年末に見た「ポニー」というバンドの影響（えいきょう）で、楽器を始めたくなった奏（かな）。同じクラスの奏太（そうた）にベースを誘われる。しかも奏太の姉が「ポニー」のベースであることがわかった。

憧（あこが）れのバンド「ポニー」の練習を見に行った奏（かな）は、自分もベースを始めたいと強く思った。帰り道、偶然見かけたハルカを呼び止めると、彼女（かのじょ）の目から涙（なみだ）がぽろりとこぼれ落ちた。

奏太（そうた）にベースを弾（ひ）かないかと誘（さそ）われた奏（かな）。憧（あこが）れの「ポニー」の演奏を見て、やりたいと思い、母親に打ち明けたが反対される。しかし、奏太がいい方法を思いついたと言い出して……。

奏太（そうた）に誘（さそ）われ、ベースを弾（ひ）きたいと思うようになった奏（かな）。ところが母親に反対され、ベースを買ってもらえない。途方（とほう）にくれていたら、中古楽器店がベースを貸すと言ってくれて…。

奏太（そうた）に誘われ、ベースを弾（ひ）きたいと思うようになった奏（かな）。書店でドラムをやっている男子に会い、一緒（いっしょ）にバンドをやろうと誘（さそ）うが、奏が初心者だという理由で断られてしまう。

奏太（そうた）に誘（さそ）われ、ベースを始めた奏（かな）。ドラムをたたける男子に出会い、バンドに誘うが断られてしまう。ところが、奏太に連れられて行った先には、その男子がいて……。

奏太（そうた）の計らいでドラマーの緒方（おがた）くんと三人で演奏することができたが、その後何の進展もないままだった。ところが、緒方くんが奏（かな）に「話したいことがある」と言ってきて……。

緒方（おがた）くんが加わり、バンドを結成できた奏（かな）たち。しかし、当初の目標だった学校祭ライブは絶望的な状況（じょうきょう）に。そこへ、池野（いけの）さんからライブに出る方法があるということで……。

バンドを組んだはいいが、ライブをする場がない奏（かな）たち。そこへ、池野（いけの）さんが主催（しゅさい）する夏祭りで演奏しないかという誘（さそ）いを受ける。そして、ついにバンド名を考えることに……。

夏祭りのために、緒方（おがた）くんのお父さんに協力してもらうことにした池野（いけの）さん。しかし、実際に会った二人は、昔の知り合いだった様子だけど、仲が良さそうには見えなくて……。

紆余（うよ）曲折ありながらも、夏祭りの開催（かいさい）が決定した。この日の初ライブに向けて、練習を積んできた奏（かな）たちの三人。会場へ着くと、特設ステージが三人を迎（むか）えてくれた。