子供の習い事何がいい?人気習い事ランキング!
よかった/よくなかったのは?

更新日:2025年9月12日

   

子どもの習い事

子供の習い事は、体力やコミュニケーション能力を育むだけでなく、子供の興味や才能を引き出す手助けにもなります。
習い事を選ぶ際には、子供の性格や興味を考慮することが重要です。例えば、アートや音楽に興味がある子供には美術教室や音楽教室が適しているかもしれません。一方で、体を動かすことが好きな子供にはスポーツ系の習い事が向いています。また、親のサポートがどれだけ必要かも考慮し、無理のない範囲で選ぶことが大切です。
この記事では、人気の習い事や、習い事を選ぶ際のポイントについてみていきます。

子供にやらせてよかった人気習い事ランキング

子供にやらせてよかった人気習い事ランキング

2025年5月に「小学ポピー」会員さま対象に実施したアンケートによると、習い事で最も多かったのは「スポーツ・武道教室」で126人と半数以上を占めました。次いで「音楽教室」が63人、「英会話教室」が35人と、表現力や国際感覚を伸ばす分野も一定の人気があります。「学習塾」「そろばん塾」など学習系、「ダンス」など自己表現の活動も選ばれており、小学生の習い事は幅広い分野に広がっていることがわかります。

  1. 1位:スポーツ・武道教室 … 126人
  2. 2位:音楽教室 … 63人
  3. 3位:英会話教室 … 35人
  4. 4位:学習塾 … 20人
  5. 5位:ダンス … 16人
  6. 6位:そろばん塾 … 10人

※(回答数:219・複数回答あり)

男の子におすすめ!人気習い事ランキング

男の子の習い事では「水泳」が人気が高く、体力向上や全身運動、健康維持に役立つ習い事として選ばれています。続いて「サッカー」はチームでの試合や練習を通じて、協調性やチームワーク、体力を養える点が人気です。「武道(空手・柔道など)」は礼儀や精神力、集中力を身につける習い事として支持されます。「プログラミング」は論理的思考や問題解決力を伸ばせると注目度が高く、「学習塾」は基礎学力の定着や自己管理能力を高める習い事として一定の人気があります。男の子の習い事は、体力・精神力・学習力をバランスよく育てられる活動が選ばれていることがわかります。

女の子におすすめ!人気習い事ランキング

女の子の習い事では「ピアノ・音楽教室」が人気です。個人レッスンで楽器演奏を学ぶことで音感や表現力、集中力が育ちます。続いて「ダンス」「水泳」も上位で、バレエやヒップホップでリズム感や協調性を養ったり、水泳で全身運動による体力向上や健康維持が期待できます。さらに「英会話教室」はコミュニケーション力や国際感覚を高め、「書道」は集中力や忍耐力、美的感覚を育てます。女の子の習い事は、表現力・体力・学びのバランスを意識して選ばれていることがわかります。

人気の習い事、その効果について

子どもに人気の習い事には、それぞれに成長を支える効果があります。ここでは代表的なものを見ていきましょう。

水泳

水泳は子どもの習い事として男女ともに人気があります。水泳を通じて心肺機能を中心とした体力を鍛え、他の習い事では得にくい身体能力を養えます。月額費用は5,000円〜15,000円程度で、初期費用も比較的低く、子どもの初めての習い事として選ばれることが多いです。教室によっては送迎バスを用意している場合もあり、親が送り迎えする手間が省けるのも安心ポイントです。

音楽教室

音感やリズム感、表現力を育むことができ、集中力や持続力の向上にもつながります。月額費用は7,000円〜12,000円程度で、楽器や教材費が別途かかる場合がありますが、子どものころから音楽を習うことで身についた音感は、大人になって別の楽器を習う際にも役立つので、長期的な学びとして価値の高い習い事です。また、発表会やコンクールに参加する機会があることで、達成感や自信を得られるのも大きな魅力です。

ダンス

ダンスはリズム感や表現力を育むだけでなく、楽しみながら体を動かすことができるため、人気があります。ヒップホップやバレエなどさまざまなスタイルが選べるのも魅力です。月謝は6,000円〜10,000円程度で、発表会やイベントでの披露を通じて達成感や自信を養えます。グループレッスンでは協調性やチームワークを身につけられるのも特徴です。

英会話教室

英会話教室では、外国人講師や日本人講師と会話練習を通じて、語彙力や発音、コミュニケーション力を伸ばせます。月額7,000円〜15,000円が目安で、子どもの成長や学習ペースに合わせた指導が受けられます。グループレッスンでは他の子どもと交流しながら学べるため、協調性や聞く力も育ちます。

子供の習い事は意味がないこともある?

子供の習い事は意味がないこともある?

習い事自体は子どもにとって貴重な経験ですが、すべての習い事が必ずしも子どもに合うわけではありません。ここでは、子どもにとって習い事がうまく活かせない場合のポイントを挙げ、それぞれ解説します。

無理やりやらせている

親の意思だけで無理やり習い事をやらせている場合、子供のやる気が出ず、技術の上達や能力の向上が期待できません。子供が興味を持たない習い事は、ストレスの原因となり、結果的に無駄な時間とお金を費やすことになります。

習い事の数が多すぎる

習い事が多すぎると、子供の自由な時間や友達と遊ぶ時間が減り、ストレスが溜まります。多忙なスケジュールは、子供の心身に負担をかけ、習い事自体が苦痛に感じられることがあります。親も送り迎えや金銭面での負担が増え、習い事の意義を疑問視することが多くなります。

子供に合わない習い事をしている

子供に合わない習い事を続けることは、無駄な努力となることがあります。例えば、運動が苦手な子供にスポーツ系の習い事を強いると、自己肯定感が下がり、逆に興味を失ってしまうことがあります。子供の性格や興味に合った習い事を選ぶことが重要です。

      

子供の習い事を選ぶ際のポイントは?

子供の習い事を選ぶ際のポイントは?

子どもの習い事を選ぶ際には、いくつかの重要なポイントを押さえておくことが大切です。これにより、子どもが楽しく、かつ成長できる環境を提供することができます。以下に、習い事の選び方で押さえるべきポイントを詳しく説明します。

子どもの興味・関心を優先する

子どもが興味を持っていることを優先して選ぶことが重要です。興味がある分野であれば、子どもは積極的に取り組み、上達も早くなります。親の希望を押し付けず、子ども自身の意見を尊重しましょう。

継続できるペースかどうか確認する

習い事は週に何回、どのくらいの時間通うかをあらかじめ確認しておくことが大切です。子どもの体力や集中力に合わないスケジュールだと疲れてしまい、習い事が負担になりかねません。さらに親の送り迎えや月謝などの金銭的負担も考慮しましょう。親子双方にとって無理のないペースで続けられるかを確認することで、長く安心して習い事を楽しめます。

体験レッスンで雰囲気を確かめる

実際に教室の雰囲気や講師との相性を確かめることも大切です。体験レッスンを利用して、子どもが楽しめるか、無理なく続けられそうかを確認してみましょう。短時間でも体験することで、子ども自身の反応や興味度が分かり、入会後のミスマッチを防げます。

      

まとめ

子供の習い事は、選択肢が多岐にわたるため、子供の興味や性格に合ったものを選ぶことが重要です。「どんな習い事がいいのか」と悩む保護者は多いですが、答えは一つではありません。人気がある習い事には効果がありますが、子どもによって合う・合わないがあるのも事実です。口コミや体験談を参考にしつつ、まずは気軽に体験から始めてみてはいかがでしょうか。

監修者プロフィール
月刊ポピー 教育情報サイト

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