【子どもの食べ物の好き嫌い】について松丸 奨先生が回答! おすすめレシピ「焼きカレーパン」

【子どもの食べ物の好き嫌い】について松丸 奨先生が回答! おすすめレシピ「焼きカレーパン」

松丸 奨先生に聞く! 子育て家庭のごはん相談室

小学校管理栄養士の松丸 奨先生に、子どもの食についてのお悩みと解決レシピをご紹介いただきます。

子育て家庭のごはんQ&A「食べ物の好き嫌いは、なくしたほうがいい?」

食べ物の好き嫌いは、なくしたほうがいいのでしょうか?

 
 好き嫌いが少なければ食事をより楽しめるため、減らすに越したことはありません。いろいろな食材を食べることは健康面でも重要なので、少しずつ苦手な食べ物にチャレンジしてみてください。

 おすすめの克服法は、まず「ひと舐め」「ひと口」から始めることです。正直、食べ物をひと舐めしたくらいで味などほとんど感じません。それでも、嫌いなものをひと舐めできたことをほめられれば、子どもはうれしくなるし自信もつきます。

 ここでテーブルの上に「食べ物図鑑」もあるといいですね。今食べたものにはこんな栄養があって、あなたの体のここに届いて、こうなるんだよ。とわかりやすく教えてあげることができます。子どもは子どもなりに「なんで苦手な物も食べなきゃいけないの?」と疑問をもっています。それに具体的に答えてあげて、正しくほめる。この一連の流れが大切になります。今は子ども向けのふりがなのふってある本や、かわいいイラスト入りの本まで、さまざまなものがそろっています。お子さんと一緒に本屋さんや図書館に行って「食べ物図鑑」を探してみてくださいね。

 ちなみに、よく、嫌いな野菜を細かく刻んで見えなくして食べさせるという話を聞きますが、あまりおすすめしません。子ども自身がその食材を「食べられた」と認識し、達成感を得ることが大切なのです。

 子どもが嫌いな野菜については、切る大きさを変えるだけでも反応が変わることがあります。さらに、野菜は油やたんぱく質と相性が良いため、肉や魚、卵などと一緒に調理すると旨味が引き出され、特有の苦味も感じにくくなります。

 子どもが食べないからと、苦手な食材を全く出さないのはNG。切る大きさや調理方法などを工夫しながら、スモールステップで焦らず克服していってください。今は食べられなくても心配しすぎることはありませんよ。

今すぐ食べられないといけないわけではありません。焦らず少しずつ慣らしていきましょう。

子ども 好き嫌い克服 食べ物図鑑
「食べ物図鑑」があると食材の栄養素などがおうちの人も一緒に学べますね。

今回のレシピ「焼きカレーパン」

松丸先生が作ってくださったポピフルオリジナルレシピを紹介します。
第1回目は、お肉が苦手でも野菜が苦手でも一緒に楽しめる「焼きカレーパン」。
給食でも人気メニューのひとつです。カレーの香りにこころもおなかもワクワクしますね!

松丸奨 焼きカレーパン 給食 人気 好き嫌い克服 

コッペパン    4個
合いびき肉  150g
玉ねぎ     1/2個
人参      1/6本
仕上げのパセリ  少々

【調味料】
ケチャップ   大さじ1
中濃ソース   大さじ1
にんにくチューブ 3cm
しょうがチューブ 3cm
カレー粉(orパウダー)
       小さじ1/2

【衣用】
小麦粉      小さじ2
水        大さじ2
カレーパウダー  小さじ1/2
乾燥パン粉  大さじ3~5



② フライパンを強火で加熱し、油は使用せずに合いびき肉と①の野菜を炒めます。肉に火が通ったら調味料を入れます。(カレー粉は甘口と辛口があるので、ご家庭の好みに合わせてください)


③ パンの横から切り込みを入れ、②の具を塗るように入れていきます。小麦粉、水、カレーパウダーを混ぜ、具を入れたパンの表面に塗り、上からパン粉をかけます。


④ オーブントースターで2分。軽く焦げ目がつく程度まで焼けば完成♪ お好みでパセリをかけて食べてください。


揚げないで焼くのが給食流! 
炒め油も使用していないので、とってもさっぱりと食べられます。
具だけ入れて食べるようにすればもっと簡単に作れますが、
ひと手間かけて、パン粉の衣をまとわせて焼くことで
見た目も食感も満足度アップ
です。
ラップで包めばお弁当にも喜ばれますよ。


第2回は「食が細い・食べムラのある子どもにしっかり食べてもらう方法はありますか?」というお悩みにお答えいただきます。次回もお楽しみに!

文:シガマサヒコ
イラスト:あんみ
編集協力:ホープ編集室

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