小学生の家庭学習、約36%が自主学習に悩みあり。
「やる気が出ない」「ネタが思いつかない」が課題の上位に
更新日:2026年07月15日
お子さまの学習習慣は、これからの学力を支える大切な土台になります。
なかでも学校から出される「自主学習」の宿題は、「何をテーマにすればいいのか分からない」「なかなか続かない」といった声も多く、お子さまだけでなく保護者にとっても頭を悩ませやすいものではないでしょうか。
ほかのご家庭では、どのように家庭学習を進め、保護者はどんなサポートをしているのでしょうか。
そこで今回は株式会社NEXER Groupと共同で、事前調査で「小学生の子どもがいる」と回答した全国の男女69名を対象に、「お子さまの自主学習・家庭学習の実態」についてのアンケートをおこないました。
調査概要
調査手法:インターネットでのアンケート
調査期間:2026年5月15日 ~ 5月23日
調査対象者:事前調査で「小学生のお子さまがいる」と回答した全国の男女
有効回答:69サンプル
質問内容
- 質問1:お子さまは家庭でどのくらい学習していますか?
- 質問2:1回あたりの家庭学習時間はどのくらいですか?
- 質問3:家庭学習の内容は何ですか?
- 質問4:「自主学習」について、お子さまが困っていることはありますか?
- 質問5:「自主学習」について、お子さまが困っていることはありますか?
- 質問6:その時、保護者としてどのようにサポートしていますか?
- 質問7:家庭学習で「リビング学習」を取り入れていますか?
- 質問8:家庭学習で「リビング学習」を取り入れている理由は何ですか?
- 質問9:家庭学習で「リビング学習」を取り入れていない理由は何ですか?
- 質問10:家庭学習でお子さまが集中できる環境づくりのために、工夫していることは何ですか?
- まとめ
質問1:お子さまは家庭でどのくらい学習していますか?(複数回答可)
まず、お子さまの家庭での学習頻度を聞いてみました。
最も多かったのは「毎日している」で47.8%でした。
次いで「週に数回している」が34.8%となり、合わせて82.6%のお子さまが週に複数回、家庭で学習に取り組んでいることが分かりました。
一方で、「まったくしない」は13.0%、「ほとんどしない」は7.2%となり、2割近くの家庭では家庭学習がほとんど行われていない実態も明らかになっています。
毎日の学習習慣が身についているお子さまが半数近くいる一方で、家庭での学びがまだ定着していないケースも一定数あり、ご家庭によって学習習慣に差が出ていることがうかがえます。
質問2:1回あたりの家庭学習時間はどのくらいですか?
続いて、1回あたりの学習時間についても聞いてみました。
最も多かったのは「30分~1時間未満」で53.6%でした。
次いで「30分未満」が39.3%、「1時間~2時間未満」が7.1%という結果でした。
9割以上のお子さまが1時間以内に家庭学習を終えており、長くても1時間前後というのが、多くのご家庭に共通する時間感覚のようです。学習の内容や進み具合によって差はあるものの、日々の生活のなかで、無理のない範囲で取り組んでいる様子が見てとれます。
質問3:家庭学習の内容は何ですか?(複数回答可)
続いて、家庭学習の内容について聞いてみました。
最も多かったのは「学校の宿題」で91.1%でした。
次いで「市販ドリル」が42.9%、「自主学習ノート」が26.8%、「通信教育」が25.0%、「タブレット学習」と「読書」がともに16.1%、「その他」が5.4%となりました。
学校の宿題を軸にしながら、市販ドリルや通信教育、デジタルツールなどを組み合わせて取り組むご家庭も少なくありません。
学習スタイルは多様化しており、お子さまの性格や得意・不得意に合わせて、それぞれに合った方法を模索している保護者の姿が浮かび上がります。
質問4:「自主学習」について、お子さまが困っていることはありますか?
続いて「自主学習」について、お子さまが困っていることがあるかどうかを聞いてみました。
その結果、35.7%が「ある」と回答し、3人に1人以上の家庭で、お子さまが自主学習に何らかの困りごとを感じていることが分かりました。
質問5:「自主学習」について、お子さまが困っていることはありますか?
では、具体的にどのようなことに困っているのでしょうか。
最も多かったのは「やる気が出ない」で25.0%でした。
次いで「ネタが思いつかない」が20.0%、「何をすればいいか分からない」「続かない」「集中できない」がそれぞれ15.0%と続き、「時間がかかる」と「その他」がそれぞれ5.0%でした。
自主学習では、そもそもやる気を引き出すことや、取り組むテーマを自分で決めることに難しさを感じているお子さまが多いようです。
「何を・どのように学ぶか」という入り口の部分が、大きなハードルになっている様子がうかがえます。
質問6:その時、保護者としてどのようにサポートしていますか?
続いて、保護者がどのようなサポートをしているのか、実際の声を聞いてみました。
- やるようには声掛けしている。(40代・女性)
- 見守っています。(30代・女性)
- どうにかして促して勉強させている。(40代・女性)
- ネタの提供、プリント作成、教科分けしたファイル作成など。(30代・女性)
- 何がやりたくない理由かを確認して改善する。(50代・男性)
- 横に寄り添ってお話しながらできるだけ一緒に取り組んでみる。(50代・男性)
サポートの方法は、声かけや見守りといったシンプルなものから、プリントを手作りしたり教科ごとにファイルを整えたりと踏み込んだ関わり方まで、ご家庭によってさまざまです。
お子さまの自主学習に丁寧に寄り添う保護者の姿が伝わってくる一方で、「お子さま自身が自分から学ぶ姿勢を育てる」ことの難しさは、多くのご家庭に共通する課題だといえそうです。
質問7:家庭学習で「リビング学習」を取り入れていますか?
続いて、家庭学習での「リビング学習」(リビングなど家族共有のスペースで学習すること)の実施状況を聞いてみました。
その結果、71.4%が「取り入れている」と回答し、7割以上の家庭でリビング学習が実践されていることが分かりました。
子ども部屋や個室ではなく、家族の気配が感じられる場所で学ぶスタイルが、多くの家庭に浸透しているようです。
一方「取り入れていない」は28.6%でした。
質問8:家庭学習で「リビング学習」を取り入れている理由は何ですか?
では、なぜリビング学習を選んでいるのでしょうか。
最も多かったのは「親が見守れるから」が67.5%でした。
次いで「質問にすぐ答えられるから」が47.5%、「子どもが安心して勉強できるから」が37.5%、「勉強部屋がないから」が27.5%、「習慣化しやすいから」が10.0%と続きます。
「親が見守れる」「すぐ質問に答えられる」といった保護者側のメリットだけでなく、「お子さまが安心して勉強できる環境」という点も、リビング学習の魅力として挙げられていることが分かります。
質問9:家庭学習で「リビング学習」を取り入れていない理由は何ですか?
リビング学習を取り入れていない家庭にも、その理由を聞いてみました。
最も多かったのは「勉強部屋の方が集中できるから」で50.0%という結果になりました。
次いで「テレビや生活音で集中しにくいから」と「親が見ていると子どもが嫌がるから」がともに18.8%、「机やスペースがないから」が12.5%、「その他」が6.3%でした。
お子さまの性格や住まいの環境によって、リビング学習が合うかどうかの判断は分かれます。落ち着いて集中できる空間を確保できるかどうかが、選択の分かれ目になっているようです。
質問10:家庭学習でお子さまが集中できる環境づくりのために、工夫していることは何ですか?(複数回答可)
最後に、家庭学習でお子さまが集中できる環境づくりのために、工夫していることについて聞いてみました。
最も多かったのは「一緒に勉強する」で32.1%でした。
次いで「スマホやテレビを遠ざける」が30.4%、「学習場所を固定する」と「特に工夫していない」がともに26.8%、「学習時間を決める」が25.0%、「ごほうびや目標を設定する」が10.7%、「机まわりを整理する」が5.4%、「アプリを活用する」が3.6%となります。
親子で一緒に机に向かうことで、お子さまに「今が勉強する時間」という意識を持たせる工夫が、多くのご家庭で取り入れられています。
また、「スマホやテレビを遠ざける」という物理的な環境の整備や、「場所を固定する」「時間を決める」といったルール化も上位に挙がっており、学習を習慣として根づかせるための仕組みづくりを意識しているご家庭が多いことがうかがえます。
一方で、26.8%が「特に工夫していない」と答えており、環境を整えること以上に、お子さま自身のペースを尊重するご家庭も一定数いることが分かりました。
まとめ
今回の調査では、82.6%のお子さまが週に複数回以上、家庭学習をしていることが分かりました。一方で、自主学習については35.7%が何らかの悩みを抱えており、「やる気が出ない」「ネタが思いつかない」といった声が上位に挙がっています。
また、リビング学習を取り入れている家庭は71.4%にのぼり、親子が近い距離でサポートし合う環境も広がっています。お子さまが自分から学ぶ力を育てるためには、学習内容のヒントや進め方を示してくれるツールや教材を上手に活用することも、ひとつの手段です。
子ども向け通信教育・家庭学習『月刊ポピー』は、創刊以来50年にわたり、「自ら学ぶ力」と「学習習慣」を身につけられる教材として、多くのご家庭で愛用されてきました。
ポピーでは、書いて学ぶ「紙での学習」を中心に、そのサポートとしてデジタルを取り入れた学びを提供しています。
幼児から中学生までの成長に合わせて、お子さまが自ら学ぶ力を育てたい方は、ぜひ『月刊ポピー』をご検討ください。
- ※引用元(PR TIMES)
- 株式会社NEXER・お子さまの自主学習・家庭学習の実態に関する調査
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