❽“たまの手抜き”で報酬効果アップ ~子育てに効く!脳コラム10選

❽“たまの手抜き”で報酬効果アップ ~子育てに効く!脳コラム10選

篠原菊紀先生の脳コラム

子どもの記憶効率を高めたりスキル獲得を早める脳のドーパミンは、50~75%の頻度でほめられることで活性化する。


今回は、達成感や快いと感じたときの脳活動のお話です。ある実験結果をもとに、どんなふうに子どもと接するといいかのポイントをお伝えします。

ドーパミン報酬系反応のテスト

  • 40人の被験者を、対面やオンラインでの社会的交流から10時間隔離
  • 10時間の絶食
  • 社会的交流、食物、花の画像を見せ、そのときの脳活動を調査
    同時に、孤独感、食物への渇望、社会性への渇望について、その度合いを自己申告させる

短期的な社会的隔離は、社会性への渇望を引き起こす


篠原 菊紀(しのはら きくのり)先生

篠原 菊紀(しのはら きくのり)先生

公立諏訪東京理科大学 情報応用工学科教授(脳科学、健康科学)。東京大学、同大学院教育学研究科修了。『頭がいい子を育てる8つのあそびと5つの習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)。『子どもが勉強にハマる脳の作り方』(フォレスト出版)など著書多数。NHK夏休みこども科学電話相談など、TV、ラジオ、雑誌でもご活躍。

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