
【濃い味付けを好むので、塩分の摂りすぎが気になります】について松丸 奨先生が回答! おすすめレシピ「秋鮭の梨ソース」
小学校管理栄養士・松丸 奨先生に聞く! 子育て家庭のごはん相談室
小学校管理栄養士の松丸 奨先生に、子どもの食についてのお悩みと解決レシピをご紹介いただきます。

松丸 奨(まつまる・すすむ)先生:文京区立柳町小学校 栄養士(栄養教諭・管理栄養士)
専門学校卒業後、栄養士として千葉県内の市立病院に勤務した後、2008年より栄養士として複数の小学校で給食の献立作成や調理、食育の授業などを担当。2013年「全国学校給食甲子園」で、2,266校の中から激戦を勝ち抜き初の男性栄養士による優勝を果たしたほか、農林水産省の和食給食有識者委員を務めるなど、「食事は子どもたちの夢や未来をつくる」をモットーに、子どもの食や栄養に関する啓蒙・啓発活動にも注力している。メディア出演や、給食に関する著書も多数。
子育て家庭のごはんQ&A「濃い味付けを好むので、塩分の取りすぎが気になります……」

しょう油や塩などの濃い味に慣れると、舌の味覚を感じるセンサーが麻痺し、味に対して鈍感になってしまいます。健康のためにも、味覚の感度を下げないためにも、小学生までは薄味を習慣にしてあげてください。
例えば、汁物なら出汁の旨味を効かせることで、コクの深い味わいになり、塩分が控え目でもおいしく感じられます。簡単な方法は、調理に使う水を「昆布水」に変えることだけ。水1Lに対して、乾燥昆布5×5cmを浸して一晩寝かせれば昆布水のできあがりです。みそ汁やスープ以外にも、カレーや肉じゃがなどにも使えます。
また、食卓上では子どもの手の届く場所に塩やしょう油の容器を置くことは避けましょう。使うときは、あらかじめ小皿に入れたり、ドレッシングなら先に和えたりして、適量を守らせるのが大切です。
塩分は慣れてしまうと過剰摂取へとエスカレートしやすく、健康を害するので注意したほうが良いことを、お子さんにも説明してあげてください。

薄味の習慣をつけましょう! 出汁を効かせた食事を作るのがおすすめです。

今回のレシピ「秋鮭の梨ソース」
松丸先生が作ってくださったポピフルオリジナルレシピを紹介します。
第3回目は、果物のさわやかな酸味と甘味をソースにした「秋鮭の梨ソース」です。梨ソースの酸味と甘みが料理にアクセントを与えるので、薄味でも食べ応え十分!


材料(3〜4人分)
秋鮭 3切れ
万能ねぎ 1本
【調味料】
梨 1/6切れ
玉ねぎ(小) 1/8切れ
しょうゆ 大さじ2
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 小さじ1/2
作り方
① 鮭を魚焼きグリルで両面焼いておきます。万能ねぎは斜めスライス切りにしておきます。
② フライパン(鍋)の中に梨と玉ねぎをすりおろします。
③ ②に残りの調味料を入れて、強火でひと煮立ちさせ、弱火に落として1分加熱します。
④ 火を止め、万能ねぎを入れて混ぜ、鮭にかければ完成♪
梨のフルーティな酸味と甘みをソースにします。
さらに玉ねぎを加えることで味に深みが出て、
調味料を入れたときにしっかりと混じり合い、食欲を高めます。
デザートに梨を一切れ取っておくといいですよ。
冬はリンゴでも代用できます♪

第4回は「市販のお菓子が大好きです。お菓子との上手な付き合い方を教えてください」というお悩みにお答えいただきます。次回もお楽しみに!
文:シガマサヒコ
イラスト:あんみ
編集協力:ホープ編集室
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子どもが濃い味付けを好むため、塩分の摂りすぎが気になります。やはり、薄味で作ったほうが良いのでしょうか?