毎日のことなのにどうしてできないの?  習慣づけのコツ

毎日のことなのにどうしてできないの? 習慣づけのコツ

先生の子育てインスタライブ

歯磨きや片づけ、勉強…、言ってもやらない、言わないとよけいにやらない。
生活や学習の習慣づけをどうすればよいのか、

村田稔子先生とお話し、相談するインスタライブを、4月10日(金)に開催しました。
参考になる話がいっぱいのライブアーカイブ動画と、お話のポイントをお届けします

習慣づけは難しい!

習慣づけは難しい!  再生時間2分30秒

  • 年齢や学齢から「これぐらいできるはず」と思って、子どもを追い立ててしまいがち。でも、子どもの成長には個人差があります。
  • 「ああしなさい 」「こうしなさい」と言ってしまい後悔。でも言わなかったら「しっかり習慣が身につくのか」が心配です
  • おうちの方の声~習慣づけに関するお悩み
    〇歯磨きする前に寝てしまう。晩御飯の途中から眠くなり寝てしまう。/0~1歳&2~3歳のおうちの方から〇自分で磨いてから、親が磨くをやっているんですが、自分で磨くことを最近は嫌がるようになり、こらー!と怒れば仕方なくするという感じです。/年少児のおうちの方から
    〇おもちゃを次々出してきてゴチャゴチャになってしまい、片付けられない。/年少児のおうちの方から
    〇やりっぱなしで次から次に出すので部屋が散らかってしまう。探し物が多い。/小2と小4のおうちの方から
  • 幼児の生活習慣では特に「歯磨き」と「片づけ」の習慣づけが難しいという声が多いようです。

  

▶歯磨きの習慣づけ

歯磨きの習慣づけ  再生時間5分47秒

  • 習慣づけはこちらの思うようには進まないもの。
  • 食事の途中で眠ってしまい、歯磨きしていないということは良く起こりますが、無理に起さず、まずは睡眠を大切に。
  • 子どもと一緒に買い物をし、子どもの好きな歯ブラシを2~3本準備して、「今日はどの歯ブラシにする?」と選ばせると歯磨きが楽しくなります。
  • 磨いている時には「奥歯が上手に磨けたね」「歯の後ろも磨けたね」などの声かけをして励ましましょう。
  • 歯磨きが終わった後、「気持ちよかったね」「すっきりしたね」と歯磨きしてよかった気持ちを言葉にして伝えましょう。
  • おうちの方の声~歯磨き習慣づけの工夫
    〇うがいをしてもらう。他の日はできるだけ歯磨きをする。/0~1歳&2~3歳のおうちの方から
    〇いかに怒らないようにするか、タイマーを設定して5分待つ。/年少のおうちの方から
  • 歯みがき」など、生活習慣に関する絵本を読んで、大切さを知らせる方法もあります。

おうちの方からの「歯磨き習慣づけ」におススメの絵本

むしばミュータンスのぼうけん (かこさとし/童心社)

〇子どもが口の中で虫歯菌が繁殖していることを気持ち悪いと思って、自分で歯磨きするようになりました。 親が磨くときも、今ミュータンスをやっつけると声かけると磨かせてくれました!

  

片づけの習慣づけ

片づけの習慣づけ  再生時間2分39秒

  • おうちの方の声~片づけ習慣づけの工夫
    〇おもちゃ箱を分類した。/年少のおうちの方から
  • 大きなかごや袋にまとめて入れることから始めて、慣れてきたら分類しながら片づけることをおぼえていきましょう。
  • 今まで遊んでいた続きに片づけを! 片づけと遊びは一つの流れの中に収めると良いです。
  • 例えば、運動会でよく行われる「玉入れ競技」は片かたづけまで競技になっています。
  • 音楽を鳴らして「この曲が終わるまでに片づけよう」「お母さんと競争だよ。ヨーイドン」などゲーム的要素を入れると楽しくなります。
  • 忙しくて一緒に片づけできない場合でも、「お母さんはこっちでお皿洗うから、あなたはお片づけね。ヨーイドン」というような声かけならできます。

片づけの習慣づけについては、以前のインスタライブ「我が家のお片づけ成長術」で詳しく取り上げています

「我が家のお片づけ成長術」はこちら

   

生活習慣をつけるには

生活習慣をつけるには  再生時間5分21秒

  • おうちの方の声~早寝習慣のお悩み
    〇お風呂のあとに製作をしだしたり、ボードゲームをやりたがったり、付き合うと寝る時間も遅くなり困っています。/小1&小4のおうちの方より
  • 寝る前は一日の中で一番ゆったりとした時間にすると、質の良い睡眠をとることができます。
  • 何時に寝るか、子どもと話をしながら決めておくことが大切です。
  • 寝る前に刺激の強いゲームは避けましょう。
  • ゲームや制作を続けていたいという気持ちを切り替えるためには、「時間だから寝なさい」だけでは難しく、工夫が必要です。
  • 「そろそろ読み聞かせの時間だよ」と次の行動へ導くことで、切り替えができます。
  • 「食事の後は歯磨き」「遊んだ後はお片づけ」「楽しい時間の後は読み聞かせ」というように、流れを切るのではなく、楽しく流れを作っていくことが生活習慣づけのコツです。
  • ハイハイしてた子が つかまり立ちしたら親は喜びます。一歩歩いたらまた喜ぶ。習慣づけも一緒、焦らずちょっとずつが大事です。

 

▶学習習慣をつけるには

学習習慣をつけるには  再生時間6分04秒

  • おうちの方の声~学習習慣づけに関するお悩み
    〇勉強、取り組む時間がバラバラです。またあわよくばしない、言われなければラッキーでしない日があります。/中学生以上のおうちの方より
    〇学習の時間が決まらない。/小6のおうちの方より
  • 小学生以上のおうちの方はほぼ全員学習習慣についてのお悩みをお持ちです!
  • 「いつ・どこで・何をする」を子どもと相談して決めることが大切。幼児や低学年の間は、おうちの方が提案して決めてあげましょう。
  • 「いつ」はできるだけ同じ時間が良いですが、習い事がある日など時間が違っても構いません。その日のスケジュールに合わせて計画し、予定を見える化しておきましょう。
  • 「どこで」はリビングのように、親の目の届くところ、見守れるところが良いでしょう。
  • 「しなさい」ではなく「しようか」を! 「やりなさい」では子どもはなかなか動きません。
  • おうちの方も読書や日記、家計簿づけなど“自分の作業”を始めて、「お母さんも始めるよ」と言うように声がけすると、それが自然な合図(トリガー)になります。
  • 「何を」は、毎日何をしようかと迷っている間にやる気がなくなります。やることが決まっていると始めやすいでしょう。
  • 「あなたは何からする?」と、相談し選ばせてあげる形にすると「やらされている感じ」が減って、自分から動きやすくなります。
  • 時間や内容などはスモールステップで「できること」から、「少し頑張ればできること」へと進めていくとうまくいきます。

学習習慣づけについては、こちらの記事『「言わないとやらない」「時間がない」…それでもできる学習習慣・学ぶ力の育て方』で詳しく取り上げています。

「学習習慣・学ぶ力の育て方」はこちら

  

リスタートできる力を!

リスタートできる力を! 再生時間2分06秒

  • 家庭学習が習慣になって、お子さんが自分から勉強し始めたとしても、そこで「もう大丈夫」とゴールにはしないことです。先のどこかで「しんどいな」と感じる時が来ます。そんな時をどう迎えるか、どう支えてあげるかが、とても大切なポイントになります。
  • たとえば、少しだけレベルを下げてみるのもいいですし、「今日は休もうか」と声をかけして、本当にやらない日にしても構いません。
  • 「今まで頑張ってきたのに、今日しなかったら台無しだよ。どうしてできないの」ではなく、「今まで頑張ってきたものね。やりたくない時もあるよね」と、先ずは子どもの思いを受け止めましょう。
  • そして、落ち着いた時、今後どうするかを話します。この時にも、「もう一度頑張りなさい」ではなく、子ども自身が「またやっていこう」と思えるような工夫をしましょう。
  • できなかったことを責めるのではなく、「じゃあどうしようか」と一緒に考えてあげてください。
  • 大切なのは「継続する力」だけでなく「リスタートできる力」です。休んだり、うまくいかなかったりしても、「じゃあまた始めようか」と思える体験が、これからの強さにつながっていきます。

  

まとめ~習慣づけ4つのコツ

まとめ 習慣づけ4つのコツ 再生時間5分43秒

習慣づけ4つのコツ

① スモールステップで進め、ゴールを示す
少しずつ難しく、「やった感」を持たせるのは大事です。
これがどこまで続くか見えないと、やる気がなくなる原因に。
② 何をするか・何ができたかを見える化
できたら花まるをつけてたりシールを貼ったりしましょう。
できたことが言葉だけでなく見える状態にあると、頑張れてる自分のことが認められます。
③ 結果ではなく過程に目を向ける
やろうとしたけど途中で嫌になったら、やろうとしたことの方をほめてあげる。
④ 途切れてもリスタート
「一度始めたらやり続けなきゃ」ではなく、「一度中断してもやり直せばいい」。
習慣に大切なのは継続と思いがちですが、再出発できる力も必要。

  

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