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相談:ひらがなに興味があるようですが、ひと文字も読めません

相談:ひらがなに興味があるようですが、ひと文字も読めません

子育てナビ「あるある」相談室 ~ポピー教育相談室から~

 息子は、文字に興味を示し、ひらがなを読みたいようですが、勉強という形だと興味をなくし、すぐ飽きてしまいます。読み方を教えても、翌日には恥ずかしそうにして、全然覚えていません。

年中・男児のおうちの方から

回 答

 遊びの中で文字に親しもう

 文字を読めない年中児はたくさんいます。幼児は「字が読めると楽しいな、面白いな」をきっかけとして、文字に興味をもち始め、覚えていきます。相談者様のお子さんには、読みたいという気持ちが芽生えていますので、それを上手に受け止めて、遊びの中で文字に親しんでいきましょう。「あいうえお…かきくけこ…」と読み方を教えても、幼児にとっては面白いことではなく、このような「勉強」はすぐに飽きてしまいます。
 自分の名前、おうちの人の名前、ペットの名前や、好きな動物の名前などは早く覚えます。このような、よく使う言葉や身近で興味に合う言葉を文字に書いてあげるといいですよ。絵カード(表に絵、裏に文字)やカルタも、遊びながら文字に親しめる良い遊びです。外出した時には、駅の名前や店の看板を見つけて「同じ文字見つけ」や「似た文字見つけ」で楽しめます。このように、遊び感覚で文字に慣れ親しむようにしていくことがポイントです。入学までにいくつかの字が読めるといいくらいの、ゆったりとした気持ちで一緒に楽しんでください。
 また、幼児にとっては「勉強」でなく「遊び」なので、読み間違ったときも、きびしく指摘したり言い直させたりせずに、正しく読めているときに、「そうだよ!」「すごいね!」「読めるんだね!」と声をかけるようにしてください。

回答担当:全家研ポピー対話主事
ポピーでは、教職経験豊富な対話主事先生が会員からのさまざまの子育て、家庭学習に関するお悩みにおこたえしています。

ポピー会員のおうちの方へ、お悩みの際はポピー教育相談をご利用ください。

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