忙しくて親子の時間がなかなか取れません

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親子の時間がなかなか取れない、どう関わればいい?

親子の時間がなかなか取れない、どう関わればいい?

年長 男児のおうちの方

年長の息子がいます。共働きで、帰宅は18時過ぎ。そこから夕飯、お風呂、明日の準備…と毎日あっという間に時間が過ぎます。
本当はもっと一緒に遊んであげたいし、ゆっくり話も聞いてあげたい。でも現実は、「早くして」「時間がないよ」が口ぐせのようになっています。
甘えてきても、「ちょっと待って」「あとでね」と言ってしまうこともよくあります。寝顔を見ながら「今日もゆっくり聞いてあげられなかったなあ」「さみしい思いをさせているんじゃないかなあ」と心配です。
どのように関わってあげたらいいのか悩んでいます。

親子の時間がなかなか取れない、どう関わればいい?…へ教育対話主事からの回答

経験豊富な元小学校校長先生がアドバイスします!

 帰宅が18時過ぎ。そこから夕飯、お風呂、明日の準備…。気がつけば、もう寝る時間。もっと関わりたいのに」と思うのは、とても自然なことです。真剣に子育てをしているからこそ、出てくる思いです。
けれど、幼児期の土台づくりは、長時間いっしょに遊ぶことだけを意味するわけではありません。
保護者を対象にした調査(※)によると、親子の時間の長さよりも、どんな関わりをしているかが、子どもの心の安定に結びついている傾向が見られています。
忙しいご家庭だからこそ、意識したい4つのポイントがあります。

※令和6年実施のアンケート調査で見えた関わり方のコツを、こちら「1000人アンケートで見えた! 一緒の時間が少なくても、親子関係が良くなる関わり方」でご紹介しています!

一緒の時間が少なくても、親子関係が良くなる関わり方 記事はこちら


① 子どもの話を聞く――30秒でも“目を見て”が効く
 長い時間でなくて大丈夫です。「今日いちばん楽しかったこと、なに?」このひとつだけでもいいのです。
 大切なのは、ほんの少し手を止めて、目を見て聞くこと。そして、途中で評価やアドバイスを挟まず、「へえ」「そうなんだ」と受け止めること。
 “聞いてもらえた”という嬉しさが、子どもの安心感を大きくしていきます。

② ほめる・はげます――結果より“途中”に目を向けて
 忙しいと、つい「早くして」が先に出ます。だからこそ、意識してプラスの言葉を増やします。
「自分で靴そろえたね」
「昨日より早く準備できたね」
「がんばってるね」
 結果よりも、過程や姿勢に目を向けるのがコツです。認められていると感じる関わりは、子どもの自信や意欲を育てていきます。

③ 笑顔で接する―― “安心のサイン”が心に届く
 特別なことは必要ありません。例えば、帰宅して顔を合わせたとき、「ただいま」「おかえり」を笑顔で交わす。それだけで、家は安心できる場所になります。
 笑顔は、「あなたを待っていたよ」「大好きだよ」という何よりのメッセージです。

④ 一緒に楽しい体験を――“小さな思い出”を積み重ねる
 長時間の遊びでなくていいのです。
・お風呂で10秒数当てゲーム
・寝る前のジャンケン3回勝負
・洗濯物たたみを競争にする
“ちょっと楽しい”を毎日に散りばめてみましょう。親子で同じことで笑った記憶は、短くても心に残ります。後から振り返ったときに思い出すのは、実はこういう瞬間なのです。

 「早くして」と言ってしまう日もあります。疲れて余裕がない日もあります。
それでも、
「聞く」「ほめる」「笑顔」「一緒に」
という4つが日々の中に少しずつあれば、土台は十分育っていきます。
長い時間より、あたたかい瞬間です。子どもにはちゃんと伝わっています。今日の数分が、子どもの心の中で静かに積み重なっていきます。


回答担当:全家研ポピー対話主事
ポピーでは、教職経験豊富な対話主事先生が会員からのさまざまな子育て、家庭学習に関するお悩みにおこたえしています。

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