みんなで おこたえ!
子育てQ&A 幼児編
みなさんから寄せられたアドバイスをご紹介します。
投稿フォームより皆様のご投稿をお待ちしています!
今月のお悩み① 服装の調節を身に付けさせるには?
気候に合わない服を着たがることがあります
群馬県 ふー さん
5歳の娘はその日の服を自分で用意するようになり、だいたい任せていますが、気候に合わないものを選んだときにアドバイスしようとすると、まったく聞き入れません。体調を崩さなければいいかと思いつつも、1枚上着を羽織るなどの調節を覚える、よいアイデアはないでしょうか。
アドバイス01
自分で選んだ服装で、いったん外気を体感させる
福岡県 shiratake さん
5歳の娘も自分でコーディネートした服を愛用していますが、寒い日にTシャツ・短パンコーデのときも多々あり、そんなときはいったん外に出てみて“寒くないかチェック”をしてもらいます。また、お天気ニュースを親子一緒にアレクサに聞いて、「寒くなるって言ってるから、せめて短パンを長ズボンにしよう。1枚着るものを持参しようか」と声をかけます。すんなりいかないことも多いですが、最近は「寒いから長袖にする、ジャンパーはカバンに入れていく」と自発的になり、楽になりましたよ!
アドバイス02
暑い・寒いに服装で対応する体験を積み重ねる
埼玉県 ホームズ さん
子どもが寒い、暑いと言ったときに服装で対応できるようにします。基本的に子どもには好きなものを着させて、寒いと言ってきたら1枚羽織らせ、暑くなったら上着を脱いでTシャツにさせます。そうするうちに、子どもたちも服装を変えて暖かさを調整することを自然に覚えてくれました。持ち物は多くなりますが、子どもたちのリュックに入れて、自分の荷物が増えることを理解させるのもよいかと思います。「荷物を増やさないように、今日はこの服のほうがいいんじゃない?」とか言うと、次から親が勧める服を着てくれることもあります。
アドバイス03
朝食のとき、その日の気温をわかりやすく伝える
愛知県 宇野 さん
小1の息子も自分で選んだ服を着たがるタイプです。季節の変わり目は風邪をひかないか特に心配ですよね。わが家では朝食のときにその日の気温の話をすることが多く、気づくと自分から「お母さん、今日何度?」と聞いてくるようになりました。「昨日は◯度で、今日は◯度だよ。今日は風が強いから昨日より寒く感じるかもね~」みたいな感じで、その日の気温をわかりやすく伝えています。あとは子どもが選んだ服を着たあとに、実際に外に少し出てみると気温を体感できるようで、こちらのアドバイスを受け入れてもらいやすいと思います。
アドバイス04
一緒に考える一方で、好きな服を着たい気持ちも満足させる
北海道 みーたん さん
わが家の娘たちも同じく、真冬にタンクトップやワンピースを着たがったりして、アドバイスを聞き入れてくれないことがありました。服を選ぶときに天候や暑い・寒いを伝え、「寒いみたいだけどどうしようか?」とまずは聞いてみて、一緒に考えることを続けました。それでも着たいといったときは、「これも素敵だよね!」「かわいいよね!」などと共感し、夜寝る前にそれを着る時間をつくったり、初めは好きな服を着て、外へ出る前に着替えようと約束したりしました。また、好きな服を着て寝ていい日もつくりました。すると、着たい気持ちも満たされるのか、こちらのアドバイスも聞いてくれるようになりました!
アドバイス05
親子で天気予報チェックする
愛知県 あさひ さん
わが家では子どもと一緒に天気予報をチェックするのが習慣になっています。天気はもちろんのこと、気温にも興味を示して、「明日は今日より暖かいね」や「0℃のところがある! 寒いね!」と教えてくれます。次第に「今日は寒いから上着を着て行こう!」と考えられるようになりました。親子で天気予報チェック、おすすめです☆
★編集部からのひとこと★
その日の外気を体感させる、その実感と天気予報で知る気温を結びつけられるようになる、がポイントのようです。ご家庭に合いそうなことを試しながら、気長に取り組んでみてくださいね。
今月のお悩み② 水への恐怖心をなくすには?
プールや水遊びを楽しめるようになってほしい!
佐賀県 ふくふく さん
5歳の息子は水に対する恐怖心が強く、夏は園でのプールが楽しめません。家のお風呂は大好きなのですが…。泳げるようにまでとは思いませんが、暑い時期に外での水遊びも好きではなく困ってしまいます。
アドバイス01
お風呂で水でっぽう遊びなどで慣らしてます
長崎県 ジュリア さん
わが家の下の子も水嫌いで、顔に水がかかるのを嫌がります。上の子がいるので3人分の水でっぽうを買って、お風呂のとき、姉弟+ママで水のかけあいっこをやります。いつもは顔に水がかかるのを嫌がるのに、水でっぽうの水がかかるのはいいみたいです。それすらこわいのであれば、お風呂場の天井にシャワーを当てて、落ちてくる水を浴びて、「あ、雨が降ってきたー!」って雨ごっこします。
アドバイス02
水に慣れる目的でスイミング教室に通うのもあり
大阪府 きなこ さん
長女も小さいころから水が大嫌いで、ずいぶん大きくなるまでシャンプーのときにシャワーをかけ流すこともできませんでした。克服のきっかけはスイミング教室でした。少しでも水に慣れてほしいという思いから、短期間だけでもという気持ちで始めました。最初はプールの広さに怖がっていた娘でしたが、コーチやお友だちと遊び感覚で楽しみながら水とふれあうことができ、少しずつ克服していき、今ではスイミングが大好きになっています。わが家は結果としてスイミングを続けていますが、習い事として捉えず、水に慣れる目的で通ってみるのもいいのでは?と思いました。
アドバイス03
どこがこわいのか聞いてみてはいかがでしょう
兵庫県 すまいる さん
おうちのお風呂が大丈夫なら、何か他に理由があるのかもしれませんね。お友だちが水をかけてきてこわいとか、みんなのペースについていけないとか、プールが深くてこわいとか。水自体がこわいのであれば、大きくなるに連れて恐怖心も和らぐかと思います。まずは、どんなふうにこわいかを聞いてみると、何かヒントが隠れているかもしれません。
アドバイス04
恐怖を感じる元が大丈夫になるようにしました
東京都 のー さん
うちも経験があり、子どもによく話を聞いてみると、お友だちが動いたときに水が顔にかかることに恐怖を感じているということがわかりました。そこで、家のお風呂で親と水遊びを楽しみながら、不意に顔に水がかかってしまってもこの程度なら大丈夫、という経験を積んだところ、徐々に外での水遊びも楽しめるようになってきました。「ここにタオルを置いておくから、かかったら拭けばいいんだよ」という声かけも、顔に水がかかったときにパニックになりにくく効果的でした。
アドバイス05
水に関連するものに興味をもつと好きになれるかも
千葉県 あしゅパパ さん
水が苦手だといろいろ困りますよね。わが家の3歳児は水が大好きで、プールも行きたがります。一つには、以前から魚が好きだったからだと思いますが、家にある図鑑やミニモデル、魚釣りのおもちゃなどでよく遊んでいました。そのため、川に入って魚を探すなど、いつしか水も大好きになりました。もう一つは、水たまり遊び。最近の情報ではあまり注意しないでいいようなので、長靴をはいて遊ばせていたので水が好きになったかもしれません。砂金について調べて遊んだりするのもおもしろいですし、水たまり遊び、ぜひ試してみてください。
★編集者からのひとこと★
何がこわいのか理由を確かめるのも大事なようで、その上でお子さんに合った方法を試してみるのがよさそうです。楽しみながら、少しずつ慣れていけるといいですね。
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