだ!」
「ちゃんと、“たね”になってる!」
遊びながら、考える目が育っていく瞬間です!
●虫めがねがくれる成長・変化
①観察力が育つ

虫めがねを持つと、自然と細かく見たくなります。
・葉っぱの道みたいな線(葉脈)
・布を形作っている糸の細かい網目
・バナナの身の筋…

細部に気づく経験は、学びの土台になります。
② 「どうして?」が生まれる
「パンの穴、なぜ空いている?」
「いちごのタネ、なぜ外側?」

正解を急がなくて大丈夫。
「どう思う?」
その一言で、子どもの“考える力”が動き出します。
③ 親子の絆が深まる
虫めがねをのぞきながら顔を寄せ合う時間は、最高です。
「見て見て!」
「ほんとだ!」

同じものを一緒に見て、同じ驚きを共有すると、
それだけで、心がぐっと近づきます。
●やってみよう① 食べもの観察ラボ
虫めがねを持ったら、ちょっとした“探検ごっこ”をしてみましょう。
例えば、家庭の台所まわりの食べ物で、こんな探検ができます。
ミッション1.この“つぶつぶ”な~んだ?

正解はこちら▼

ブロッコリー
ミッション2.実のそとがわがいちばんとげとげ、つぶつぶしてるのはどれ?

正解はこちら▼

きゅうり
ミッション3.パンの中を見てみよう! どんなふうに見えるかな?

虫めがねで見ると▼

スポンジみたい!
洞くつみたい!
他にも、小松菜の根っこをよく見ると“ひげが生えてるみたい”など、、、
普段何気なく見ているものも、虫めがねで見ると「へぇ~」の連続。
“身近なもの”ほど驚きがあって、おもしろいかもしれません。
●やってみよう② おうちミクロ探検
おうちの中、いろいろなところやものに、ミクロの世界が広がっています。
・タオル 「ふわふわの木が並んだ畑みたい!」
・スポンジ 「穴がいっぱい!」
・服の布 「線が交差してる!」
・コイン「細かい模様が見える!」
・お札「印刷の細かい工夫がいっぱい!」
・新聞や雑誌「色がつぶつぶでできてる?」

「どんな形?」「何に見える?」
見て、さわって、くらべてみましょう。
●やってみよう③ 公園ミクロ探検
おうちの中、いろいろなところやものに、ミクロの世界が広がっています。
・葉っぱ 「葉っぱの中に線があるよ!」
「えっ、毛がはえてる」
・花びら 「たんぽぽの花びら、小さくてきれいに並んでる」
・木の幹 「線がいっぱい! まじわってる」
・昆虫の体「アゲハチョウの羽、模様がきれい! 絵みたい」

急に“○○博士”と呼びたくなります。
虫めがねを持つかわいい博士に、思わずにっこりしてしまいます。
●ちょっと知的に虫眼鏡を楽しむコツ
①虫めがねの選び方

初めてなら、5~10倍がおすすめです。
・倍率
| 5倍くらい | 10倍くらい |
| ピント合わせがしやすく、いつもより“少し大きく”見えます。 初めての観察にちょうどいい倍率です。 | ぐっと近づいた感じに見えます。 細かいところまで楽しめますが、 少しピント合わせが難しくなります。 |
・レンズ径
| 45~55mm | 80~100mm |
| 子どもが自分で扱いやすいサイズです。 | 視野が広く、明るく見えます。 親子で一緒にのぞく時におすすめです。 |
スマホレンズを重ねれば、さらに大きく拡大して観察したり撮影したりできます。
②声かけの工夫
声かけひとつで、観察が深まります。
- 正解をすぐ言わない
- 比べてみる 「どこが違うかな」
「同じところはどこかな」 - 数えてみる 「花びら、何枚あるかな」
- 描いてみる 「紙に描いてみようか」

③夏休みの自由研究として(小学生のお子さんと)
観察したことが、そのまま自由研究になります。

- 虫めがねで拡大したものをスマホで撮る
- 観察している様子も写真に残す
- ノートや模造紙に次の内容をまとめる
・観察しようと思ったわけ
・撮った写真
・観察して気がついた発見・疑問
・まとめの言葉
特別な実験はいりません。あとは、タイトルをつけるだけ。
立派な自由研究の完成です。
▽虫めがねで観察 自由研究のテーマ例
・葉っぱずかん~様々な植物の葉っぱの模様(葉脈)を比較
・くだものの種はどこにある? どうなっている?
・昆虫のもようびしゅつかん etc.
●虫めがねの扱い方と注意点
①虫めがねの扱い方
- 虫めがねを目の近くに持つ
虫めがねは、目の近くに持つのがコツです。 - 見たいものを前後に動かし、いちばんはっきり見える場所を見つける
ゆっくり動かすと、ピントが合わせやすくなります。

①注意点
虫めがねは光を集めるレンズです。

- 絶対に太陽を見てはいけません
- 太陽の光を紙などに当てると熱くなることがあるので、
気をつけましょう

- 外で使うときは、大人と一緒に楽しみましょう
●最後に
拡大してみると、
おもしろかったり、ふしぎだったり、思わず「えっ?」と声が出たり。
虫めがね一つで、世界はぐっと近づきます。
そして、子どもと同じ目線でのぞいた時間は、
きっと何年後も思い出になるでしょう。
今日は、いくつミクロを見つけられましたか。
次は、どこをのぞいてみますか?
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