ついつい他の子どもと比べてしまいます

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ついつい他の子どもと比べてしまいます

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小2・女児のおうちの方

 ついつい他の子どもと比べてしまい、自分の子どもにイライラしたり、がんばれと追い込んだりしてしまうことがあります。そんな自分自身に落ち込んでしまいます。

教育対話主事からの回答

他の子どもと比べることは自然な反応

 「他の子どもと比べる」ことは誰にでもあり、決して悪いことではありません。他の子どもの成長や成果が気になるのは、親としてわが子の成長を願う自然な感情です。しかし、過度に比べてることは避けたいですよね。
そこで、3つのポイントがあります。

  • 「比べる」を「観察」に変える
  • 「比べる」よりも「応援」を意識する
  • 親が心に余裕を持つようにする

① 子どもを「比べる」から「観察」に変えよう

 他の子どもと「比べる」代わりに「観察」の視点を持つことで、お子さんの個性や強みに目を向けることができます。「うちの子は何が得意かな?」「どんなところが成長しているかな?」と考えることで、具体的なサポートができるようになります。
もし比べるなら、他の子どもではなく過去のお子さんと比べましょう

 他の子どもと比べると「もっと頑張ってほしい」と感じることが増えるもの。代わりに「どう応援できるか」を考えると、ポジティブな声かけができます。また、「今日はこんなことができたね」「少しずつ成長しているよ」と、小さな進歩を見つけて伝えることで、お子さんの自己肯定感を高め、親子関係も深まります。

③ 心に余裕を持つひとときを!

 子どもにイライラするのは、親自身が疲れているサインかもしれません。少しの時間でもいいので、散歩や趣味の時間を作るなど、リラックスタイムを設けてみましょう。子どもにもポジティブな接し方ができるようになるでしょう。

 他の子どもと比べる気持ちは自然なことですが、「観察」「応援」に意識を向けてお子さんの成長を支えましょう。また、ご自身のリラックスタイムも大切にしてくださいね。


回答担当:全家研ポピー対話主事
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