みんなで おこたえ! 子育てQ&A 幼児編
みなさんから寄せられたアドバイスをご紹介します。
今月のお悩み 「姉だけに必要」を下の子に伝えるには
なんでも上の子のまねをしたがる子への対処法
群馬県 久保さん
5歳・年中の娘はおしゃべりもするし、友だちも多く、明るく楽しい性格ですが、一つだけ欠点があります。朝の支度、片づけなど、そのことだけに集中すれば早くできるはずなのに、のんびり、ゆっくりしてしまいます。声かけをしても難しく、幼稚園でもその様です。小学校に入ると素早い集団行動を求められると思うので心配です。なにかいい方法があったら、アドバイスをお願いします。
みなさんから寄せられたアドバイスをご紹介します。
アドバイス01
なぜ必要かをくわしく教える
栃木県 マエちゃんさん
うちは男の子ですが、のんびり屋さんです。のんびりつき合ってあげればいいのでしょうが、仕事に遅れるわけにもいかないので、朝はいかに早くさせるかが勝負です。
いろいろやってみましたが砂時計が意外とよかったです。砂がどんどんこぼれ落ちるので、「全部落ちる前にやってしまわないと!」と子どもなりにあせるようです。毎日やるとすぐに飽きてしまうので、ここぞ!というときに使っています。
アドバイス02
見るだけだよなどと許す形の言い方をする
三重県 ビッグママさん
うちは「お姉ちゃんのだからダメ!」と言って、さわらせないと大泣きされることが多いです。「これはお姉ちゃんのだから見るだけだよ」とか「使うのはお姉ちゃんだけど、1回だけならさわってもいいよ」とか、下の子にも許すような形で言うと、納得して聞いてもらえます。あとは、お姉ちゃんに「借りてもいいかな?」と聞いて、よければ下の子も使ってよし。貸し借りの練習にもなるので、二人の納得する形を探ってみてはどうでしょうか。
アドバイス03
空き箱と折り紙でまねっこの物を作る
大分県 ゆきとはるママさん
うちの娘(4歳)も兄(6歳)のまねをしたがります。特に小学校で使う道具がうらやましいようです。わが家では、空き箱とかわいい折り紙で工作して、まねっこをしています。お道具箱や筆箱は張り切って作って、満足していました。折り紙の他に、レースやリボンがあると、盛り上がるようでオススメです!
アドバイス04
○歳から、○○組から、という表現で説明する
神奈川県 あけびさん
わが家にも3歳と5歳の姉妹がいて、日々お互いをうらやましがり、「私も!」と大騒ぎです。わが家は日ごろから次のようにしています。
①「~は○歳から」「○○組から」という表現で、できない・もらえない理由を説明する。
②解禁するときは「○歳(○○組)になったから」という表現で説明する。
〝お姉ちゃん〟だけではなく、年齢やクラスを理由にすることで、少し受け入れやすくなったかなと思います。
アドバイス05
どうしてものときは「今回は特別だよ」と代用品を与える
福岡県 ミキティさん
うちは7歳の姉のものだということをしっかり伝えます。どうしても「同じものがいい!」と言い出したときは、代用できるものを「今回は特別だよ」と与えます。本人の気持ちも大切にしつつ、うまく理解させていきたいです!
編集者からのひとこと
他に、説明して我慢できたら折り紙細工などをあげる、「お姉ちゃんも○歳まで我慢したんだよ」と諭すという方も。少し時間がかかるかもしれませんが、お子さんに合った方法を試してくださいね。
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