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POPY Novels 2
  • ソラシ(第一の質問)

    小説家になりたい夢を持った空志そらしの前に、妙な石が現れた。石は、科学が発達しすぎて人々が空想する力を失った未来から、空想を採取しにやってきたという。

  • ソラシ(太陽のつくり方)

    未来から空想を採取しにやってきた石の質問に答えることになった空志そらし。たまたま自力で空想の世界へ入りむ方法を見つけてしまったが、石が言うには危険な方法らしい。

  • ソラシ(雲の材料)

    未来からきた不思議な石の忠告を聞かず、自分の空想の世界に閉じめられそうになった空志そらしは、自分が意外にも現実の世界に未練を持っていたことを知る。

  • ソラシ(同志)

    石に空想を搾取さくしゅされることになった空志そらしは、小説家を目指す春日部かすかべの存在を気にしている。ある放課後、だれもが静止するはずの石の出現時に、なぜか春日部だけが動いていた。

  • ソラシ(飛行機雲)

    未来からきた石に空想を搾取さくしゅされている空志そらし。ひょんなことから春日部かすかべのノートを見ているうちに、空志は春日部の空想の世界へ入りんでしまった。

  • ソラシ(未知なる世界)

    春日部かすかべの空想の世界へ入りんでしまった空志そらし。不思議な世界で楽しく過ごすうち、城にいる女王の話を耳にする。女王に会ってみたい空志は、城へとやってきたのだった。

  • ソラシ(女王の悲しみ)

    春日部かすかべの空想の世界へ入りんだ空志そらしは、そこで彼女かのじょによく似た女王に出会う。また、自分のもとへ現れる石が、かつて自分が大切にしていた石であることを思い出して……。

  • ソラシ(新たな決意)

    春日部かすかべの世界にれたことや、兄と話したことで、空志そらしは自分のこれまでの生き方を改めて考えた。そして、どうしても春日部と話したくなった空志は、家を飛び出して……。

  • ソラシ(最後の質問)

ストーリー

空想好きな空志そらしのところに不思議な石が現れた。想像力をなくした未来の世界のために、空志の空想を搾取さくしゅしていくという。空志は石からの質問に回答することを通して、自分の空想の世界を作っていくが……。

メッセージ

作「たかはしみか」先生より

好きなこと、得意なことはあるけど、だれも認めてくれないから自信がない。そんな臆病おくびょうな自分をはげましてあげられるのは、自分しかいないのかもしれません。どんな自分も大事にしてほしいです。

作者紹介

たかはしみか/秋田県出身。現在は東京在住。少女マンガや、ゆるキャラが好き。「別冊マーガレット」は、中学から今までずっと買い続けている。

絵「井上恵美」先生より

多くの人が、自分には才能も自信もない……そんなにふうに思いつつ毎日努力しています。でも、好きなことなら時間も苦労も気にならないといいます。不安がちょっと楽しみに変わりませんか? 勇気を持ちたいですね。

作者紹介

いのうええみ/東京生まれ、東京在住。趣味は裁縫さいほう(特にぬいぐるみは型紙から自分で作るほど、現在はまっている)。レトロでかわいいものが好きで、昔の少女雑誌を集めている。

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