
イヤイヤ期、どう向き合う?~親の心が軽くなる子育て
先生の子育てインスタライブ
目次
2歳くらいの子どもに訪れるイヤイヤ期。
何でも「イヤ!」と言う小さなわが子に振り回されて困っていませんか?
どうすればラクになるのか? 具体的にできる実せん方法は?
3月19日(木)、認定NPO法人 子育て支援のNPOまめっこと名古屋市にて
「イヤイヤ期、どう向き合う?~親の心が軽くなる子育て」のテーマで講演会を開催しました。
インスタライブ配信もした教育対話主事・村田稔子先生のお話の動画とポイントをお届けします!
▶イヤイヤ期(2~3歳)ってどんな時期?
イヤイヤ期(2~3歳)ってどんな時期? 再生時間10分
イヤイヤ期は子どもの「成長の証」ってどういう意味?

〇2~3歳ってどんな時期?
- 自我が芽生えます。
自分でやりたい・自分で決めたいという気持ちが強くなる - 言語能力が発達します。
一語文「ワンワン」から二語文「ワンワン イル」へ
気持ちを表現する言葉は「いや」「なんで」など - 運動能力が発達します。
歩く・走る・ジャンプするなどの基本的な動作が安定し始め、
バランス感覚や筋力も徐々に向上していく - 手先の器用さが発達します。
積み木を積む、シールを貼る、クレヨンで線を描くなど、
簡単な道具を使うことができるようになる
この時期の子どもの脳はすさまじい勢いで成長をしています。
でも、脳の前頭前野が未発達なため、感情のコントロールが難しく、
思い通りにならないとすぐに感情が爆発します。
〇イヤイヤ期とは?
- 「子どもが言うことを聞かない」と感じる大人の立場から呼び方です。
- 子どもにとっては、もっと〇〇したい。自分でやりたい。あれが好き、これが嫌いということがはっきりしてきている時期=成長の証です。
イヤイヤ期=成長の証の理解を!
▶親の心が軽くなる3つのポイント
親の心が軽くなる3つのポイント 再生時間5分35秒
〇心を軽くするには?
- 自立の芽を見つける → 「イヤ!」は成長の証と思えること
- 完璧主義を手放す → 「今日はこれでOK」と考える
それは、どうしてもしなければならない事?
「まあいいか」の気持ちで気楽に!
例えば、ニンジンをどうしても食べない子どもに、無理に食べさそうとしなくてもよいです。今、ニンジンを食べることがその子の人生においてどれほどの意味があるのか?
それよりも、食べることの喜びを感じさせてあげたい。
- 感情のコントロールとセルフケア → 深呼吸と一人時間
親は決して大声で押さえつけようとせず、
心に余裕をもって子どもに接すること
引き寄せ、抱きしめ、親子の絆を強めることで、
心の成長期をいい形で乗り越えられます。
▶関わり方のポイント~言葉の力を伸ばす
関わり方のポイント~言葉の力を伸ばす 再生時間7分49秒
子どもは言葉で気持ち(自我)を伝えられません。だから「イヤイヤ」となる。
2歳の子どもが理解できる言葉は200から300語、これが3歳の時期にかけ多くの言葉を吸収、1,000語から1,500語に増えます。※個人差があります。
〇言葉の力を伸ばすには
家庭がいちばんの環境、日常生活の中で、たくさんの言葉をシャワーのように!
- 絵本の読み聞かせ ー 子どもと対話しながら読み進める
- 図鑑や写真集などを 一 一緒に見て、物の名前を知る
- 言葉遊びを取り入れる ー しりとり・なぞなぞ など
〇話しかける時に心がけること
- 否定的な言葉よりも肯定的な言葉を意識する
- 子どもの質問や投げかけに対して丁寧に答える
- 子どもの言葉に共感し、相槌をうつ
- 子どもが自分の思いを言葉で十分伝えられないときは、その気持ちを代弁する
積極的に話しかけ、やってみましょう!
▶関わり方のポイント~運動能力や手先の器用さを育てる
関わり方のポイント~運動能力や手先の器用さを育てる 再生時間2分43秒
また言葉だけでなく、運動能力や手先の器用さもどんどん発達していきます。
〇スキンシップで軽い運動
親子で楽しく気分転換!

〈そのほか〉
・ママの体を使って逆上がり~くるりんっぱ
・親子竹馬歩き~お父さんお母さんの足の甲に子どもが乗り、手をもって歩きます
〇手先の器用さを育てる
・積み木遊び
・シール貼り折り紙
・クレヨンや色鉛筆でお絵かき
親子で取り組むことで、信頼感や安心感が大きくなります。
親子で取り組むことで、子どもの脳はより活性化されます。

遊びの際には…
「一人で遊んでくれたら助かる」…、その気持ちはよくわかります。
でも、少しで良いので一緒に遊んでください。
最初にちょっとでもおうちの方が関わると、子どもの脳はより活性化するという脳科学者・篠原菊紀先生の研究結果もあります。
▶関わり方のポイント~声かけ、共感など実践的なヒント
関わり方のポイント~声かけ、共感など実践的なヒント 再生時間5分45秒
Q. 子どもがジュースをあのコップに入れようとしています。
どう声がけしますか?

ふだん、こんな声かけしていませんか?▼

一呼吸おいてから、こんな声かけを!▼

〇声がけで心がけたいこと
- できるかどうか大人が決めない
- 失敗を責めない
- 結果ではなく、やろうとしたことや頑張った姿を認める
- どうしたらいいかを話しあい、親子で一緒にやってみる
Q. 今日の買い物ではおやつは1つだよ」と事前に約束していたのに「これも買って~」と駄々をこねるとき、
どうしますか?

「もうって約束したでしょう」今日はダメよと抑え込むのも、
「反対にもう仕方ないわね」と買ってしまうのも良くありません。
〇声がけで心がけたいこと
- 決して大声で叱らないしゃがんで子どもの耳元でささやく
- 場所を変え、子どもが落ち着くまでそばに寄りそう

〇共感と提案をする

例えば、着替えのこんなシーンでは、

共感
子どもの思いを否定せず 共感する
でも、ダメなことはダメ。決してぶれない。
「これはいやなんだね」
「うまくできなくて悔しいね」
「ボタン止めるのってむずかしいよね」
選択
どうしたいのか、いくつか方法をあげ、子どもが選択する。
「どの靴下にする?」
「青い靴下と赤い靴下、どっちにする?」
「手伝おうか」
そして振り返り
やってみたことを振り返り、次へのやる気につなぐ。
「自分で決められたね。よかったね」
「前の日に一緒に準備しておこうね」
「頑張ったね」
「昨日より上手になったよ。明日はいくつできるかな」

▶ おやこが心穏やかに過ごすために~まとめ
おやこが心穏やかに過ごすために~まとめ 再生時間4分23秒
〇心から抱きしめることができる心と体を維持するために
親子が心穏やかに過ごせるためのセルフケア
- 感情のコントロール(深呼吸・アンガーマネージメント)を体得する
- 時には一人時間を作る
- 親の思いや悩みを共有できる場所を見つける

〇まとめ
- イヤイヤ期=成長の証
自己主張している様子を受け止め、共感するとともに、子どもの考えを言葉にする手助けをする - 親のしんどさは自然なこと
まず共感
子どもの思いによりそい、「まあいいか」の気持ちで乗り切る - 完璧を目指さず、工夫とセルフケアで乗り切る
自分を責めない、子どもを責めない
ちょっと一息、リフレッシュ
一番大切なのは・・・
「親が笑顔でいることが、子どもにとって一番の安心」
頑張りすぎず、楽しむ気持ちを忘れないで!

今回のインスタライブについて&ライブの後で…
今回の「先生の子育てインスタライブ」は、
地域や世代間をつなぎ、親子の成長を支援する認定NPO法人 子育て支援のNPOまめっこと、
名古屋市にて共催した子育て講演会1部配信のアーカイブです。
子育て支援のNPOまめっこは子育て支援の拠点を複数運営されるなど、名古屋市を拠点に活動されています。
また、インスタライブ配信した講演第1部の後の2部で、
会場参加のおうちの方たちと「子育て相談おはなし会」を実施。
「こんなときどうする?? どう考える」の疑問・悩みに関し、村田先生とおうちの方が話しあいました。
さまざまな「こんなときどうする? どう考える?」の疑問への先生の回答を、
『子育てナビ「あるある」相談室』にまとめています。
最新開催情報&ポピー教育相談について
先生の子育てインスタライブを、毎月開催しております!
最新の開催情報をご確認の上、ぜひ事前アンケートにご協力ください。
インスタライブへのご意見・ご感想
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子育てインスタライブは教職経験豊富なポピー教育対話主事の先生がお届けしています。
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