高校受験の勉強はいつから?
受験勉強の時期と学年別の勉強法
更新日:2026年09月24日
「高校受験に向けた勉強はいつから始めればいい?」
「中3になってからでも間に合う?」
「中1・中2のうちから何かしておいたほうがいい?」
など、高校受験を意識すると、勉強を始めるタイミングが気になる方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、本格的な受験勉強を始めるのは中3の春から夏にかけてが一般的です。志望校のレベルが高い場合や内申点を重視する場合は、中2の冬頃までに受験を意識した準備を始めておくと安心です。
一方で、受験勉強というと、入試に向けて特別な勉強をするイメージがありますが、中1・中2の普段の学習や定期テストに向けた勉強も、高校受験につながる大切な積み重ねです。
この記事では、受験勉強を始める時期の目安、学年ごとの勉強法と学習時間の目安、「中3から始めても間に合うのか」について解説します。
高校受験の勉強はいつから始める?受験勉強スタート時期の目安
高校受験を意識したとき、「いつから受験勉強を始めればいいの?」と気になる方も多いでしょう。
本格的な受験勉強を始める時期は、志望校のレベルや現在の学力によっても変わりますが、一般的には中3の春から夏にかけてスタートするケースが多いとされています。
部活動の引退時期や夏休みなどの長期休暇が受験勉強を始めるきっかけになることも多く、中3の夏までに本格的な勉強を始めるのがボリュームゾーンです。その一方で、難関校や上位校を志望する場合、内申点を重視する場合は、早い段階からの準備が有利になります。
受験勉強のスタート時期の目安をまとめると、次のようになります。
| 時期 | 取り組みたいこと |
| 中1・中2 | 学校の授業内容の理解と定期テスト対策。毎日の家庭学習の習慣づくり(受験を意識した特別な勉強はまだ不要) |
| 中2の冬頃 | 受験を意識し始める時期の目安。中1・中2の学習内容の振り返りを始めておくと安心 |
| 中3の春〜夏 | 本格的な受験勉強の一般的なスタート時期。総復習や志望校を意識した学習へ切り替える |
「受験勉強は○年生から」と考えるだけでなく、今の学年でできることから少しずつ始めていくことが大切です。ここからは、学年ごとの具体的な進め方を見ていきましょう。
【学年別】高校受験に向けた勉強の進め方と学習時間の目安
高校受験に向けて取り組みたいことは、学年によって少しずつ変わります。ここでは、中1・中2・中3それぞれの時期に意識したいポイントと、1日あたりの学習時間の目安を紹介します。
まず、学年別の学習時間の目安を表にまとめました。ここで紹介する時間は、文部科学省の調査などをもとにした一般的な目安であり、必ず守らなければならないものではありません。お子さまの学習状況や生活リズムに合わせて調整してください。
| 学年 | 毎日の家庭学習の目安 | 受験を意識した学習の目安 |
| 中学1年生 | 平日30分〜1時間 | 1〜1.5時間 |
| 中学2年生 | 平日1時間前後 | 1.5〜2時間 |
| 中学3年生 | 平日1.5〜2時間 | 2〜3時間(夏以降は3時間以上) |
毎日の家庭学習の目安は、学校の宿題や授業の復習を含めた時間です。最初から長時間を目指す必要はなく、無理なく続けられる時間から始めることが大切です。定期テスト前や長期休暇中は、普段より学習時間を増やして取り組みましょう。
中学1年生|学習習慣と基礎を身につける
中1では、小学校とは異なる学習内容や授業の進め方に慣れることが大切です。特に英語や数学などは、中1で学ぶ基礎がその後の学習にもつながります。
まずは学校の授業をしっかり聞き、帰宅後にその日の学習内容を振り返る習慣をつけましょう。学校の授業内容を理解し、わからないところをそのままにしないことが、受験に向けた基礎づくりになります。定期テストに向けて計画的に勉強する経験も、これからの家庭学習に役立ちます。
- 学校の授業内容を理解する
- 毎日の家庭学習(平日30分〜1時間)を習慣にする
- 定期テストに向けて計画的に勉強する
- わからないところをそのままにしない
中学2年生|苦手を残さず学習内容を積み重ねる
中2になると学習内容がさらに難しくなり、部活動など学校生活との両立も必要になります。忙しいからこそ、毎日の学習(平日1時間前後)を習慣として続けることが大切です。
また、中1で学んだ内容を振り返り、苦手な単元を確認しておくことも重要です。「苦手だから後回しにする」を繰り返すと、苦手な内容が増えてしまいます。教科書や教材を使って振り返ったり、先生に質問したりして、できるだけ早めに解消しましょう。
中3になってからまとめて復習するよりも、普段から少しずつ振り返っておくほうが取り組みやすいでしょう。また、中2の冬頃には受験を意識し始め、中3に向けて家庭学習のペースを整えておくと安心です。
- 中1・中2の学習内容を積み重ねる
- 苦手な教科・単元を確認する
- 定期テスト対策を継続する
- 中3に向けて家庭学習のペースを整える
中学3年生|受験を意識した学習へ
中3になると、いよいよ高校受験を具体的に意識する時期です。これまでに学習した内容を振り返りながら、苦手分野を重点的に復習していきましょう。
志望校を考えるようになったら、入試に必要な学習内容や今の自分の理解度を確認することも大切です。学校の授業や定期テストの勉強に加えて、受験を意識した学習(平日1.5〜2時間、夏以降は3時間以上が目安)へ少しずつ切り替えていきましょう。
- これまでの学習内容を総復習する
- 苦手分野を重点的に復習する
- 志望校を意識して学習する
- 入試問題などにも取り組む
中3から受験勉強を始めても間に合う?優先すべきこと
「中3になってから受験勉強を始めても間に合うの?」と不安に感じる方もいるでしょう。
本格的な受験勉強を始める人の多くは中3の春〜夏であるため、中3からのスタートは決して遅くありません。ただし、これまでの学習内容に抜けや漏れがあると、総復習に時間がかかります。限られた時間を有効に使うために、優先順位を意識した学習を心がけましょう。
遅めのスタートで優先するのは「総復習→苦手分野→過去問」
中3から受験勉強を始める場合は、次の順番で取り組むのがおすすめです。
- STEP1:基礎の総復習…中1・中2の学習内容を教科書や基本問題集で振り返る
- STEP2:苦手分野の重点対策…総復習で見つかった苦手単元を集中的に解消する
- STEP3:過去問・入試問題演習…志望校の出題傾向に慣れ、時間配分を身につける
基礎がおろそかのまま応用問題に取り組むと、なかなか解けずに勉強が嫌いになってしまうこともあります。まずは基礎の総復習から始めて、土台を固めることが結果的に近道になります。
中3の受験勉強のスケジュール感
中3の学習は、時期によって取り組むべき内容が変わります。
| 時期 | 取り組みたいこと |
| 中3の春〜夏 | 中1・中2の総復習。夏休みに苦手分野を集中的に解消する |
| 中3の2学期 | 志望校を決定し、過去問や入試問題演習を始める。内申点に関わる定期テストも大切にする |
| 直前期(冬〜) | 過去問演習を中心に、得点力を維持しながら本番に備える |
部活動を続けている場合も、引退時期に合わせて学習時間を増やせるよう、春〜夏のうちに学習ペースをつくっておくとスムーズです。
公立・私立の入試時期を把握しておく
受験勉強の計画を立てるには、入試の時期を把握しておくことも大切です。
公立高校の入試は1月下旬〜3月中旬頃、私立高校の入試は1月上旬〜2月中旬頃に実施されるのが一般的です。
※時期は地域や学校によって異なります。
志望校の出願期間や試験日、推薦入試の有無などを早めに確認し、そこから逆算して学習計画を立てましょう。
受験勉強に向けて身につけたい学習習慣
受験勉強をスムーズに進めるためには、勉強する内容だけでなく、普段からの学習習慣も大切です。
中1・中2のうちから、次の習慣を少しずつ身につけておきましょう。
毎日少しずつ勉強する
受験が近づいてから急に勉強時間を増やすよりも、普段から少しずつ勉強する習慣をつけておくほうが、学習を続けやすくなります。
最初から長時間勉強する必要はありません。学校の宿題や復習など、できることから毎日取り組んでみましょう。
勉強する時間を決める
「時間ができたら勉強しよう」と考えていると、つい後回しになってしまうことがあります。
夕食前や夕食後など、家庭の生活リズムに合わせて勉強する時間を決めておくと、机に向かうきっかけをつくりやすくなります。
「今日は何をするか」を決めてから始める
机に向かってから「何を勉強しよう?」と考えていると、勉強を始めるまでに時間がかかってしまいます。
「数学を○ページやる」「英単語を○個覚える」など、取り組む内容を具体的に決めておくと、迷わず始めやすくなります。
わからないところをそのままにしない
勉強していてわからないところが出てきたら、そのままにせず、教科書や教材を見直してみましょう。
その場ですべて理解できなくても、「どこがわからないのか」を把握しておくことが大切です。早めに確認することで、苦手が大きくなるのを防ぎやすくなります。
自分で勉強する力を身につける
受験勉強では、学校の授業時間だけでなく、自分で学習する時間も必要になります。
「今日は何をするか」「どこまでやるか」を自分で考えて勉強する経験を、中1・中2のうちから少しずつ積み重ねておきましょう。
保護者の方へ|家庭学習をサポートするポイント
受験に向けて家庭で勉強するときは、長時間机に向かわせることだけを目標にする必要はありません。
大切なのは、学校の学習内容を理解し、無理なく続けられる形で家庭学習を積み重ねることです。
ここからは、お子さまの家庭学習を保護者の方がサポートするときのポイントを紹介します。
まずは学校の授業の復習から始めさせる
家庭学習で何をすればいいかお子さまがわからない場合は、まず学校で習った内容の復習から始めてみましょう。
その日に学校で習った内容を振り返るだけでも、学習内容を定着させるきっかけになります。授業でわからなかったところを確認する時間にするのもよいでしょう。
無理のない学習時間から始める
最初から長時間勉強しようとすると、負担が大きくなってしまうことがあります。
まずは毎日続けられる時間から始め、慣れてきたら少しずつ学習量を増やしていく方法もあります。大切なのは、無理なく続けられることです。
何を勉強するかを具体的に伝える
「勉強しなさい」と言われても、何をすればよいかわからなければ、なかなか取り組めないことがあります。
「今日は英語の復習」「数学のワークを○ページ」など、取り組む内容を具体的にしておくと、勉強を始めるハードルを下げやすくなります。
教材を増やしすぎない
受験を意識すると、たくさんの教材を用意したくなることもあります。しかし、教材が多すぎると、どれから手をつければよいかわからなくなってしまうこともあります。
学校の授業やお子さまの学習状況に合った教材を選び、まずは一つひとつ着実に取り組むことを意識しましょう。
中学生の毎日の家庭学習に「中学ポピー」
高校受験に向けた学習では、中3からの受験対策だけでなく、中1・中2のうちから学校の授業内容を理解し、家庭学習を積み重ねておくことも大切です。
中学生向けの通信教材「中学ポピー」は、教科書に対応した教材で、学校の学習内容に合わせて家庭で取り組めます。毎日の予習・復習から定期テスト対策まで、普段の学習をサポートします。
2026年3月に実施した「中学ポピーご卒業アンケート」(有効回答数166件)では、81.3%の方が「受験勉強に役立った」と回答しています。中1・中2の段階からの家庭学習の積み重ねが、受験勉強にもつながったと感じていただけています。
9教科対応で内申点対策もバッチリ
中学ポピーは、主要5教科だけでなく、実技教科を含む9教科の定期テスト対策にも取り組めます。9教科に対応した『定期テスト対策予想問題集』は、定期テスト対策はもちろん、内申点対策にも役立ちます。コンパクトな暗記ブック『おぼえるモード』はテスト前の暗記学習に最適です。毎月お届けの『FRESTA』でも1年生から着実に高校入試の対策ができます。
98.8%が志望校に合格!
2026年3月に実施した「中学ポピーご卒業アンケート」(有効回答数166件)では、98.8%の方が志望校に合格したと回答しました。
また、同じアンケートでは、中3の11月号からお届けする入試対策特別号を、9月号や10月号から前倒しして活用した会員も35.5%にのぼりました。早い段階から受験を意識した学習に取り組むきっかけとして、中学ポピーを活用いただけます。
高校受験を終えたポピー会員のみなさんから届いた「高校合格体験記」は受験勉強で工夫したこと、ポピーの活用方法などが寄せられています。これから高校受験をひかえているみなさんも、先輩たちの受験エピソードや勉強方法、ポピーの使い方を読んで、ぜひ参考にしてくださいね。
まとめ
本格的な受験勉強は中3の春〜夏に始めるケースが多いものの、中1・中2の普段の学習も受験につながる大切な積み重ねです。
中1では学習習慣と基礎を身につけ、中2ではこれまでの学習内容を積み重ねながら苦手を残さないようにしましょう。中3から始める場合も、総復習→苦手分野→過去問の順で優先順位を意識すれば、十分に間に合います。
受験勉強を始める時期だけを気にするのではなく、今の学年でできることから、毎日の学習を積み重ねることが大切です。
「中学ポピー」は、教科書に対応した教材で、学校の授業に合わせて家庭学習に取り組めます。受験に向けた土台となる、毎日の学習習慣づくりにも活用できます。
高校受験に向けて、まずは毎日の家庭学習を見直してみませんか。
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