
かぞえてみよう 「いろいろな かぞえかた」
かんたん べんり 出先でもできる ちょっと知的な親子あそび
目次
幼少期の子どもにとっては「あそびがまなび」です。
楽しく取り組んで好きになることがいちばん!
親子で楽しく、かんたんに取り組めて、まなびが好きになる遊びをご紹介していきます。
「いろいろな かぞえかた」にしたしむ
「いち、に、さん・・・じゅう」のかぞえ方だけでなく、
「ひとつ、ふたつ、みっつ…とお」のかぞえ方もしてみましょう。
昔ながらの「ひい、ふう、みい…」のかぞえ方もありますよね。
そのうち、漢数字の「二人」は「ににん」ではなく「ふたり」、
「五つ」は「ごつ」ではなく「いつつ」などの読み方も、むりなくできるようになります。
今回は、親子でためしてほしい「いろいろな かぞえかた」を紹介します。
知っておくと得することがいっぱい。
小学校に行ってからも、算数や国語で役立つ場面がたくさんありますよ。
● いつでもどこでも カウントごっこ
~「いろいろな かぞえかた」にしたしむために~
1.なんだん あるかな~「いろいろな かぞえかた」にしたしむ①
お散歩で階段に出合ったら、一緒に数えながら上り下りしてみましょう。

2.おふろフィニッシュ~「いろいろな かぞえかた」にしたしむ②
お風呂から上がる前も、よく温まるように数えますね。
今日はいくつまで数えようかな?

3.「こうたい カウント」
親子で一緒に数えるだけでなく、交代で続きから言う「カウントごっこ」にすると、あきずに楽しめます。
相手がどこで切るか、どきどきしながら聞いて続きを考えますよ。

4.おはじきとりゲーム~「いろいろな かぞえかた」にしたしむ③
※特におすすめ!
じゃんけんで勝った方がおはじきをもらうゲームです。
グーで勝ったら1つ、チョキなら2つ、パーなら5つもらいます。
たくさん取った方が勝ち!

おはじきの山がなくなったら自分が取った分を数えます。さて、どう数えるかな?

たくさんのおはじき、お子さんは一つずつ数えますよね。
そこで、おうちの方は、2とびの数え方「に・し・ろ・は(や)・とお)」や、
5とびの数え方「5・10・15・20…」で数えてみてください。

たくさんの物でも早く数えられることに、お子さんはびっくりしますよ。
2とびの数え方は九九の二の段と同じ、5とびの数え方は九九の五の段と同じです。
五の段は、時計の針を読むときにも役立ちます。
●かぞえかたもかっこよく
~「いろいろな かぞえかた」にしたしむために~
あめなら「3こ」、えんぴつなら「3本」、本なら「3冊」…と物によってつける言葉、数え方が違いますね。
このような言葉を助数詞(じょすうし)と言います。
日本語には、このような「かぞえかたことば」が数百もあるそうです!日本語のゆたかさにびっくりですね。

でも、よく使うものはそんなにたくさんありませんから、だいじょうぶ。
生活の中で、どんどんつかっていきましょう。
いつも「ひとつ・ふたつ・みっつ…」ではなく、
ものに合わせたことばづかい(数え方)ができていると、かっこいいですね。

「かぞえかた」だって、おうちの方の
「一緒にやろう!」「かわりばんこにやろう!」「かっこいい言い方ができたね!」
という言葉で、たのしいまなびに変身しますよ。
やってみてくださいね。